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サザビーリーグ子会社が運営「プランク プロジェクト」 韓国での販売を強化

プランク プロジェクトの2026年春物展示会会場風景画像

2026年春物の展示会

Image by: FASHIONSNAP

プランク プロジェクトの2026年春物展示会会場風景画像

2026年春物の展示会

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 サザビーリーグ傘下のPLAY PRODUCT STUDIO(菅井隆行社長)が手掛けるウィメンズブランド「プランク プロジェクト(PRANK PROJECT)」が好調だ。「2025年3~11月の既存店売上高は、前年同期比20%増前後で推移している」と菅井社長。同社の主力ブランド「メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)」と合わせた2026年2月期の売上高は、「前期比10%増の60億円弱で着地する見込み」。2026年は両ブランドで、韓国を中心に海外販売を強化する。

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 2026年2月期の同社の売上高の内訳は、「メゾンスペシャルが50億円弱、プランク プロジェクトが12億円前後」を見込む。2019年にスタートし、ウィメンズとメンズ合計で国内10店を運営するメゾンスペシャルは「出店ペースは落ち着いており、近年の売り上げは微増ペース」。来春は札幌に出店する予定だが、国内でここからさらに大きく拡大する考えはないという。

 一方、2023年春にスタートしたプランク プロジェクトは、この10〜11月も阪急うめだ本店、ニュウマン横浜に出店し、店舗数は6店になった。ただし、プランク プロジェクトも、「国内は出店するとしてもあと2店ほどに留める」としている。

 ブランドの色を薄めないために、以前から国内では「メゾンスペシャルで50億円、プランク プロジェクトで30億円」が売り上げの上限想定だと菅井社長は語ってきた。出店に対する控えめな考え方はそれを反映している。これ以上の成長は、海外進出や新ブランド・新業態の立ち上げで担保するというのが同社の戦略だ。

プランク プロジェクトの2026年春物展示会風景
プランク プロジェクトの2026年春物展示会風景
プランク プロジェクトの2026年春物展示会風景
プランク プロジェクトの2026年春物展示会風景
プランク プロジェクトの2026年春物展示会風景

プランク プロジェクトの2026年春物

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 海外進出は、トレンドの発信地として影響力の大きい韓国にまず注力する。2024年から、ソウル・ソンス(聖水)エリアの有力セレクトショップ「EMPTY」などで卸販売を始めており、「現代(ヒュンダイ)百貨店とも取り組みを深めている」と菅井社長。来春に行われるという現代百貨店のEC刷新タイミングに合わせて、メゾンスペシャルとプランク プロジェクトの両ブランドをインフルエンサーマーケティングも絡めて打ち出す考えだ。

 「韓国はモノそのものの良さに加えて、どう見せるかが重視される市場。黒字化には2〜3年かかるだろうが、マーケティングに投資してじわじわ認知を高めていく。韓国で支持されるようになれば、中国をはじめ他の国への足がかりにもなる」と期待する。

 新ブランド・新業態は、カフェ、アパレル、フレグランスの3領域で立ち上げを計画している。カフェは、1号店を2026年春に大阪のメゾン スペシャル心斎橋店の上階にオープン予定。アパレル、フレグランスの新ブランドは、2027年春に販売開始を見込んでいる。

最終更新日:

◾️プランク プロジェクト:公式オンラインストア

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