Fashion ストーリー

マネキンにもトレンドが?写真で振り返る70年のマネキン史

1960年代:ミニスカ旋風はマネキン界にも影響

1960年代に制作されたマネキンたち

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nnai-tennji-20161110_030.jpgnnai-tennji-20161110_031.jpgnnai-tennji-20161110_040.jpgnnai-tennji-20161110_042.jpgnnai-tennji-20161110_047.jpgnnai-tennji-20161110_048.jpgnnai-tennji-20161110_044.jpgnnai-tennji-20161110_050.jpg1960年代の高度経済成長期に制作された樹脂製のマネキン。ダルナの影響を受け、マネキンの体型は女性らしいなで肩でウエストのくびれも強調されています。目と口が大きくはっきりした顔立ちで、後頭部から義眼を差し込んだ作りになっています。近年はあまり見られませんが、当時のマネキンはカツラ付きが基本で、60年代は樹脂製の糸を固めて制作されたカツラを使用していました。単色の2体はバブル期のアーティストやデザイナーの活動によって塗りつぶしたものです。



ツイッギーマネキン

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nnai-tennji-20161110_054.jpgnnai-tennji-20161110_032.jpgnnai-tennji-20161110_033.jpgnnai-tennji-20161110_036.jpgnanasai-20161110_002.jpg1967年にミニスカートのキャンペーンでイギリスからモデルのツイッギーが来日しました。影響力は大きく、ツイッギーをイメージしたマネキンは七彩だけでなく、他のマネキン会社からも発表されました。ツイッギーをモデルにした小柄で華奢な身体が特徴で、特に肩や腰回りが細くなっています。ツイッギーファッションの普及を見込んで、膝や鎖骨のデザインが人間らしくリアルなデザインに仕上がっています。



1970年代:喋りかける人続出、七彩技術陣の力作

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nnai-tennji-20161110_071.jpgnnai-tennji-20161110_081.jpg1971年には、生きている人間を型取りできる生態型取技法により人体モデルを発表。今では映画などでよく見かける技術ですが当時は七彩の特許技術でした。人体モデルはアートの世界で注目された後、1974年に店頭用スーパーリアルマネキン「PAL」として商品化。戦後、生活提案型の売り場として改革を進めていた西武百貨店の食品売り場などに採用されました。人間の皮膚や表情までもリアルに表現しているため、店員と間違え話しかけている人の姿もあったそう。写真のマネキンのモデルは当時の七彩の社員ですが、「PAL」の大半は原宿でスカウトした人をベースに型取られたそうです。

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