
Image by: mukasa
武笠綾子が手掛ける「ムカサ(mukasa)」が、2026年春夏コレクションから、ダブルラッセルを用いた無縫製ニットの新シリーズ「エピ(EPI)」を始動する。
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エピで展開する無縫製ニットには、国内でも台数が限られた希少な編み機を用いたダブルラッセルを採用。ジャカードの繊細な凹凸柄を再現することができる。また、生地特性として、優れた伸縮性と耐久性を備え、柔らかくなめらかな肌触りと、シワになりにくく自宅での洗濯が可能なイージーケアを両立させた。
ファーストコレクションでは、トップス、カーディガン、レッグウェアに加え、ブランド初となるカップが取り外せるインナーアイテムの14型を製作。身体に沿う、美しいシルエットでありながら、武笠らしいグラフィカルなディテールをニットに落とし込んだ。手書きのグラフィックも、ニットの畝ではなくセカンドスキンのようなフィット感を保ったまま再現できるのがこの製法の特徴だという。裁断してもほつれないため、襟ぐりなどに好みのカッティングを施し、カスタマイズすることもできる。
武笠は「ムカサのアイテムでは肌を見せるスタイルも多く、汎用性が高いインナーやランジェリーについては以前から構想していた。自分も年齢を重ね、華美なだけではなく、身体の自由や心地よさを保ったままファッションを楽しめるアイテムの必要性を実感した」と新シリーズの経緯を語った。
価格帯も2〜3万円台とアフォーダブルに設定。今後はシーズンを問わない普遍的なアイテムとして、徐々に型数を拡充しながら、ブランドのシグネチャーとして継続していく。また、卸先はムカサのメインラインの取引先に絞らず、幅広い販路を検討するという。
最終更新日:
■ムカサ:公式サイト

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