オタク文化の逆襲をコンセプトに掲げる「リトルベッドルーム」、コケ加工アイテムを発売

Image by: LITTLE BEDROOM

　AFC受賞デザイナー国分寺大空が手掛ける「リトルベッドルーム（LITTLE BEDROOM）」が、2025年秋冬コレクションから「コケシリーズ」のアイテムを発売する。発売日は12月20日。下北沢のセレクトショップ「CCX」をはじめ、大阪の「ルーム（rroomm）」や京都の「ルーム（lloomm）」、金沢の「アクロマティズム（ACRMTSM）」など、7つの取扱店舗で販売する。

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　リトルベッドルームは、2025年秋冬シーズンにデザイナー国分寺大空によって立ち上げられたブランド。国分寺は、バンタンデザイン研究所在学中に「アジアファッションコレクション（Asia Fashion Collection）」でグランプリを受賞し、その後2025年秋冬シーズンにニューヨークファッションウィークで、リトルベッドルームとして初のランウェイショーを披露した。同ブランドのコンセプトは、「GEEK CULTURE STRIKES BACK!（オタク文化の逆襲）」。オタク文化をアパレル文化に持ち込み、新たなスタイルの創出を目指す。

　「コケシリーズ」は、SF小説「FOUNDATION」から着想を得た2025年秋冬コレクションを象徴するアイテム。デザイナー自身のウェザリング加工の技術やジオラマ作成の経験を活かして、長い間放置されコケが生えたような加工を生地に施すことで、デニムパンツやウエスタンセットアップにSFの世界観を落とし込んだ。

　販売するデニムパンツ「warp hole denim moss ver.」（6万1600円）は、太古の昔から放置され続けて遥か未来の宇宙人が発見した地球産のデニムをイメージ。またウエスタンセットアップのジャケット「western tech tailored jacket moss ver.」（9万310円）とパンツ「warp hole denim moss ver.」（6万1600円）も同様に、遥か未来の宇宙人が地球産の衣服を再構築したというテーマでデザインした。