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ヘアはグラマラス&ゴージャスに、“叶フレーバー”な仕上がりも 2000年9月のストリートスナップ

ファッションビジネス専門紙「繊研新聞」公式サイト
繊研plus

 90年代後半から00年代にかけて、本紙にストリートスナップの記事をたびたび掲載していました。30年近く前の、都会の一瞬を切り取っただけの記事ではありますが、その背景を店や企業に取材し、ときには売り上げなどの数字も入れていて、当時の商売の動きも少しわかります。“平成リバイバル”など様々なレトロが注目を集めている昨今、改めて読み返すことで、ビジネスに通じるヒントが見えてくるかもしれません。ベテラン記者が振り返ります。

※本文は読みやすく直しています。社名やブランド名などは原文のまま掲載します。

プチゴージャスなロング&ロールヘア

2000年9月21日付

 大人っぽく少しセクシーなファッションが広がって、ヘアスタイルもロングに大きなロールを入れたグラマラス・アンド・ゴージャス系が広がっている。

 渋谷109のスタッフはほとんどこのスタイル。エクステンションを付けて長さとボリュームを出し、コテでロールを作る。それをお手本にしたプチゴージャスな女の子たちが急増した。なかには大きく胸の開いたラメトップなどを合わせて、〝叶フレーバー〟(叶姉妹のよう)な仕上がりにしている人も。

 代官山ではちょっと控えめだが、やはり女っぽいカジュアルに揺れるロール。昔風でもあり、夜遊びっぽくもありといった感じだ。ショートやタイトなまとめ髪で、前髪を斜めにピンで留めるのが主流だったが、「もう、いいかげん飽きた」のだとか。とりあえずエクステンションで急場をしのいでいるようだ。

《記者メモ》

 コテをバッグに入れて持ち歩くようになったのはこのころからでしょうか。ところで、本文に出てくる叶姉妹さんを知っていますか。

(赤間りか)

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