コペンハーゲン発のホームウェアブランド「テクラ(TEKLA)」が、アイルランドの陶芸家 サラ・フリン(Sara Flynn)の磁器に収めたキャンドルコレクション(270g 4万円、リフィル 1万2000円)を9月29日に発売する。3種の香りを揃え、公式オンラインサイトとパリのポップアップストア、コペンハーゲンの店舗で取り扱う。同コレクションの発売により、テクラは香りのカテゴリーに参入する。
ADVERTISING
香りは、フランスの調香師が開発した「ヴァスタ(Vasta)」、「コードー(Kōdō)」、「フロール(Flore)」を用意。ヴァスタは、深くスモーキーな香りにフレッシュな木の香りが重なり、薪サウナで立ち上る熾火を思わせ、ユーカリがこの奥行きのある香りに清涼感を与える。コードーは、お香の香りが立ち上る寺院の空気をイメージし、甘さとスパイスが織りなすウッディな香調で、カルダモンやキャロット、イチジクが広がる。フロールは、午後の太陽の中を吹き抜ける草原の風のような、明るくフローラルな香り。シトラスとベルガモットの爽やかさに、植物や花のノートが加わり、自然のフレッシュさを表現する。
テクラの創業者でクリエイティブディレクターのチャーリー・ヘディン(Charlie Hedin)は、「香りの開発は、ブランドのストーリーにインスピレーションを与えてきた場所や記憶の本質を捉えようとする、とてもパーソナルな経験だった。この取り組みを通して生まれた3つの香りを誇りに思う。この香りが私たちだけでなく、お客さまの心にも響くことを願っている」とコメントした。
サラ・フリンは「テクラとのコラボレーションは、刺激的な挑戦だった。私の一点物の彫刻的な器の複雑な折り目や輪郭を、実用的なオブジェクトに落とし込むというプロセスは、私にとって新たな創造の領域への挑戦。テクラや製造チームと密接に連携することは、最終的な形を実現する上で不可欠だった」と製作時の苦労を語った。
同コレクションは、パリ ファッションウィーク期間中のポップアップストアでローンチ。19世紀の薬局を彷彿とさせ、パレ・ロワイヤルの古典的な優雅さを感じさせる空間で、香りとブランドの世界観を体験することができる。
最終更新日:
◾️パリ ポップアップ概要
期間:2025年9月29日(月)〜10月3日(金)
場所:44 Rue Sainte-Anne, 75002 Paris, France
時間:10:00〜19:00
◾️テクラ:公式サイト

Image by: テクラ



フロール


ヴァスタ



コードー





サラ・フリン







ADVERTISING
RELATED ARTICLE
関連記事
RANKING TOP 10
アクセスランキング

世界のデニムマニアが注目する「フルカウント」のジーンズ 売上高は5年前の3倍に