
NFT(非代替性トークン)を活用した、スニーカーおよびファッションプラットフォーム「アーティファクト(RTFKT)」の共同創設者のブノワ・パゴット(Benoit Pagotto)が41歳で死去した。パゴットや3Dデザイナーのクリス・リー(Chris Le)とともに共同で創設したスニーカー職人出身のスティーブン・ヴァシレフ(Steven Vasilev)が、自身のXでアメリカ・フロリダ時間10月12日に明かした。
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パゴットは1984年生まれ、フランス出身。パリのセレクトショップ「コレット(Colette)」でキャリアをスタートし、その後、複数の広告代理店を経てロンドンに拠点を置くeスポーツ企業の「フナティック(Fnatic)」でマーケターを勤めた。
アーティファクトは2020年1月に創業。2021年には「ナイキ(NIKE)」がアーティファクトを買収した。村上隆や「リモワ(RIMOWA)」、「レクサス(LEXUS)」などとコラボレーションを行うなど、メタバース分野の強化を図ってきたが、コロナ禍で加熱したNFT市場は供給過剰により成長が鈍化。2024年10月、ナイキの新CEOにエリオット・ヒル(Elliot Hill)が就任すると事業の優先順位の見直しを行い、2025年1月にサービスを終了した。
同氏は、2022年にイギリスのファッションメディア「ビジネス・オブ・ファッション(The Business of Fashion)」による「BoF 500」に選出されていた。
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