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4分の1の世帯が「ラン活疲れ」 土屋鞄がランドセルの複合店を全国6ヶ所に展開

左から、土屋成範社長、小川裕一朗部長

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 土屋鞄製造所が、昨年10月に発表した新ランドセルブランド「デプソア(depsoa)」を含む3ブランドの2027年入学用モデルランドセル計84種を公開した。1月31日に全国6ヶ所にオープンした新業態のランドセルの複合店舗「THE RANDOSERU」をはじめ直営店各店で同日から展示を開始。2月10日から店頭とウェブサイトで注文を受け付け、3月15日から全国30都道府県37会場での出張販売も行う。メディア向けに開催された発表会には、同社の土屋成範 代表取締役社長と小川裕一朗ランドセル事業推進本部ランドセル事業企画部部長が登壇。新ブランドおよび新業態店、近年のランドセル需要の傾向について説明した。

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「軽量化は避けられない」 初のポリ製モデルを披露

 4シリーズ10製品を展開する新ブランド「デプソア(depsoa)」の中でも、ポリエステル素材を使用した初のランドセル「アクトライト」(6万9000円)は、同社史上最軽量の約980g(カラビナ等付属品を除く)を実現した。主素材にポリエステルを使用することで軽量化を叶えるとともに、潰れにくい頑丈な芯材構造を採用することで他モデルと同様の耐久性試験もクリア。他モデル同様に、6年間の無料修理保証の対象となるという。他の3シリーズはいずれも、既存の2ブランド「土屋鞄のランドセル」「グリローズ(grirose)」と同水準の約1230g前後となっている。

「アクトライト」(6万9000円) マチ幅は16cm

 約20〜30年前は、教科書やノートはB5サイズが主流だったことからB5サイズに合わせたランドセルが作られていた。しかし次第と教科書やノート、クリアファイルのサイズはA4へと移り変わり、近年のランドセルはA4サイズが基本になっており、年々サイズが大きくなっている。土屋鞄が実施した調査によると、ノートや教科書といった紙教材だけで1kg以上を背負って通学している子どもの数は3割を超える。これに加えてタブレット端末を持ち運ぶ必要がある子どもも少なくないため、ランドセルはサイズを大きくしながらも軽量化を求められるようになった。こうした社会的な需要を受け、初のポリエステル製モデルの開発に至ったという。

 既存ブランドである「土屋鞄のランドセル」がシンプルさや品格を重視し、「グリローズ」がかわいらしい要素を取り入れたデザインを展開しているのに対して、デプソアではクールなイメージのカラーリングやディテールを追求。大人びた印象を与えるマットな質感ではなく、子どもが好む少しツヤ感のある人工皮革を採用し、両サイドにはナスカンではなくカラビナを使用することで、少年心をくすぐる“ガジェット感”を表現した。

デプソア エッジトーン メタルシルバー(7万9000円)

サイドのカラビナ

比較検討の負担を軽減したい 新業態誕生の背景

 デプソアは、1月31日に中目黒に旗艦店をオープン。中目黒エリアには「土屋鞄のランドセル」「グリローズ」もそれぞれ専門店を構えており、同エリアでは徒歩圏内で3ブランドのショップを回ることができるようになった。このほか、同日、3ブランドをフルラインナップする新業態「THE RANDOSERU TSUCHIYA KABAN」を全国6ヶ所(仙台、立川、さいたま、広島、神戸、千葉 ※千葉店のみ期間限定)にオープンした。

 少子化によって、子ども1人あたりに親族がかける予算が集中することで、ランドセル選びに対する熱量は高まっている。ランドセル選びは早期化し、全国的に「ラン活」が盛り上がりを見せる。一方で、同社の調査によると、入学準備で負担に感じたこととして4分の1の世帯が、「ランドセル購入」を挙げるなど「ラン活疲れ」を感じている家庭が増加しているという。また、3社(ブランド)以上を比較検討して購入するという回答が58%、約90%が実店舗や展示会に1つ以上足を運んでおり、3会場以上に出向いて検討するという回答も35.7%だった。子どもを連れて複数店舗を回ってランドセルを比較するのは親にとっても負担が大きい。土屋鞄がブランドの垣根なく展示・販売をする店舗や機会を積極的に用意する背景には、買い回りに伴う家族の負担を軽減するという狙いがある。

「土屋鞄のランドセル」の新作

 2月の予約スタートから5月ごろまでをピークとするランドセル商戦。ピーク期間以外の来客数は大幅に減少するが、実際に父母や祖父母が子どもと共に来店し、試着をしないと購入に至りにくいランドセルという製品性質上、積極的なリアル販売の環境を整えることは不可欠だ。閑散期には、ランドセルカバーやアクセサリー、昨年には夏場の背中のムレを防止する通気性を高めるクッションパッドを販売するなどの工夫をしながら、リアル店舗を重視した打ち出しを続けていく。

【注目カラーは?】パステル人気継続、ホワイトもじわり拡大

土屋鞄では、2025年度の人気カラーランキングで、「ホワイト」が初めてトップ10(10位)にランクイン。黒やキャメル、ネイビーといった土屋鞄らしいオーセンティックなカラーに次いで、水色やピンク、グレー、パープルなどのジェンダーニュートラルなパステルカラーの人気は継続中。その流れを受けて、少しグレーかかったホワイトといった落ち着きのあるニュートラルカラーも人気を伸ばした。

最終更新日:

◾️TSUCHIYA RANDOSERU:公式サイト

◾️デプソア 中目黒
オープン日:2026年1月31日(土)
所在地:東京都目黒区東山1-5-9 1階

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左から、土屋成範社長、小川裕一朗部長

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グリローズ

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グリローズ

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グリローズ

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