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ルーブル美術館のモード展「ルーブル・クチュール」 7カ月間で来場者100万人超え

Image by: 同館史上2番目の動員記録となった

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ルーブル美術館のモード展「ルーブル・クチュール」 7カ月間で来場者100万人超え

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 【パリ=松井孝予通信員】ルーブル美術館で開催されたモード展「ルーブル・クチュール」が8月24日に閉幕し、7カ月間で105万9205人が訪れた。19年に開かれたレオナルド・ダ・ビンチ展に次ぐ、同館史上2番目の動員記録となった。

 同展は、「ディオール」「シャネル」「コムデギャルソン」など約45のメゾン・デザイナーの99点を、リシュリュー翼の装飾美術部門のコレクションと並置。年代順ではなく、18世紀室内装飾や絵画と現代モードを対話させる構成が特徴だった。

 ローランス・デ・カール館長は「この成功は単なる記録更新ではなく、観客との関係性を刷新し、時代に即した美術館の役割を示すもの」と強調。キュレーターを務めたオリビエ・ガベ装飾美術部門長も「モードをきっかけに若い世代がコレクションへ新たな視線を注いだことが最大の成果」と述べた。

 来場者の約3分の1は若年層とされ、従来来館者が限られていた装飾美術部門に新たな流れを呼び込んだ。ファッションを切り口にすることで、同美術館が潜在的な来場者層を開拓し、ファッションとの協働が双方の価値を高めるモデルとなることを裏付けた。

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