「コム デ ギャルソン・パルファム（COMME des GARÇONS parfums）」が、ニューヨーク発のファッションブランド「ヴァケラ（VAQUERA）」との初コラボレーションによる新フレグランス「ヴァケラ クラシック ペルデュ（Vaquera Classique Perdu）」（30mL 1万3500円）を発売する。阪急うめだ本店とDOVER STREET MARKET GINZAで先行販売中で、11月21日にコム デ ギャルソン・ポケットほか、パルファム取扱店で発売する。なお、ヴァケラがフレグランスを手がけるのは今回が初となる。

　ヴァケラ クラシック ペルデュは、調香師 スージー・ル・ハレー（Suzy Le Helley）が担当。かつて知っていたのに忘れてしまい、ある日ふと、スリフトショップのクリアランス棚の奥で再び出会うような香りをイメージした。90年代のファッション誌の香水広告の匂いや、シャワーの後の乾いた髪の香り、子どもの頃の車のエアコンの匂い、そして夏の噴水の金属的なきらめきといった、記憶と結びついた奇妙なロマンス、そして、それらを再発見するときめきを呼び覚ます。

　ハーバルなラバンディンや、青々としたトマトリーフ、マーカーのアコード、カシスで幕開け、やがてクラリセージ、アイリス、ソーラーローズの爽やかかつ軽やかな香りに移り変わる。最後はスチラックスレジン、サンダルウッド、シムペップ、エヴィルニール、スエードアコードの、甘さと温かさが共存する落ち着いた香りで締めくくる。

　なお、パッケージは、バーコードなど数々のラベルを張り付けたようなプリントを施した。

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