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韓国コスメ「アヌア」が日本市場の拡大に注力 改めてブランドについて聞いてきた

韓国コスメ「アヌア」が日本市場の拡大に注力 改めてブランドについて聞いてきた

 韓国発のグローバルスキンケアブランド「アヌア(Anua)」は、2019年に誕生し、5年で売上400億円規模へと成長。昨年ブランド初の日本向けテレビCMを放映し、ブランドアンバサダーに「なにわ男子」の大橋和也を起用。じわじわと勢いを増し、今年は日本にオフィスを構え、海外事業の中心として力を入れています。このほど、ブランド初の日本メディア向けのプレスツアーを実施。SNSなどでバズってはいるけど、一体どんなブランドなの?改めて人気の秘密を探ってみました。

アヌアってどんなブランド?

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 運営会社のThe foundersは、ペット用品を扱う「project21」をクラウドファンディングでスタート。その後、アヌアを立ち上げ、現在はヘアケアの「fromlabs」を加えた3ブランドを展開しています。2019年に誕生したアヌアは、売上の大半を占める屋台骨となるブランドです。

アヌア本社

 ブランドのコンセプトは、「優しく。+強く。」を掲げ、厳選した自然由来成分と美容成分を組み合わせ、忙しい日常で肌に刺激を与えずに休息となるようなアイテムをラインナップ。アイコン製品の「ドクダミ77スージングトナー」が、アイドルグループEXOのスホの愛用品として紹介されたことでバズり、一気に認知が拡大。2024年に韓国最大規模の化粧品小売の「オリーブヤング(OLIVE YOUNG)」でベスト10ブランドに選出され、韓国内でも定番ブランドとして定着しました。

 日本にはブランド誕生から間もなくQoo10などオンラインで上陸し、2022年からオフラインでも販売。日本市場の積極的な強化を掲げ、2024年に日本版のCMキャラクターになにわ男子の大橋さんを起用、さらに注目を集めることに。現在、オフラインではロフトやプラザなどのバラエティショップや、ドラッグストアを中心に約1万2000店舗で取り扱っています。

 なお、グローバルでは160ヶ国に進出し、アメリカではTikTokショップでの売上1位を獲得。化粧品小売大手のアルタビューティ(Ulta Beauty)とは代理店を挟まずに直接契約した初の韓国コスメで、徐々に人気が高まっているそう。現在ブランド全体で年間売上400億円を突破。直近の目標に1000億円を目指し、韓国・日本・アメリカを戦略市場として注力しています。

人気シリーズは?

 アヌアの商品は、独自のマーケットリサーチやユーザーインタビューから、「今何が求められているか」を徹底的に調査して開発。全世界的なトレンドとローカルの需要の差もリサーチして潜在ニーズに応えるコスメを生み出しているのだそう。自社工場はないものの、人気の成分をどのように効率良く配合できるか、肌に届けられるかなど、ラボでの研究を踏まえて商品化。その都度マーケットが欲している商品をスムーズに開発するフローを構築。ミニマルでありながら需要のエビデンスを踏まえた商品開発を行い、企画から販売まで、最短で3ヶ月でリリースできるんだとか。そんなアヌアを代表する商品の一部をピックアップ。

自然由来ライン

 ドクダミや桃、シラカバ、ライスなど自然由来の成分をフィーチャーし、ブランド理念の「優しく」を担うライン。特にドクダミシリーズは保湿や鎮静ケアに特化し、季節の変わり目や花粉、赤みなどダメージが気になるユーザーから支持を集めています。桃ラインは日本市場向けに開発されたもので、キメや美白にアプローチし、もっちりとした肌を叶えます。

累計販売本数が2000万本を突破した“ドクダミトナー”

ダーマライン

 ダーマラインは、レチノールやビタミンC、アゼライン酸、PDRN(ポリデオキシヌクレオチド)といった、それぞれのスキンケア成分を主役にしたライン。近年の”成分トレンド”に後押しされ、人気が高まっているそう。日本では特にアゼライン酸のシリーズが売れ筋で、今年はPDRNシリーズがヒットしているとのこと。

日本で累計販売本数100万本を突破した“アゼライン酸セラム”

 ちなみに、日本と韓国の大きな違いとして、シートマスクの売れ方だとか。日本ではシートマスクをデイリーケアとして取り入れる人が増えたため、7枚や30枚入りの大容量タイプが人気ですが、韓国ではスペシャルケアの定番品で個包装の方が需要が高いと言います。

韓国の店頭では個包装のシートマスクが人気

オリヤンフェスでも人気ブースに

 オリーブヤングが手掛ける体験型フェスティバル「2025オリーブヤングフェスタ」にも出展。今年は初の屋外開催で、1万1000平方メートル超の過去最大級のイベントでした。アヌアブースはイチオシのPDRNセラムをテーマにしたブルーで統一され、入場客で賑わっていました。

2025オリーブヤングフェスタ会場

Image by: アヌア

アヌアのブース

Image by: アヌア

人気製品に扮したマスコットも会場内を巡回!

Image by: FASHIONSNAP

 日本事業部長のナ・ドゥリ(Doori Na)氏は「日本は大橋さんの起用で新客を予想以上に獲得することができ、近年最も成長している市場で、今後も一層力を入れていく。Qoo10などのリテールイベントも活用しリピーターを増やしながら、オンライン・オフラインでの接点創出を図り、まずは5万店舗での導入が目標で、今年は昨年比2倍の売り上げを目指している」とコメント。注力市場として今年新たに日本事業部のオフィスも開設しています。グローバルブランドへと成長させるべく、さまざまな地域でのポップアップなどの体験イベントを検討していくとともに、韓国コスメの一大商戦である「Qoo10メガ割」ではセット販売などの企画品を打ち出し、売上の拡大を図っていくと意気込みました。

最終更新日:

■アヌア:公式サイト

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