チャンピオンが50年代のアーカイヴを完全復刻　「リバースウィーブ®」製法やディテールを忠実に再現

Image by: CHAMPION

　ヘインズブランズジャパンが運営する「チャンピオン（Champion）」が、ブランドのアーカイヴを忠実に再現するライン「トゥルートゥーアーカイブス（TRUE TO ARCHIVES）」の新作アイテムを10月10日に発売する。チャンピオン公式オンラインストアのほか、原宿、心斎橋、堀江、京都、福岡の直営店、一部の卸先セレクトショップで取り扱う。

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　「トゥルートゥーアーカイブス」は、2019年にブランド創設100周年を記念し始動したライン。時代ごとの素材やシルエット、ディテールまで精緻に復刻することで、チャンピオンが培ってきたクラフトマンシップを体現する。古着マーケットが盛り上がる中で、若い世代を含めてチャンピオンのアーカイヴ商品への注目が高まっていることにも対応する。

　新作アイテムでは、1950年代のアスレチックラインを復刻。裏起毛素材を二重構造にした「ダブルシックネス」仕様による、高い保温性が特徴という。旧式シンカー編み機で編み上げた、独特な風合いを備えたコットン100％の肉厚生地にヴィンテージ加工を施し、経年変化を思わせる色合いや質感を追求した。

　フード付きパーカーは、脇接ぎのない丸胴仕様や筒状の袖リブ、首周りのリブにフードを挟み込んだ「後付けパーカー」と通称されるディテール、首元の前後に入れたガゼットなど、1950年代の仕様を復刻した。価格は5万3900円。クルーネックシャツは、チャンピオンが1952年に2度目の製法特許を取得した「リバースウィーブ®（REVERSE WEAVE®）」製法を採用。タグの四方を縫い込んだ「タタキタグ」と呼ばれるディテールや、「リバースウィーブ®」のパテントナンバーを表記した襟ネームなども忠実に再現している。価格は4万2900円。