インサイド

　2025年に創業15周年、日本上陸10周年を迎えたアルゼンチン発フレグランスブランド、フエギア 1833。日本では東京・六本木のグランド ハイアット 東京からスタートしたため、当初は“知る人ぞ知る”的なブランドだったが、その独特な世界観がオピニオンリーダーの支持を得てじわじわと人気が高まり、サロン ド パルファン 2022ではトップセールスを記録。23年に麻布台ヒルズ、25年には大阪・大丸心斎橋店に大型店舗をオープンして驚かせた。　「創業から15年、好奇心に突き動かされ続けた旅といえるかな。自然は無限の世界だから常に前に進められる。毎日が学びの連続で絶えず成長し、拡張してきたと思う」とベデルは振り返る。　「植物の香りがヒトの体や脳、記憶、睡眠にもたらす本質的でパワフルな効果にはいいものも悪いものもあることがわかってきたし、機器が充実してきたラボでのさまざまなリサーチは、確実に新たなアイデアにつながっているね」　ミラノにあるラボを訪れたことがあるが、調香はもちろん、フレグランスを収めるウッドケースに使う木版を自ら削り出し、ペイントし、手際よく組み立てていたのを見て驚いた記憶がある。　「僕の場合、植物原料のリサーチから蒸留、製品開発、ストーリー設計などすべてを自分でやっているから、製品化まで速いんだよね。マーケターもコンサルタントもいないし（笑）。カスタマーの声をダイレクトで聴くことができて、必要があればすぐに調整する。何をどう修正すればいいかは自分でわかるから。ブランドは極めてオーガニックに成長していると思う」　ベデルを単なるフレグランスブランドの創業者兼調香師と呼ぶには不十分だ。店舗デザインや設計、さらに店内にディスプレイされているギターもベデル自身が制作し販売している。実は彼の父は彫刻家・画家・写真家・建築家、祖父は作家・詩人・法律家・アートコレクター、曽祖父は小説家・医師、高祖父は昆虫学者・作家という華麗なる一族に生まれ育った希代のクリエイター。だから彼の悩みの種が常に「人材」であることはやむを得ないだろう。　「マネージメント業務は最もストレスフルで労力が要る。チームと話し合いながら進めているけれど、いろいろと学ぶところは多いね」　11月には世界で14番目となる店舗をロンドン・マウントストリートにオープン、そして南カリフォルニア最大級の高級ショッピングモール「サウスコーストプラザ」にもまもなく出店予定、さらにメキシコ、中国と着実に拡大中だ。　ところでフエギア 1833では店舗を“ギャラリー”、ショップスタッフを“ギャラリスト”と呼んでいる。　「これは香りへの敬意を表しているんだ。いわゆる美術ギャラリーと同じで、香りを聞くことに集中してもらう空間。経験が第一義で購入は二の次。もちろん買ってもらったほうが嬉しいけど（笑）。だからショップスタッフも単にスペックを説明する人ではないからギャラリストと呼んでいるよ」　「製品化まで速い」と認めるベデルのクリエイティビティが尽きることはなく、2026年も新作が続々と控えている。　「まずは『ドゥラズノ』。これはお茶のような香りがほしいという日本からのリクエストをヒントに生まれた香り。“ドゥラズノ”とはスペイン語の“桃”で、スペイン産の桃に葉の青々しさと日本産のスイカズラの花の香りを加えている。ピーチとスイカズラは分子構造が似ていて相性がいいんだ。ただフルーティなだけではない、お茶からピーチの香気が立ち上るような、透明感があって使いやすくて、でも深みのある繊細な香りに仕上がった自信作だよ」　「その次は『ロンロコ』。これはアルゼンチンの弦楽器の名前なんだけど、グスターポ・サンタオラヤ（Gustavo Santaolalla）というアルゼンチン出身のミュージシャンとのコラボレーションなんだ。彼は作曲家でもあって、彼が楽曲を提供した『ブロークバック・マウンテン』や『バベル』、プレイステーションの人気ゲーム『The Last of Us』で効果的に使われている楽器といえばわかるかな」　誰にも真似できないユニークなアプローチで香りの世界を探求するジュリアン・ベデル。香りの分子という言語を巧みに操り、ギターを爪弾くように繰り出す美しき香りの調べに心を委ねてみて。

FUEGUIA 1833

Beauty

【香水連載 vol.32】希代のクリエイター、ジュリアン・ベデルの現在地

【2025年ベストバイ】VOCE イノベーションプロデューサー三好さやかが今年買って良かったモノ

CICAは外部刺激による炎症を、初期段階でケアする成分　CICAはセリ科の植物「ツボクサ」由来の成分で、古くからアジア各国の伝統医学で用いられてきました。「アシアチコシド」「マデカッソシド」など、複数の成分から構成されており、主な働きは「外部刺激を受けた肌を、穏やかに整えること」です。CICA成分は炎症を初期段階で防ぐ働きがあり、敏感肌はもちろん「健康な肌」や「エイジングサインが気になる肌」にもおすすめです。アイテムは一般的なスキンケアと同じく、「肌質」に合うテクスチャーで選ぶのが正解です。特に敏感肌の場合、低刺激設計かつ敏感肌用にテストされているかを確認しましょう。「CICA」配合コスメ6アイテムを編集部がピックアップ！独自のシカコンプレックスを採用。CICAブームを牽引する名作  　韓国発のグローバルブランド「ドクタージャルト（Dr.Jart＋）」のシカペア シリーズは、世界各国でCICAブームを牽引する存在です。特に「シカペア インテンシブ S リペア クリーム」は、韓国や日本において数々のベストコスメを受賞したベストセラー。マダガスカル産の高品質なツボクサエキスを使用し、その他にも厳選されたツボクサ由来成分を複数ブレンドした「シカ コンプレックス」を配合しています。なめらかな感触で肌を包み、CICA成分を独自のテクノロジーで肌に届け、揺らぎやすい肌を穏やかに整えてくれます。低分子で高純度のマデカッソシドを配合した大容量マスク  　世界44ヶ国以上で展開する、韓国発のダーマコスメティックブランド「メディヒール（MEDIHEAL）」。日本限定の「マデカッソシド ブレミッシュマスク 30枚マスク」は、韓国のヴィーガン認証を得た肌触りの柔らかなシートに198時間かけた低温抽出製法により、丁寧に抽出された純度98％で低分子のマデカッソシドを配合しています。ツボクサ由来の成分10種を組み合わせた「シカ10Xリポソーム」が、肌を潤いで満たし、透明感にもアプローチ。大容量で毎日惜しみなく使える点も魅力です。濃密な感触で肌をシールドする、世界売上No１クリーム  　ロレアルが展開するスキンケアブランド「ラ ロッシュ ポゼ（LA ROCHE-POSAY）」の中で、世界各国において売上No1のアイテムが「シカプラスト リペアクリーム B5+」です。シアバターを用いたバームテクスチャーは、コクがありつつも肌の上をなめらかに広がる感触が印象的。ツボクサ由来の成分や、肌表面の常在菌に注目した独自成分の「トリバイオーマ」を配合し、ダメージの要因に迫ります。敏感肌にも使える低刺激設計で、まるで第２の皮膚のように、刺激の要因から肌を守る働きも。肌表面のpHを弱酸性に保つ、CICAを高濃度配合した美容液  　韓国のアモーレパシフィックが展開するダーマコスメブランド、「エストラ（AESTURA）」で人気を誇る「エイシカ365」は、肌のpHバランスに注目したシリーズです。マデカッソシドやTECAに加え、ビタミンC誘導体など複数の成分を組み合わせた独自の「pH4.5CICA」を配合しています。中でも「トラブルリリーフセラムpH4.5」は、このpH4.5CICAをシリーズ最高濃度で配合し、肌表面を弱酸性に保ちながら肌荒れをケア。みずみずしい感触で、乾燥やくすみを防ぎ、肌を健やかに保ちます。シュッとひと吹き、CICA成分とビタミンCをチャージ  　コーセーコスメポートが展開する「タイガレイド（TIGERAID）」の「ウォーターミスト V」は、ツボクサ由来のCICA成分と、各種ビタミンを融合した化粧水です。CICA成分が肌荒れをケアし、同時にビタミンC誘導体、ビタミンB6、レチノール誘導体（ビタミンA）が、キメや毛穴にアプローチ。ふんわりした肌あたりのよいマイクロミストと低刺激設計により、揺らぎがちな肌にそっと寄り添います。朝晩の保湿はもちろん、日中乾燥が気になる時や、メイク直し後の仕上げとしても活躍してくれそう。睡眠研究から誕生！ひと晩中肌を穏やかに保つマスク  　20年以上にも及ぶ「睡眠と肌」の研究から誕生したのが、アモーレパシフィックが手掛けるグローバルブランド「ラネージュ（LANEIGE）」の「シカスリーピングマスク N」です。マデカッソシド、アシアチコシド、ツボクサ花/葉/茎エキスからなる「シカリペアコンプレックス」が、揺らぎやすい肌を穏やかに整えます。同時に独自成分「Sleeptox」が、睡眠中の肌に潤いを与えながら、引き締める働きも。手の温もりでとろけるバームテクスチャーで、ひと晩中乾燥から肌を守り、翌朝にはヘルシーな質感が手に入ります。（企画・編集：FASHIONSNAP）■成分連載 第1回（上）：「ビタミンC」の働きって？　濃度が高いほうが効く!? 第1回（下）：注目の「ビタミンC」コスメ5選を紹介！　成分専門家に賢い選び方を聞いた 第2回（上）：「レチノール」の働きを徹底解剖　実はシミやニキビにも効く!? 第2回（下）：話題の「レチノール」コスメ6選　成分ハンターに賢い選び方を聞いた 第3回（上）：実は保湿だけじゃない？　意外に知らない「ヒアルロン酸」の働き 第3回（下）：注目の「ヒアルロン酸」コスメ5選　専門家に賢い選び方を聞いた 第4回（上）：敏感肌にもオイリー肌にも必要！　「セラミド」って何がスゴイ？ 第4回（下）：注目の「セラミド」コスメ5選　専門家に賢い選び方を聞いた 第5回（上）：今、注目の「アゼライン酸」　ニキビや毛穴に効くってホント？ 第5回（下）：注目の「アゼライン酸」コスメ6選　専門家に賢い選び方を聞いた 第6回（上）：「トラネキサム酸」を徹底解剖！　シミにも肌荒れにもいい理由とは？ 第6回（下）：注目の「トラネキサム酸」コスメ7選　専門家に賢い選び方を聞いた 第7回（上）：シミ・シワ・肌荒れ、3つの肌悩みに効く優等生　話題の「ナイアシンアミド」ってどんな成分？ 第7回（下）：注目の「ナイアシンアミド」コスメ6選　専門家に賢い選び方を聞いた 第8回（上）：多種多様な働きで肌や髪をケア　「ペプチド」の働きにフォーカス 第8回（下）：【成分連載】注目の「ペプチド」コスメ６選　専門家に賢い選び方を聞いた

Dr. Jart+

LA ROCHE-POSAY

LANEIGE

AESTURA

MEDIHEAL

【成分連載】注目の「CICA」コスメ6選　専門家に賢い選び方を聞いた

17世紀の医学書にも登場する薬草「ツボクサ」【ツボクサ】【韓方医学書「東医宝艦」の写本】CICAが敏感肌にいいとされる理由【CICA成分の働き】マデカッソシドとCICAはどう違う？CICA成分には、色々な種類がある!?CICAコスメの選び方。敏感肌以外にも効果は期待できる？■成分連載 第1回（上）：「ビタミンC」の働きって？　濃度が高いほうが効く!? 第1回（下）：注目の「ビタミンC」コスメ5選を紹介！　成分専門家に賢い選び方を聞いた 第2回（上）：「レチノール」の働きを徹底解剖　実はシミやニキビにも効く!? 第2回（下）：話題の「レチノール」コスメ6選　成分ハンターに賢い選び方を聞いた 第3回（上）：実は保湿だけじゃない？　意外に知らない「ヒアルロン酸」の働き 第3回（下）：注目の「ヒアルロン酸」コスメ5選　専門家に賢い選び方を聞いた 第4回（上）：敏感肌にもオイリー肌にも必要！　「セラミド」って何がスゴイ？ 第4回（下）：注目の「セラミド」コスメ5選　専門家に賢い選び方を聞いた 第5回（上）：今、注目の「アゼライン酸」　ニキビや毛穴に効くってホント？ 第5回（下）：注目の「アゼライン酸」コスメ6選　専門家に賢い選び方を聞いた 第6回（上）：「トラネキサム酸」を徹底解剖！　シミにも肌荒れにもいい理由とは？ 第6回（下）：注目の「トラネキサム酸」コスメ7選　専門家に賢い選び方を聞いた 第7回（上）：シミ・シワ・肌荒れ、3つの肌悩みに効く優等生　話題の「ナイアシンアミド」ってどんな成分？ 第7回（下）：注目の「ナイアシンアミド」コスメ6選　専門家に賢い選び方を聞いた 第8回（上）：多種多様な働きで肌や髪をケア　「ペプチド」の働きにフォーカス 第8回（下）：【成分連載】注目の「ペプチド」コスメ６選　専門家に賢い選び方を聞いた

【成分連載】肌荒れ対策に注目の存在、「CICA」についてドクタージャルトの博士に聞いてみた

　セルヴォークの春コスメは、「Color of US」がテーマ。内なるささやきに耳を傾け、心が躍る色を楽しむ、プレイフルな春メイクを叶えます。予想を裏切る色ときらめきであふれたカラーリングに注目。セルヴォーク 2026年春コスメ 発売情報予約開始日：2025年12月18日（木）発売日：2026年1月1日（木）※公式オンラインストアは予約・発売ともに10時から 取り扱い店舗：直営店、公式オンラインストア などリップスティック　今年11月に発売した「ルージュ オー ミューテッドグロウ」に限定色を含む新色が仲間入り。春かすみのようなやわらかさを添えた、クラウディな6色が揃います。唇にじんわりとなじみ、理想のムードに仕上げるモダンなリップカラーで、ときめくツヤをプラスして。■セルヴォーク ルージュ オー ミューテッドグロウ（新5色うち限定1色、4620円）・06 サイレントネスト・07 モーニングデューン・08 カシミアピンク・09 ネオミューズ・10 アウトサイドプレッピー・EX04 ジンジャーサンド（限定）アイシャドウパレット　マットやグロッシー、パールにラメと、多彩な質感の4色を詰め込んだアイパレット。植物由来オイルを高配合したソフトでスムースなテクスチャーが特徴です。限定色として、アイシーなブルーが目を引く「EX20 ワンダークローゼット」と、イエローをアクセントにした「EX21 アンフレームドチャプター」の2種が登場します。まろやかなカラーリングで、おだやかな春の陽気とリンクした優しいまなざしに。■セルヴォーク ヴァティック アイパレット（限定2種、6380円）・EX20 ワンダークローゼット・EX21 アンフレームドチャプターマルチ リキッド　ハイライト、アイカラー、リップまで、幅広く活躍するマルチカラーは、角度によって偏光する高輝度のパールを配合。みずみずしい艶めきで、うるんだようなルックに仕上がります。暖かさのあるピンクの虹彩「EX02 フリーダムエモーション」と、ブルーの輝きで透明感をプラスする「EX03 レイオブクラリティ」がラインナップ。■セルヴォーク レクティチュード マルチ リキッド（限定2色、3300円）・EX02 フリーダムエモーション・EX03 レイオブクラリティアイブロウマスカラ　アイブロウマスカラから、新ラインがお目見え。白浮きなくなじむ最適バランスの顔料の配合で、自眉の黒さをカバーアップすることに特化した新処方が採用されています。ナチュラルかつ軽やかで、眉の存在感を抑えた洒落顔に仕上げて。■セルヴォーク インディケイト アイブロウマスカラ H（新1色、3080円）・01 スキニーベージュアイブロウパウダー　フォルミング、やわらかな眉印象に仕立てるミドルカラー、ハイライトの3色をセットにしたアイブロウパウダーの新色は、エフォートレスにハイトーン眉を作るベージィなブラウン。ふんわりと抜け感のある眉メイクには欠かせないアイテムです。アイカラーを主役にしたブロウレスメイクにも。■セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー（新1種、3850円）・12 サンドブラウン

Celvoke

【2026年春コスメ】セルヴォーク：自由な色で彩るプレイフルなメイクアップコレクション

　M･A･Cの春コレクション「METAMORPHOSIS」は、クリアな光に着想を得た、花びら模様の春らしい装いで登場します。ふんわりとソフトに色づきながらも甘すぎない。M･A･Cならではの“大人フェアリー”なルックを叶えて。M·A·C 2026年 春コスメ 発売情報全国発売日：2026年2月6日（金）取り扱い店舗：直営店、百貨店、公式オンラインストアなどアイシャドウパレット　チークやハイライト、アイシャドウなど、マルチに使える限定のフェイス＆アイパレットがお目見え。シアーなラベンダーやヴィヴィッドなコーラルなど、クリーミーな質感を含む6色が揃います。春の自然とリンクしたカラーリングで、ドリーミーなまなざしに。■メタモーフォシス フェイス アンド アイパレット（限定、8g 8800円）リップスティック　乾燥レスな仕上がりが叶うオイル in マットリップからは、ピンクヌードとラズベリーカラーの限定色が登場。自然由来のシアバターやココアバター、ココナツオイルの配合で、まるでバームのように、濃密なうるおいで包み込んでくれます。長時間持続する鮮やかな発色と、なめらかな付け心地にも注目。■マキシマル シルキー マット リップスティック（限定3色うち新2色、3.5g 4400円）・ベアフット（新色）・ジュース ラズベリー（新色）・ホワールリップオイルプランパー　唇のオイルケアとぷっくり感を同時が叶うリップオイルプランパーの限定色は、華やかなゴールドカラー。上品な立体感だけでなく、高濃度なピュアボタニカルオイルで保湿ケアも完了します。リップスティックとのレイヤリングで、華やかさをプラスして。
■リップガラス ブロウ（限定新1色、5mL 4180円）・スナップドラゴンリップバーム　チークにも使えるM･A･Cのリップバームは、普段使いもしやすいほんのりとした色づきが特徴。春の限定色「フロリック」と「スマイル」は、洒落っ気と血色感を兼ね備えた彩り豊かなカラーです。頬と唇に合わせて乗せることで、メイク全体に統一感も。■グロー プレイ テンダートーク リップ バーム（限定新2色、3.14g 3960円）・フロリック・スマイルリップペンシル　ロングセラーのリップペンシルからは、「ナイチンゲール」と「チェスナット」の2色が復刻。新色の「スパイス ティー」と併せて限定で登場します。いつものリップに輪郭を描くだけで、洗練された雰囲気にチェンジ。ちょっとしたひと手間でモードな春メイクを叶えてみては。■リップ ペンシル（限定3色うち新1色、1.45g 3740円）・スパイス ティー（新色）・ナイチンゲール・チェスナットアイライナー　春コレクションのために生まれたリキッドアイライナーは、ホログラフィックのピグメントをイン。光の当たり方や角度によってさまざまな顔を見せる、ニュアンスメイクにもぴったりなアイテムです。■プリズマティカリキッド アイライナー（限定新2色、2mL 4290円）・マックノリア・ナイトリリーフィックスミスト　人気のフィックスミストは、スプリングコレクション限定のフルーティかつフローラルな香りでお目見え。顔全体に均一に広がる微細なスプレーは、化粧持ちを持続させるだけでなく、肌のうるおいもキープします。アルコールフリーの処方も嬉しいポイント。■フィックス＋フレッシュ カット（限定新1種、100mL 4290円）

M･A･C

【2026年春コスメ】M･A･C：ドリーミーな春色で彩る“大人な”フェアリーメイク

日本へのラブレターを贈る、クリーンビューティブランド「ダムダム（DAMDAM）」　「ダムダム（DAMDAM）」は、元雑誌編集長のジゼル・ゴー（Giselle Go）氏と、パートナーのフィリップ・テリアン（Philippe Terrien）氏が2017年に設立した日本発のクリーンビューティブランド。日本で100年以上の歴史を持つ工場や農家、科学者とともに、国産原料をコンセプトにしたケアプロダクトを展開しています。　ブランド創設当初から、紫蘇や宇治抹茶、米、こんにゃくなど、日本に根ざした天然由来のパワーに着目。シンプルな原料と職人の技術を活かした製造工程、持続可能なビジネス方法を取り入れ、誠実なモノづくりの背景が目に浮かぶような、100％植物性のナチュラルスキンケア&ボディ・ヘアケア製品を提案しています。パッケージにもサステナブルな工夫を盛り込み、プラスチックシールを使わない外箱や、環境に配慮したインク、ガラスボトルなどを採用。元々絵を描くことが好きだったというフィリップ氏がディレクションを手がけ、洗練された佇まいと遊び心ある配色が特徴的な、気持ちまで明るくなるようなデザインに仕上げています。　“美しい伝統がある日本が大好きだから”という想いから生まれたクリーンなビューティプロダクトの数々は、自然にあるものを活かし、自然を愛する、2人の共同創設者が「日本へ贈るラブレター」。透明性のあるプロセスと手を取り合うローカルの力強さ、逞しい自然の恵みを詰め込んだ、優しくもコンセプチュアルなケアアイテムの数々に魅了されます。ふっくら柔らかく輝く“もち肌”へ「もちもち ルミナスクリーム」　こだわりあふれるスキンケアシリーズの中でも見逃せないのが、ブランドを代表するベストセラーの「もちもち ルミナスクリーム」。日本の紫蘇や国産米由来成分を組み合わせた“バリアファースト”発想のクリームが、角層をうるおいで満たし、乾燥などの外的刺激から肌を守るようにサポートします。　朝晩のスキンケア時間を穏やかに包み込む、ほんのりとした紫蘇の香りをまとう純白のテクスチャーは、リッチでありながらも軽いスムースなつけ心地。ベタつきを感じないふわっとした質感で、少量でもなめらかに伸び広がり、ツヤを秘めたしっとりもち肌へと導きます。カサつきが気になる季節やゆらぎやすい肌に優しく寄り添う、お守りのようなクリームです。　キー成分として配合されている紫蘇は、古くから日本の食文化や生活を彩ってきた和のハーブ。再生農法で栽培されたシソエキスがうるおいを抱え込み、乾燥による肌荒れを防ぎながら、肌をすこやかに整えます。さらに、紫蘇に含まれるオメガ3系成分が水分バランスを保ち、国産米由来のアミノ酸と天然脂質が角層までみずみずしさを与えることで、柔らかくなめらかな肌印象へ。自然の息づかいをそのまま閉じ込めた優しいタッチで、心までふっとほどけるようなひとときを演出します。使用方法・スパチュラ、もしくは綿棒でパール粒大のクリームをとり、清潔で乾いた肌へ均一に塗り広げます・顔と首を上向きにし、円を描くように優しくマッサージを施します・朝晩、毎日のスキンケアにお使いいただけますおすすめの肌タイプ普通肌・乾燥肌・敏感肌・ハリ不足の肌・もちもち感を目指す肌＞＞ DAMDAM アイテム一覧はこちらから

DAMDAM

お買いモノ

【マイスタンダード】ダムダムの美学が宿る「もちもち ルミナスクリーム」

オードパルファムKITOWA　　伝統的な和木と自然の恵を大切にする「キトワ（KITOWA）」のオードパルファムは、知的で好奇心を忘れない大人のためのフレグランス。静かな森を連想させる「ヒバ」は、きりりと冴えたクリアな清香に花弁の甘さが覗く、シャープな印象とぜいたくな余韻を楽しめる冬の香りです。肌に優しくまろやかに広がるテクスチャーにはサトウキビ由来の天然アルコールを使用し、主役の芳香には青森県産のヒバオイルを配合しています。トップ：パインニードル・ティーツリー・グレープフルーツミドル：ヒバ・ジャスミン・パチュリラスト：アンバー・トンカビーン・ムスクOSAJI　“吐息の震える行先が示す十八秒後の虚勢”をテーマに製作した、自分という存在の輪郭を香りで示す「オサジ（OSAJI）」の「オードパルファムローズ No.18」。素朴で飾らない青さと謙虚な美を感じるノイバラ（ワイルドローズ）を香りのメインに取り入れ、マンダリンとグレープフルーツのみずみずしさで高揚感を持たせています。内側へ響く知性に紐付ける、ラストノートに宿したオリエンタルな雰囲気がポイントです。トップ：マンダリン・グレープフルーツミドル：シダーウッド・パチュリ・サンダルウッド・ノイバララスト：パチュリ・ムスク・ぺチパーçanoma　　新しくもどこか懐かしい情景が浮かぶ「サノマ（çanoma）」の香水は、日本人のために調香した独自のアコードと多くを語らない香りのヴィジョンが特徴的。コーヒーの甘美な濃厚さが軸となるグルマンに、ほうじ茶の温かみをプラスした「10-20 蜻蛉」は、冬の冷たい空気と調和し旨味を感じさせる奥深いフレグランスです。茶葉のフローラルな優雅さからパウダリーなグルマンへと自然につながる、焙煎を秘めた香りに魅了されます。調香：フローラル・アクアティック・グルマンルームフレグランスFORME　実体を持たない香りが持つ「形」をモチーフに展開する、フレグランスブランドの「フォルム（FORME）」。アイコニックなボトルデザインに心惹かれるリードディフューザーは、ピラミッド、ラウンド、スクエアの3種の図形だけを手がかりに調香を行った、独創的なファーストコレクションです。グリーンのボトルが洗練された空間に導く「ザ スクエア」は、ハーブを効かせたウッディノートの重厚さで大人の落ち着きを演出します。調香：サイプレス・ローズマリー・パチョリ・ぺチパー・ウードBOOK MARK　個性的な香りとともに、インテリアとしても変化を与える「ブックマーク（BOOK MARK）」のリードディフューザー。フレッシュなグリーンと品のあるフローラルをムスクが包み込むオリエンタルな印象で、アンバーグリスがもたらすまったりとした芳香が、染み渡るように空間を色付けます。まどろみを呼ぶ夜や、くつろぎの時間にフィットする、ほのかに甘い誘惑的なルームフレグランスです。トップ：グリーンリーフ、レモン、レッドオレンジミドル：スズラン、ジャスミン、ローズ、シーラスト：アンバー、アンバーグリス、ムスクULUE　溶岩石を積み上げた創造的なデザインに目を奪われる、「ウルエ（ULUE）」のルームフレグランス。好みの形状に重ね、付属のアロマを吹きかけることで完成する「ストーングレグランス」は、自由なシルエットと芳香を堪能できる新感覚のプロダクトです。自然が持つ静けさや余白をイメージした透き通るような香りが特徴で、ストーンに共鳴するようにハーブが芽吹く緑の調香と、優美な花々の調香をラインナップしています。asamidori：豊かなグリーンベースとハーブ、アンバーウッドkogane：濃厚なローズマリーとサンダルウッド、パチョリインセンスISSH　お香1本が燃え尽きる時間を、心身を整えるひとときに重ねたインセンスブランドの「イッシュ（ISSH）」。お香が燻る20分が安寧の時となるように願い、経過時間のメモリを刻んだスケールが輝く、デザイン性の高いお香立てとあわせてボックスにまとめています。「安穏」には、白檀とアンバーが凛と調和した「装い」、珈琲豆を彷彿とさせる「居心地」、スモーキーな甘みのある「今日」という、3つの「整える」シーンにフォーカスした香りをセット。DAMDAM　クリーンビューティブランドの「ダムダム（DAMDAM）」が提案するお香は、自己を高めるために行われてきた香焚きの習慣と、ひと息つく15分のスキンケアタイムを照らし合わせたプロダクト。200年以上前からお香を作り続けている「玉初堂」のプロセスを継承し、ブランドのキー成分でもある紫蘇を紡いだ「お香/SHISO」は、すっきりと澄んだ清香が深呼吸を誘う、新鮮なエネルギーが満ちていく瞬間を感じさせる香りです。SENSE OF HUMOUR　香りを持ち運ぶという斬新なフレグランスとしてもおすすめな、「センス・オブ・ヒューモア（SENSE OF HUMOUR）」の「インセンス ワシペーパー」。好みの枚数をちぎることで香りの強さを調節でき、そのまま財布や名刺入れに忍ばせることも、炎で燻らせることも可能です。官能的なニュアンスと甘さのある「イランイラン」は、緊張感を和らげてゆったりとした気分を引き寄せる、慈愛にあふれた芳香をまといます。

KITOWA

çanoma

SENSE OF HUMOUR

BOOK MARK

FORME

ISSU

ULUE

空気が澄む冬に贈る、香りのホリデーギフトコレクション

　スナイデル ビューティの春コレクションには「数えきれないほどの“好き”にときめく毎日を叶える」というメッセージのもと、ファッションブランドとしてのDNAを感じさせるラインアップがお目見えします。スナイデル ビューティ 2026年春コスメ 発売情報予約開始日：2026年12月18日（木）発売日：2026年1月1日（木） 取り扱い店舗：百貨店、コスメセレクトショップ、公式オンラインストアなどアイシャドウ　こだわりのカラーはもちろん、パールやツヤ、マットなど多様なテクスチャーで自由なアイメイクが楽しめる人気のアイパレットに、待望の新色が登場します。「05 ピュアリー スウィート（Purely Sweet）」は甘さと品格のある印象を与えつつも、ほのかに青みを帯びることで透明感を高める6色がイン。「06 ガールズ トリップ（Girls Trip）」は、ピンクをまとったベージュブラウンパレットで、温もりのあるアイメイクを叶えてくれます。初回限定のパッケージとして、05にはベロア生地×刺繍のデザイン、06にはキャンバス生地×タグのデザインがお目見え。さらに、2025年春夏に発売されたレザー調の初回限定パッケージが限定で復活。カラーは01 コーラル ウォームの展開です。　◾️SNIDEL アイデザイナー n（新色 全2色、復刻 全1色、各6600円）・05 ピュアリー スウィート・06 ガールズ トリップ・復刻限定パッケージ 01 コーラル チャームチーク　シルキーなテクスチャーで人気を集めるパウダーチークにも、春らしさをまとえる新色が仲間入りします。それぞれのカラーには、色みに合わせた偏光パールや微細なガラスパールを配合。また、表面がなめらかな微細粉体を採用しているから、サッと頬をなでるだけで毛穴レスな仕上がりが叶います。撥水性の高い粉体を使用し、ロングラスティング効果も高まっているとのこと。カラーバリエーションは、テンダーコーラルピンクの「06 ハッピー エンディング（Happy Endng）」、ブルームピンクの「07 スウィート ブラッシュ（Sweet Blush）」、ヌーディコーラルピンクの「08 フロスティング コーラル（Flosting Coral）」です。◾️SNIDEL ユーフォリック グロウ ブラッシュ（新色、全3色、各3300円）・06 ハッピー エンディング・07 スウィート ブラッシュ・08 フロスティング コーラルリップバーム　今回の春コレクションには、メルティング フィット バームのカラータイプが初登場します。オイルとワックスのオリジナルブレンドによる、むっちりとした厚みやうるおいの持続力はそのままに、みずみずしいツヤと透けるような色づきが実現しました。フレッシュコーラルの「01 ロング ウィーケンド（Long Weekend）」と、ピュアピンクの「02 メルティング ローズ（Melting Rose）」はどちらも、大人っぽさの中に温かみを感じるカラーです。◾️SNIDEL メルティング カラー バーム（全2色、各3520円）・01 ロング ウィーケンド・02 メルティング ローズリップライナー　唇のフォルムやボリュームを調整しやすいよう、直径6㎜の芯のクレヨンタイプが採用されているので、アウトラインを描くだけでなく、唇全体に塗り広げてリップとして使うことも可能です。ストレッチ性のある皮膜を形成するから、おしゃべりを楽しむときの口元にもフィットして崩れない。限定発売の2色は、シャイニーベージュの「EX 01 ルミナス ヌード（Luminous Nude）」と、シアーコーラルの「EX02 ヘブンリー ピーチ（Heavenly Peach）」。このリップメイクはきっと、"好き”を伝える手助けをしてくれます。■SNIDEL ピュア リップ シェイパー n（限定、全2色、各2530円）・EX01 ルミナス ヌード・EX02 ヘブンリー ピーチ

SNIDEL BEAUTY

【2026年春コスメ】スナイデル ビューティ："好き"にときめくピンキーな限定コレクション

　今をときめく調香師、クォンタン・ビッシュ。その名を知らなくても、彼のクリエイションには必ず触れたことがあるはずだ。例えば「イッセイ ミヤケ パルファム（ISSEY MIYAKE PARFUMS）」の「ル セルドゥ イッセイ」や「ロエベ パルファム（LOEWE Perfumes）」の「001 マン」、「フェンディ（FENDI）」創業100周年を記念したフレグランスコレクション、「ドリス ヴァン ノッテン（DRIES VAN NOTEN）」、「イヴ・サンローラン・ボーテ（Yves Saint Laurent Beauté）」などのハイファッションブランドから、「ラルチザン パフューマー（L'ARTISAN PARFUMEUR）」や「メゾン クリヴェリ（Maison Crivelli）」などのメゾンフレグランスまで、創作のオファーは数知れず。　最近ではフランスのビューティ業界専門誌「cosmétiquemag」が主催した「cosmétiquemag 2025アワード」で、彼の調香による「マルク＝アントワーヌ・バロワ（Marc-Antoine Barrois）」の「アルデバラン（Aldebaran）」がニッチフレグランス部門とZ世代審査員特別部門で金賞を受賞し、さらに脚光を浴びている。　「ディプティック（Diptyque）」の「レ ゼサンス ドゥ ディプティック」の最新作「ラズリオ」を手掛けたのもビッシュ。このプレミアム フレグランス コレクションは香りを持たない自然の宝物を着想源に、現代をリードする調香師たちに香りをデザインさせるものだが、ラズリオは「クジャクの羽」をテーマとしている。　「クジャクが羽を広げると一瞬にして人を虜にする、目が離せなくなるような力強さ。その磁石のような吸引力と、羽の柔らかさとのコントラストを香りで描き出したいと思ったんだ。力強さとなめらかさ、酸味と甘味のバランスを生み出すことが必要で、ルバーブやベンゾイン、ベチバーを使ってバラドックスやコントラスを作り出すことは当初から頭に浮かんだけれど、さらにもう一度使いたいと思わせる中毒性を呼び起こす香りに仕立てることにこだわった」　ところで、ビッシュが調香師になるまでの経緯は非常にユニークである。香りを愛でる両親のもと、季節ごとに美しい花々の香りがあふれる環境で育った幼少期に香りへの情熱が育まれた、というのはよくある話。驚かされるのはそのあとだ。　「9歳くらいの頃に“大人は一人ひとり違う香りをまとっている”ことを理解し、それぞれの香りを探求するようになったんだ。道端で声をかけて質問したり。さすがに20歳を過ぎてからは変なナンパに思われるので『調香師になるので～』と言っていたけどね（笑）。11歳の時に衝撃だったのは、当時のカリスマティックな先生がまとっていた、ちょっとタバコが混ざったような香り。最初に質問した時はひどく怒られたけれど、3ヶ月くらい経って『オピウムですよね？』と尋ねてから、先生との間で謎かけが始まったんだ。毎週会うたびに違う香りをまとってくる様は見事だったよ」　ところがそのまま真っ直ぐに調香師への道を歩んだわけではない。香りへの思いは持ちつつも、幼少期はダンサーを目指していて、18歳から25歳くらいまで舞台演出や音楽を手掛けていた。その後ジボダンパフューマリースクールで学び、調香師としてデビューしている。　「調香の世界は音楽や映画と似ているんだ。消費されるものであり、人をどう楽しませ、誰にベネフィットを持たせるのかを考える。その一方で、作る側の魂が食われないよう思考する力を失えば、消費の世界に取り込まれてしまうシステムであること。香りがアートであることを思い起こさせてくれるのは、舞台演出の経験があってこそだね」　遅咲きながら、物語性をきちんと持たせたフレグランスを多種多彩なブランドで生み出してきたビッシュ。「自分の魂が食われないよう」自らのブランドを立ち上げようと思ったことはないのだろうか？　「語るものも多いし、自分のブランドを立ち上げたら？とは何度も言われますね。でも自身のブランドを立ち上げるのはかなりエネルギーが必要なことだし、必ずしも正しいタイミングではない気がしている。ここ10年くらい、あまりにもプロジェクトが多いのは事実。少数のプロジェクトに絞って自分の時間を生み出し、自身を客観的に観察する必要がある」　また、SNSが盛んな今の時代に立ち上げることに疑問を感じている。　「フレグランスのあるべき姿からかけ離れるのではないか。スター性がパワーを放つ今、アート性を体感することがスクリーンに遮られているようにも感じているし、クリエイターとして自身にフォーカスを当てるのがいいことなのだろうかとも思う。メゾンの世界観やDNAを美しく表現するという今の状況を幸せに感じているので、メゾンの専属パフューマーとして自分のペースを確保することもひとつの手かもしれない。全てはタイミングと機会次第だね」　将来的には、香りの「伝承」をライフワークとして考えているという。　「若い調香師に教え始めていて、その意義を実感している。生徒の特性や繊細さを受け入れたうえでの教えは美しいプロジェクトになると思う」　錚々たるメゾンを手掛けていながら、実はまだ42歳。ビッシュの今後の動向に大いに注目したい。

DIPTYQUE

【香水連載 vol.31】香りで語るクォンタン・ビッシュ、自らを語る

【2025年ベストバイ】ヘアメイク 那須陽子が今年買って良かったモノ

　「クロエ ル パルファム」は、ブランドを象徴するローズの香りにオレンジブロッサムをプラス。陽を浴びて熟した柑橘のニュアンスに、みずみずしく女性的なローズのフローラルノートを合わせ、ラストにはトンカビーンズとバニラのアンバーのような温もりを添えた。女性的な甘さがありながら、パワフルでセンシュアルな香りに仕上げた。ボトルは、プリーツガラスにゴールドラッカーを施したデザイン。クロエのプレタポルテから着想を得たバーガンディのリボンをアクセントになっている。

Chloé

Fragrance

「クロエ」象徴的なローズの香りをアップデート　陽を浴びて熟したオレンジブロッサムを融合

家族旅行で東京、京都を訪問2025年の夏、私は家族のリリ、セリーヌ、ノエと共に東京と京都を旅しました。私と娘のリリはカメラを手に、その静かな密度と光の幾何学の中をさまようように歩き回りました。 　「私たちを最も惹きつけたのは『線』でした。すべてを秩序づけるかのように無限に伸びる直線が、東京、京都どちらの街にもありました。電線が空を五線譜のように描き、そこに見えない旋律を書き込むかのよう。スカイラインそのものが作曲されているように感じられ、ケーブルやリズム、反射によって縞模様を成しています」 　「そして至るところで、日本という場所の物質的な本質が、木・コンクリート・金属という神聖な三位一体の中に現れていました。住宅から商店、街路から神社に至るまで、この三つの素材が力強さと静けさをもって風景を形づくっています」  　「8月の光は湿り気を帯び、雲と太陽の間に吊り下がるように漂っています。夕暮れになると、東京も京都も劇場の舞台のように変わり、空はピンク、オレンジ、青に染まり、ネオンが目を覚まし、電線が天と街を縫い合わせていきます」  　「どれだけの動きと密度があっても、いつも静寂が支配しています。騒音も、焦りもなく、ただ自らの光に完全に調律された街の静かな鼓動だけがありました。小さな長方形の車、高く伸びる建物、それらすべてが、緊張の中の静けさ、均衡の感覚を生み出しています」日本は私たちにとって、街が空と溶け合う場所となりました。太陽の光と街の光が黄昏に交わり、細い黒い電線が地と空を結ぶ繊細な糸となる場所。　東京と京都⎯⎯ ネオンと木の街、規律と夢の街。空が電線にその音楽を描き、私たちは精密さの中に詩を見いだし、日常の幾何学の中に、静かな平和を見つけたのです。TRUNK(HOTEL)でスペシャルなポップアップ開催 　ローラ ジェームス ハーパーは、TRUNK(HOTEL) CAT STREET ROOM101でスペシャルなポップアップイベントを17日まで開催している。 　ジョシュア限定3点セット（トワレ／キャンドル／スプレー）の購入者に、JOSHUA HONG歌詞カード（1種）を先着でプレゼント。さらに、ジョシュアとのコラボレーションを記念しスペシャル タイムへ招待する。ジョシュアとラミの友情から誕生した音楽と香りが織りなす特別な時間を提供する。

LOLA JAMES HARPER

iPhoneで写した写真を拝見　パリ発ライフスタイルブランド「ローラ ジェームス ハーパー」ラミ・メックダチが見た日本

ジョー マローン ロンドンが魅せる、プレイフルな香りの世界へ　会場に足を踏み入れると、巨大なトランプの迷路に迷い込み、来場者をゲームの世界へと誘います。迷路を抜けた先には、ここでしか体験できない特別なコンテンツやフォトブースがお出迎え。ボールがピンに当たりながら落ちていき、落下先の点数で競うプリンコや、チェスの駒を使った輪投げなど、どこか懐かしさもあるゲームを楽しむことができます。Q. ポップアップイベントを訪れた感想と山田さんのおすすめポイントは？　表参道の街に、こういった遊び心のある空間が広がっていることが新鮮でした。上品で洗練されたイメージのあるジョー マローン ロンドンが創る、カラフルでわくわくするような世界観は、今までにないアプローチで素敵だなと思います。　入り口に迷路がありますが、すんなりクリアせずにぜひ迷ってほしいです（笑）。迷っても迷った先に新しい“発見”もあって、写真を撮ったりしながら楽しんでほしいですね。Q. ゲーム好きで知られる山田さん。会場で体験できるゲームはいかがでしたか？　輪投げとプリンコを体験しました。輪投げは1つも入りませんでした（笑）。やっぱりゲームとなると本気になっちゃいますが、意外と難しかったですね。普段は家で椅子に座りながら、コントローラーを握ってカチカチ操作するゲームなので、自分で動いて遊ぶのは新鮮でした。カラフルなホリデーコレクションで心躍るギフト選び　ジョー マローン ロンドンの今年のホリデー限定コレクションは、冬を彩るカクテルをイメージした「オレンジ ビター コロン」や、ジンジャーやナツメグ、シナモンなど魅惑的なスパイスが溶け込んだ香りの「ジンジャー ビスケット コロン」などの香りが揃います。またクリスマス限定の人気の香りが詰まった「フレグラント フェスティブ コレクション」は、今年だけの特別なボックスで登場。ホリデー気分が盛り上がり、自分へのご褒美に、また大切な方へのギフトにもおすすめです。　さらに「イングリッシュ ペアー ＆ フリージア コロン」「ピオニー ＆ ブラッシュ スエード コロン」といったブランドを代表するベストセラーの香りを揃えた「コロン コレクション」や、フレグランスとボディケアをセットにしたクラッカー型のコフレなど、ギフトにぴったりなコレクションも勢揃い。Q. まもなくHey! Say! JUMPのドームツアーが始まります。ライブでつけたい香りは？　甘い香りが好きなので、「サンダルウッド ＆ スパイスド アプリコット コロン」をつけたいですね。スパイシーさもありながら、温かみのあるバニラの香りで、初めて試した時から僕のタイプでした。今年のライブは、これを身にまとってファンの皆さんの前に立とうと思います。　ライブ前にフレグランスをつけることは習慣になっていますが、信じられないくらいたくさんつけます（笑）。ドームなので、ファンの皆さんとの距離はありますが、それでも近くに行った時はやっぱりいい香りと思ってもらいたい。本番前の楽屋は、メンバーそれぞれ好きな香りをつけているので、大変なことになってますよ（笑）。Q. メンバーにプレゼントしたいジョー マローン ロンドンのアイテムは？　フレグランスはそれぞれ好みもあると思うので、キャンドルがいいかなと思います。気分転換にもなりますし、香りに癒やされますよね。毎年クリスマスにメンバー同士でプレゼント交換をしていて、もう10数年続いています。みんなで予算を決めて、誰のプレゼントをもらうかはくじ引きで決めるんです。誰がもらっても困らないものを選ぶようにしているので、キャンドルはぴったりかなと。去年は、干支の蛇の置物をプレゼントしたんですけどね（笑）。自分だけの香りにカスタムできるセント レイヤリング　ジョー マローン ロンドンのフレグランスは、異なる香りを重ねづけする「セント レイヤリング」といったコンセプトのもと、デザインされています。単独でももちろん、他の香りと組み合わせることで、自分だけのお気に入りの香りを見つけることができます。その日の気分やTPO、そして自分の好みや個性を表現するために、コロンやボディケアアイテムを自由に重ねて、無限の香りの可能性を楽しんで。Q. 山田さんおすすめのセント レイヤリングは？香りのまとい方も教えてください。　サンダルウッド ＆ スパイスド アプリコット コロンに、オレンジ ビター コロンを重ねるのがお気に入りです。甘さのあるサンダルウッド ＆ スパイスド アプリコットに、爽やかでありながらほろ苦さのあるオレンジ ビターを加えることで、より上品で落ち着いた印象になります。大人の余裕や色気を感じられて、僕もいい年齢になってきたので、今の自分にぴったりな香りかなと思います。　まずはサンダルウッド ＆ スパイスド アプリコット コロンを、上半身に5プッシュほど吹きかけて、ふんわりと香らせます。そして、オレンジ ビター コロンを手首につけて、首筋にも香りを移します。職業柄、ダンスで上半身を動かすことが多いので、このつけ方をすることが多いですね。Q. 今年のホリデーの過ごし方と、理想の過ごし方はありますか？　たぶん仕事だと思います。もし仕事じゃなくても、家で1人で過ごすかなあと思います。それこそ一昨年は、家から1人でゲーム配信をして、視聴者の皆さんと楽しんでました。　理想は、家族でプレゼント交換をしてみたいですね。子どもの頃はクリスマスになると、サンタさんに手紙を書いて、ベランダにトナカイ用のクッキーを置いていました。朝起きると、クッキーが欠けていて、サンタさんが食べたんだって思って楽しくなったり、英語で書かれたサンタさんからの手紙があったり、そして枕元にプレゼントが置いてあるのが、本当に嬉しくて。今は僕も少し大人になって姪っ子もいるので、また家族みんなでクリスマスの思い出を新しく作るのもいいかなと思います。

JO MALONE LONDON

山田涼介が誘う「ジョー マローン ロンドン」のホリデーイベント　遊び心で彩る香りの世界

　ポール ＆ ジョー ボーテの春コレクションは、春の訪れを感じさせる桜の花びらにフォーカス。みずみずしく華やかな桜の香りをまとったメイクアップ・スキンケアコレクションがお目見えします。ポール ＆ ジョー ボーテ 2026年春コスメ 発売情報予約開始日：2026年1月18日（日）発売日：2025年2月1日（日） 取り扱い店舗：百貨店、コスメセレクトショップ、公式オンラインストアなど化粧下地　きらきらと舞う、儚い桜の花びらを閉じ込めたような美容液プライマーが登場。ほんのりとした血色感を与える、柔らかなピンクカラーに仕上げました。オレンジフラワー水や3種のヒアルロン酸などの保湿成分を配合。みずみずしく透明感のある肌に整えながら、レッドとシルバーのパールが動きに合わせて輝きます。顔はもちろんデコルテなどになじませて、ツヤを仕込むのも◎。◾️ポール&ジョースパークリング プライマー Ｓ（限定品 15mL 2200円）シングルアイシャドウ　透明感のあるシアーな発色が特徴のアイシャドウに、春色のまなざしを演出する限定色がお目見え。水面にたゆたう桜の花びらの花筏（はないかだ）をイメージした「001 フローラル ラフト」と、風になびく満開のサクラを表現した「002 ブリーズ プランタニエール」が揃います。さまざまな表情を持つ桜の色彩で、春の目元を彩って。◾️ポール&ジョーシマリング アイカラー（限定2色、8g 2970円）・001 フローラル ラフト・002 ブリーズ プランタニエールハンドクリーム　ベタつかない軽やかな塗り心地が人気のハンドクリームから、限定の香りが登場。この時期だけの甘い桜の香りが使うたび広がります。セラミドなどの保湿成分やエモリエント効果のあるホホバオイルを配合。素早く浸透し、ふっくらとうるおった手肌に整えます。◾️ポール&ジョーハンドケアクリーム リミテッド（40g 1980円）全身用ミスト　香りを楽しみながらうるおいを与えるミスト化粧水から、春の訪れを全身で感じられるサクラの香りが限定発売。ミストならではのやわらかな香り立ちで、ドレスアップの仕上げやリフレッシュにピッタリです。さっぱりとした使用感で、メイクの上からも使えるのも嬉しいポイント。■ポール&ジョーリフレッシング ミスト（80mL 3850円）

PAUL & JOE

【2026年春コスメ】ポール ＆ ジョー ボーテ：桜の色彩と香りをまとった限定コレクション

　トム フォード ビューティは、2026年1月に発売するフレグランス「フィグ エロティック」の香りから着想を得た限定メイクアップ「フィグ エロティック コレクション」を展開します。また今秋登場し、人気を集めたリップ「FUCKING ファビュラス リップ」からは2つの新色がお目見え。トム フォード ビューティ 2026年春コスメ 発売情報＜第１弾＞発売日：2026年1月2日（金） ＜第２弾＞発売日：2026年2月6日（金） 取り扱い店舗：百貨店、コスメセレクトショップ、公式オンラインストアなど第1弾：1月2日発売　第1弾ではフィグ エロティック コレクションが発売されます。もぎたての青々としたイチジクが完熟するまでの軌跡を表現したフレグランスの、官能的でありながら上品な甘さとスパイシーさが共存する複雑な香りにインスパイアされた限定メイクアップアイテムたちです。アイカラー　4つの質感を組み合わせ、まぶたに奥行きを与える人気アイパレットの既存色「20BG ディスコ ダスト」が、バーガンディ カラーの限定パッケージで登場。フレグランスの持つ官能的な魅力を目元にも宿して。◾️アイ カラー クォード 20BG ディスコ ダスト（限定品、1万3640円）リップカラー　うるおいを与えながら肉感のあるふっくらとした唇を演出する人気のリップラインからは、限定色の「16BG スカーレット ルージュ」を含む全3色がお目見え。バーガンディ カラー×クロコダイル調の限定パッケージでより特別感のあるヴィジュアルにパワーアップしました。既存色の「50BG アドーア」「52BG ネイキッド ローズ」と合わせて、要チェック。◾️リップカラー サテン マット（限定3色、8250円）・16BG スカーレット ルージュ・50GB アドーア・52BG ネイキッド ローズリップグロス　フィグ エロティック コレクションの限定新製品となるリップ グロス。カプセル化されたピグメントが唇の上でほどけて、ゴールドからローズピーチへ色が移ろう処方。フレグランスにインスパイアされたバーガンディ カラー×クロコダイル調のパッケージと相まって、とびきりラグジュアリーな表情を叶えてくれます。◾️ギルティッド グロス（限定、8250円）ファンデーションケース　"手にするだけでスタイルが変化する"人気のクッション コンパクト ケースも、このフレグランスを意識した仕様にドレスアップ。定番コスメでありながら、持つだけでファッションアイテムとしても気分を上げてくれる限定デザインから目が離せません。■クッション コンパクト ケース（4400円）※ケースのみ第2弾：2月6日発売　第2弾ではFUCKING ファビュラス リップから2つの新色が発売。大人気シリーズから日本待望となるカラバリを、ぜひチェックしてみて。リップカラー　固形から液状に変化する処方により、軽やかながらも官能的な雰囲気をまとえるリップ シリーズ。新色は静かに欲望をにじませるようなピンクベージュの「F2 ブラッシュ」と、静かで攻撃的な棘を思わせるモーブピンク「F4 セリーズ」。デイリーユーズとしても、ちょっと特別な夜の味方としても、表情にそっと自信を添えてくれるはず。■FUCKING ファビュラス リップ（限定2色、8250円）・F2 ブラッシュ・F4 セリーズ

TOM FORD BEAUTY

【2026年春コスメ】トム フォード ビューティ：官能的な雰囲気をまとう魅惑のライン

draw

Fashion

ランジェリーは洋服の下って誰が決めたの？　「ドロウ」ディレクターKyoka Susaの歩み

　ZOZOCOSME AWARDSは、ゾゾコスメを利用しているユーザーから注目・支持されているコスメを選ぶアワード。今回の総合大賞は、「ラグジュアリー部門」と「ナチュラル＆バラエティー部門」の2部門から選出した。また、不動の人気を誇る定番品「殿堂入りコスメ」や、ゾゾコスメならではの視点で選ぶ4部門の特別賞「ZOZOベストコスメ」のほか、20代・30代・40代の各世代からの支持に基づく「世代別ベストコスメ」も発表した。総合大賞　百貨店で展開するブランドを中心にしたラグジュアリー部門と、自然派化粧品やバラエティショップなどで展開されているコスメを集めたナチュラル＆バラエティー部門から、独自の集計方法で選出。ラグジュアリー部門　ラグジュアリー部門では、”リフ粉”の愛称で親しまれる「ナーズ」の「ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N」がベストコスメを受賞。シルクのようなパウダーが光をとらえ、小ジワや毛穴の目立たない透明感のある肌に導く。レビューでは、「サラサラになるのにツヤがしっかり残る」「薄付きで粉っぽくならない」といった評価が集まった。■NARS ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N（10g 6160円）商品ページナチュラル＆バラエティー部門　「リファ」の「リファハートコーム アイラ」が、ナチュラル＆バラエティー部門の大賞を獲得。横幅や歯のサイズを緻密に調整した、前髪などの広い面を一度に捉えやすく、ばらつきやすい細かい毛束を逃さない設計が特徴だ。髪への負担を軽減する独自フォルム「マーキス構造」を採用し、コンパクトな折りたたみ式ながら繊細な使い心地を実現。「プレゼントに最適」とギフト利用者からの人気を集めた。■ReFa ハートコーム アイラ（全6色 2970円）・ローズゴールド・エメラルド・シルバー・シャンパンゴールド・シャインレッド・アクアブルー商品ページ殿堂入り　殿堂入りは、総合大賞を複数回受賞した実績があり、今年も人気を集めた定番アイテムに贈る賞。　総合大賞を過去2度獲得した「ディオール（DIOR）」の「ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー」が殿堂入りに。肌に溶け込むクリーミーなテクスチャーで、高カバーながら素肌のような仕上がりが人気を集めている。「伸びがよく、乾燥しづらい」などの使用感についての評価はもちろん、「ファンデ代わりに全顔に使える」といった汎用性の高さを賞賛する声も目立った。■DIOR ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー（全9色 11mL 5720円）商品ページ新人賞　新人賞は、2025年にゾゾコスメ内にオープンしたショップから選出。　5月にオープンし、「取れやすい」「時間・お金がかかる」「爪の負担になる」といった、従来のネイルチップのイメージを払拭するアイテムを展開するネイルブランド「エーネイル（Anail）」が獲得。多彩なデザインが揃うチップはもちろん、装着しやすく長期間持続するというベースジェルも人気。■Anail：ショップページZOZOベストコスメ　ZOZOベストコスメは、ゾゾ独自の視点で選出されたアイテムに贈られる特別な賞。「お気に入り急上賞」「ベストレビュー賞」「リピート購入賞」「ギフト賞」を設けて、それぞれの1位を表彰する。お気に入り急上賞　お気に入り急上賞は、お気に入り登録数が発売後に急増した「最も勢いのあったコスメ」に贈る賞。SNSや口コミで注目を集めたトレンドのアイテムを表彰する。　その年のトレンドを象徴するアイテムに贈られる同賞は、販売開始から1ヶ月で1万5000件以上のお気に入りを獲得した「ディオール」の「ルージュ ディオール オン ステージ」が受賞。リキッドリップに着想を得たクリーミーなフォーミュラを採用し、高い保湿効果と色持ちの良さを両立させた。「飲み会リップと話題だったが、本当に落ちづらかった」「スティックが細めで塗りやすい」といった口コミが集まった。■DIOR ルージュ ディオール オン ステージ（全10色 5940円）・120 アイコニック ローズ シャイン・168 コッパー アトラクション シャイン・185 アルティメット ピンク シャイン・226 ダーリン ブラッシュ シャイン・390 レッドウッド スター シャイン・425 ワイルド ローズウッド シャイン・550 レッド ショック シャイン・496 ベリー アティチュード シャイン・565 フィアレス ブラウン シャイン（限定品）・222 コンフィデント ヌード シャイン（限定品）商品ページベストレビュー賞　ベストレビュー賞は、口コミで徐々に評価を高め、多くのユーザーに支持されたコスメに贈る賞。　韓国コスメブランド「ブイティー（VT）」の「VT リードルS トーンオンデイリーマスク」が、多くのレビューを集めた「ベストレビュー賞」に選出。シカ成分を含んだ「CICA REEDLE®︎」が肌のキメを整え、保湿成分の浸透を高めることで、乾燥によるくすみをケアし透明感のある肌に導く。レビューでは「しっとり潤うけどべたつかないから朝用にも最適」「美白効果を実感したマスクはこれが初めてで感動した」といったコメントが寄せられた。■VT リードルS トーンオンデイリーマスク（30枚入 2420円）商品ページリピート購入賞　リピート購入賞は、リピート購入率が高いコスメを表彰する賞。ユーザーの満足度が実証された、実力のあるアイテムに贈られる。　リピーターの多いアイテムを表彰する「リピート購入賞」は、「シュウ ウエムラ（shu uemura）」の「クラッシュド ジェム」が獲得。異なる3サイズのパールを配合することで、ダイアモンドのブリリアンカットから着想を得た多面的な輝きを表現した。クリアベースを採用することで、他の色と重ねても濁りくい高発色を実現。「偏光パールの色出しがとにかく綺麗」「テクニック要らずで自然なグラデーションになる」「ラメ飛びしにくい」といったレビューが集まった。■shu uemura クラッシュド ジェム（全6色 5500円）・シトリン ヴェール・アメジスト レイン・パール ウィスパー・コハク アンバー・ペリドット ゲイズ・ヌード ジャスパー商品ページギフト賞　ギフト賞は、プレゼントとして購入率が高いコスメを表彰する賞。ギフトに最適なアイテムとして多くのユーザーが支持するアイテムを選出する。　「イソップ（Aesop）」の「アンドラム アロマティック ハンドウォッシュ」が、受賞。オレンジ、ローズマリー、ラベンダーのオイルを配合し、手肌を乾燥させることなく洗浄するマイルド処方を採用している。「万人受けする香りでギフトにピッタリ」などのレビューのほか、「大容量でコスパがいい」といった持ちの良さを評価する声も。■Aesop アンドラム アロマティック ハンドウォッシュ（500mL 5940円）商品ページ世代別ベストコスメ　世代別に支持率が高かったベストコスメも選出。20代、40代はメイクアイテムが、30代はスキンケアが選ばれた。20代　「トム フォード ビューティ（TOM FORD BEAUTY）」の「アイ カラー クォード」が20代ベスコスに選出。グラマラスな目元を演出する4色のアイシャドウパレットで、コレクションの中心アイテムとして厚い支持を集めている。「ツヤ感はあるけどギラギラ感は感じないので普段使いにピッタリ」「パレットの作りに高級感がある」「自然で上品な濡れたようなツヤのまぶたが作れる」といったレビューが見られた。■TOM FORD BEAUTY アイ カラー クォード（全15色 1万3640円）※ゾゾコスメでは下記4色展開・40A ゴールデン アワー・41A ピーチ ドーン・4A ハネムーン・3A ヌード ディップ商品ページ30代　30代ベスコスは、「トゥヴェール（TOUT VERT）」の「レチノショット 0.1」が獲得。高濃度のピュアレチノール（純粋レチノール）に、角層が薄い日本人の肌質に合う4種類のビタミンA誘導体を重ね、ハリケア効果を高めた。9種類のペプチドや、肌荒れ防止に作用するツボクサエキス、水分保持に優れたサクラン、バリア機能を助ける5種類のセラミドなど、肌負担を和らげる成分も配合。攻めと守りの肌ケアを両立した処方だ。「マイルドな使用感でも翌朝の肌の調子が良くリピート」「ペプチドも入っていて、エイジングケアに特化していて嬉しい」などのレビューが集まった。■TOUT VERT レチノショット 0.1（30g 3680円）商品ページ40代　「カネボウ（KANEBO）」の「ルージュスターブリーズ」が、40代ベスコスを受賞。パウダーとオイルを独自のバランスでゲル化させた「ミスティゲル」を配合し、うるおい感やにじむような血色感はそのままに、やわらかでソフトマットな仕上がりを叶えた。「マットリップだけどスルスル塗れる」「マットすぎず、ふんわりとした発色で使いやすい」といった、粉っぽさのない仕上がりを評価するレビューが多く見られた。■KANEBO ルージュスターブリーズ（全15色 4620円）・B101 Clove Warm・B102 Blissful Breath・B103 Gentle Red・B104 Harvest Rose・B105 Nostalgic Mauve・B106 Raw Rose Bud・B107 Emotional Beige・B108 Timeless Honor・EX2 Spring Has Come・EX3 Mellow Nectar・EX4 Sunny Red・EX5 Tropical Orchard・B109 Deep Humor・B110 Theatrical Red・EX6 Roast Fig商品ページ

ZOZOTOWN

Make up

ZOZOCOSMEが2025年ベストコスメを発表　ナーズの”リフ粉”とリファの携帯コームが大賞受賞

Hair Care

【髪を切る人、切られる人 #1】「OFF」オーナー 酒井良介と「フェティコ」デザイナー 舟山瑛美の場合

リップスティック部門　街ゆく人のポーチの中に必ず入っていると言ってもいいほどの必需品、リップ。今年は“落ちないリップ”が話題を集めました。食事や会話をしても色持ちが続き、リップを気にしなくていい安心感が求められる中で、大賞に輝いたのは、コロナ禍で“落ちない”と人気に火がついたこちらに軍配が上がりました。KATE「リップモンスター」　大賞を受賞したのは、不動の人気を誇る「ケイト（KATE）」の「リップモンスター」。つけたての色が長時間持続する色持ちの良さと、リップバームのようになめらかな塗り心地と保湿力の高さで、多くの支持を集めました。今年は、リキッドタイプの「ケイト リップモンスター クリスタルポッド」も新たに登場し、その勢いはとどまることを知りません。第2位：M·A·C「マキシマル シルキー マット リップスティック」第3位：LAURA MERCIER「キャビア リップスティック」リップグロス部門　唇にぷるんとしたみずみずしいツヤをもたらすリップグロス。今年は、ただツヤを出すだけでなく、プランパー効果で唇をふっくら見せ、ケア効果で唇そのものを美しく整えるアイテムに人気が集まりました。DIOR「ディオール アディクト リップ マキシマイザー」　こちらも言わずと知れた名品が受賞。ディオールのスターアイテム「ディオール アディクト リップ マキシマイザー」は、うるおいとボリュームアップ効果をもたらすリッププランパーとして、リップメイクの定番アイテムに。透明感を際立たせるナチュラルなカラーから、鮮やかに発色するシェードまで幅広く揃え、シーズンごとに登場する限定色も毎度話題を集めます。第2位：fwee「3Dボリューミンググロス」第3位：peripera「インク グラスティング リップ グロス」リップペンシル部門　口元の印象を左右するリップラインを、さりげなく、しかし確実に引き立てるリップペンシル。オーバーリップでトレンド感を演出したり、リップの色持ちを良くしたりと、その使い方は自由自在です。M·A·C「リップ ペンシル」　最も人気だったのは、なめらかでクリーミーなタッチが魅力の「M·A·C（メイクアップ アート コスメティックス）」のリップペンシル。ふっくらした立体的な唇を演出したり、人中を短く見せたりと、用途に合わせて自由なリップメイクを楽しむことができます。豊富なカラーバリエーションで、自分にぴったりなカラーを見つけられること間違いなし。第2位：SHISEIDO「リップライナーインクデュオ」第3位：MAKE UP FOR EVER「アーティストカラーペンシル」アイシャドウ部門　今年は、単色アイシャドウのトピックが多かったアイシャドウですが、最も支持されていたのは、グラデーションや立体感のある目元が作れる、複数色入りのアイシャドウパレットでした。rom&nd「ベターザンアイズ」　アイシャドウ部門を制したのは、マットカラー3色にグリッターカラー1色を組み合わせた「ロムアンド（rom&nd）」の「ベターザンアイズ」。なめらかで塗り心地のよいパウダーが目元をふんわりとした印象に仕上げ、グリッターを加えると、透明感と華やかさをプラスしてくれます。10色入りパレット「ベターザンパレット」も愛用者が多く、ロムアンドのアイシャドウへの信頼が伺えます。第2位：LUNASOL「アイカラーレーションN」第3位：DIDION「シングル アイカラー」アイライナー部門　アイラインは、仕上がりの差がメイクの失敗に直結しやすく、描き心地も慣れによって左右されるため、自分に合う1本を見つけると、同じものを使い続ける人が多いのでは？そんな中、群を抜いて支持されたアイライナーはこちら。CANMAKE「クリーミータッチライナー」　アイライナー部門は、5人に1人が使用しているほど圧倒的な票数で「キャンメイク（CANMAKE）」の「クリーミータッチライナー」が受賞。1.5mmの極細芯は、繊細なラインも思いのままに描きやすく、一度乾くと肌に密着して崩れにくいのがポイント。定番のブラックから、粘膜カラーとして使えるピンクまで9色が揃い、最も支持を集めたカラーは、肌なじみの良いブラウンがかったグレーの「11 クラウディーグレー」でした。第2位：Love Liner「リキッドアイライナー」第3位：KATE「スーパーシャープライナー」マスカラ部門　目元の印象を決定づけるマスカラは、長さ、ボリューム、カールキープ、にじみにくさ、お湯落ちなど評価するポイントはさまざま。定番のブラックやブラウンに加え、オレンジやピンク、パープルなどカラーマスカラでアイメイクを楽しむ人も多くいました。MAYBELLINE NEW YORK「スカイハイ」　マスカラ部門の頂点に輝いたのは、「メイベリン ニューヨーク（MAYBELLINE NEW YORK）」の「スカイハイ」。まつげを根元から立ち上げて、自まつげが伸びたかのような、印象的なぱっちりロングまつげを叶えます。ブラシとコームを組み合わせた「スカイリフトブラシ」が、目頭や目尻のまつげまで1本1本逃さずキャッチ。カールキープ力にも定評があり、スナップ写真でも目元の存在感を際立たせていました。第2位：dejavu「ラッシュアップ マスカラE」第3位：CANMAKE「クイックラッシュカーラー」チーク部門　血色感をプラスし、顔色をパッと明るく見せるチーク。今年は、機能性に加えてパッケージの可愛さも注目を集めるアイテムが多く登場しました。大賞も、ポーチから取り出すたびに気分が上がるような、こちらのアイテム。fwee「リップアンドチーク ブラーリープリンポット」　今年だけで日本に5店舗をオープンするなど、快進撃が止まらない韓国コスメブランド「フィー（fwee）」。中でも、チークとしてもリップとしても使える「リップアンドチーク ブラーリープリンポット」がチーク部門を受賞。その名の通り、プリンのようにぷにぷに＆しっとりとした感触で、肌にのせるとなめらかに溶け込み、じゅわっとした血色感をもたらします。その日の気分やファッションに合わせて選べる、35色というカラーバリエーションも魅力です。第2位：NARS「ブラッシュ N」第3位：hince「トゥルーディメンショングロウチーク」化粧下地部門　メイクの土台を整え、仕上がりを左右する化粧下地。化粧持ちアップだけでなく、肌のトーン補正や毛穴カバー、そしてスキンケア効果まで兼ね備えた多機能アイテムたちが好評です。下地だけでベースメイクを仕上げるナチュラル派も多数。Wonjungyo「トーンアップベース N」　下地部門は、「ウォンジョンヨ（Wonjungyo）」の今年7月にリニューアルした「トーンアップベース N」が受賞。ナチュラルなツヤ感とワントーン明るい肌を叶える処方にアップデートし、肌にうるおいをもたらす3種の美容液成分を新たに配合しました。くすみや赤み、黄みなど肌悩み別に選べる4色がラインナップ。第2位：LA ROCHE-POSAY「UVイデア XL プロテクショントーンアップ」第3位：d'Alba「ウォータフルトーンアップサンクリーム」ファンデーション部門　ファンデーションは、厚塗りで徹底的に隠すマット肌より、素肌の質感を保ちながら気になる部分を自然に補正するツヤ肌仕上げが多い印象。また、メイク中も肌を労わりたいという思いから、スキンケア効果の高い“美容液ファンデ”のファンも増えています。NARS「ライトリフレクティング セラムクッションファンデーション」　定番人気のアイテムが多数ランクインする中、ファンデーション部門は、今年2月に登場した「ナーズ（NARS）」の新作「ライトリフレクティング セラムクッションファンデーション」が堂々の受賞。シミや毛穴、小ジワなどの気になる肌悩みを光でぼかす、“光反射”のテクノロジーが特徴。素肌が透けて見えるような自然な仕上がりで、厚塗り感のないカバー力が多くの支持を集めました。第2位：fwee「クッションガラスナチュラル」第3位：MAQuillAGE「エッセンスリキッドEX」コンシーラー部門　気になる肌悩みをピンポイントでカバーし、肌の均一感を高めるコンシーラー。ファンデーション同様に、まるで肌そのものがなめらかになったかのように見せる、自然な仕上がりが支持されていました。DIOR「ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー」　「ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー」は、肌に溶け込むようなクリーミーなテクスチャーで、色ムラやクマ、赤みなどの気になる肌悩みをしっかりカバー。肌への密着力と乾燥のしにくさで、高い人気を誇りました。ファンデーションを使わず、このコンシーラーのみでベースメイクを仕上げる人も。第2位：YEAU「フローレスカバーパレット」第3位：LUNA「ロングラスティングコンシーラーFIX」ハイライト部門　ツヤ肌を作る上で欠かせないハイライト。顔に立体感を演出し、内側からにじむような輝きをもたらしてくれます。スティックやクリーム、パウダーなどさまざまな剤型のアイテムがランクインしました。hince「トゥルーディメンションラディアンスバーム」　ハイライト部門は、肌本来の輝きのようなナチュラルグロウをもたらす「ヒンス（hince）」の「トゥルーディメンションラディアンスバーム」が受賞。べたつかないのにしっとりとした心地よい使用感で、肌にぴったりとフィットします。ハイライトのみならず、チーク、アイメイク、リップカラーとしても使用でき、ピンクやベージュ、オレンジなど7色を展開し、多様なニュアンスを楽しめます。第2位：CANMAKE「むにゅっとハイライター」第3位：DIOR「バックステージ グロウ マキシマイザー パレット」街のリアルから見えてきた、コスメの今　みなさんの愛用コスメは登場しましたか？ポイントメイク部門では、リップモンスターやマキシマイザー、クリーミータッチライナーといった、不動の定番品たちが、その揺るぎない実力で圧倒的な人気を集めました。単なるバズを超えて、一度使ったら手放せない鉄板アイテムとして定着しているようです。SNSで人気に火がつき、その確かな品質でスタメンコスメに仲間入りしていく、というコスメトレンドを象徴しています。　一方で、ベースメイク部門ではナーズの新作ファンデーションや、リニューアルしたばかりのウォンジョンヨの化粧下地など、フレッシュなアイテムたちが多数受賞しました。素肌っぽいナチュラルメイクがトレンドとされる今、肌そのものの美しさが、その人の魅力をより一層引き出す重要なポイントとして捉えられています。だからこそ、ベースメイクを常にアップデートしたいという思いや、進化し続けるコスメへの期待感が伺えます。一人ひとりの肌悩みに寄り添い、肌本来の美しさを引き出してくれるアイテムに、多くの人が惹きつけられているのが伝わってきます。　長年愛され続ける名品への信頼感と、常により良いものを探求する好奇心という、現代を生きる私たちのコスメ選びの二面性が見える結果となりました。この結果が、次にあなたが「これ欲しい！」とときめくコスメを見つけるための、ちょっとしたヒントになったら嬉しいです。