“未来派の猫”に出会う「ロエベ」のホリデーポップアップ　鈴鹿央士が阪急うめだ本店で体験

　「ロエベ（LOEWE）」が、2025年ホリデーコレクションのポップアップを阪急うめだ本店にオープンした。1階 コトコトステージ11には、猫を愛したイギリスのアーティスト、ルイス・ウェイン（Louis Wain）が描いた幻想的な世界観が広がる。初日には俳優・モデルの鈴鹿央士が来店し、ウェインの創造性とロエベのクラフトマンシップが融合した新作アイテムに触れた。

　本コレクションの着想源は、愛らしい猫を題材にしつつ、キュビズムや未来派の影響を受けた独創的なスタイルで人気を博したウェインの作品群だ。幾何学的で色彩豊かな猫のモチーフはバッグやウェア、アクセサリーに落とし込まれ、ロエベのクラフトマンシップによって躍動感が与えられている。

　色とりどりの猫の刺繍を施したデニムの「キャッツ フラメンコクラッチ」（48万6200円）は、阪急うめだ本店の先行販売として登場。代表作の一つである、磁器の花瓶“未来派の猫（フューチャリスト キャッツ）”のモチーフをのせたアイコン「パズルバッグ」のほか、スモールレザーグッズやチャーム、スカーフなど小物も充実。さらに、2026年春夏プレコレクションから新作のバッグ「ハンモック フリップ」や「パンタ パズルバッグ」など、多彩なアイテムが並んでいる。

　ポップアップ会場は、ローラーコースターのような線路が什器となり、電飾が煌めく中、ウェインの猫をかたどったオブジェが随所に配置されている。プレイフルな仕掛けが散りばめられ、ホリデーシーズンらしい高揚感と非日常のムードが漂う。

　鈴鹿央士は、「テーマパークに来たような感覚で、ロエベの遊び心をたっぷりと感じられる空間でした。鮮やかな色合いが気分をふわっと軽くしてくれるようで、見ていてとても楽しかったです」とポップアップを堪能。「ロエベのクラフトマンシップには本当に惹かれます。革のパーツを縫い合わせる工程など、職人の手仕事を知るたびに、ものづくりへの深い愛情を感じます。またアートやクラフトとの結び付きも魅力的で、今回はルイス・ウェインの作品に触れられたのも貴重な体験でした。ロエベに訪れるたびに新しい学びがあります」と語った。

　鈴鹿が着用したのは、ウェインによる猫のモチーフをあしらったバイカラーニットとデニム、クラシカルなカーキブラウンとブルーのコートとシャツ、デニムを合わせた2ルック（メンズウェアは「ロエベ」阪急メンズ大阪店にて展開中）。「僕はロエベのデニムが大好きです。今日着用したバレルシルエットも新鮮でしたし、カラフルな裾の折り返しのデザインも素敵ですね。ニットは柔らかく着心地が良く、素材の上質さを感じられます。普段出かけるならニットにデニム、冬に少し大人っぽく装うならシックなコートを着たいです」。

　なお、本ポップアップは伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージでも同時開催中。ルイス・ウェインとロエベのクラフトが織りなすホリデーコレクションの世界観を楽しむことができる。

■ロエベ 2025 ホリデーポップアップ
・阪急うめだ本店
会期：2025年11月26日（水）～12月2日（火）
営業時間：10:00〜20:00
所在地：大阪府大阪市北区角田町 8-7
会場：阪急うめだ本店 1階 コトコトステージ 11

・伊勢丹新宿店
会期：2025年11月26日（水）～12月2日（火）
営業時間：10:00～20:00
所在地：東京都新宿区新宿3-14－1
会場：伊勢丹新宿店 本館1階 ザ・ステージ

セータールック：セーター 17万4900円、ターンアップ ジーンズ 19万6900円、スカーフ 9万6800円、キャッツ フラメンコクラッチ 48万6200円、フューチャリスト キャット パズルトート 39万4900円、ローファー 18万9200円、キャット チャーム 7万9200円　ロングコートルック：コート 64万3500円、シャツ 12万8700円、ジーンズ 19万6900円、フーチャリスト キャット パズルバッグ スモール 59万5100円、ボビー ブーツ 20万5700円、フーチャリスト キャット キーホルダー 5万8300円／ロエベ
※鈴鹿央士着用のメンズウェアは「ロエベ」阪急メンズ大阪店にて展開

photographer: Naoya Toita, stylist: Yutaka Aasakura, hair & makeup: Taichi Nagase, text & edit: Mami Osugi | casting: Takashi Sasai, producer: Mizuki Okuhata(FASHIONSNAP)