【連載】俳優・安田顕と「バブアー旅」札幌で見つけたタイムレスな魅力

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Image by: FASHIONSNAP

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【連載】俳優・安田顕と「バブアー旅」札幌で見つけたタイムレスな魅力

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 英国の老舗ライフスタイルブランド「バブアー(Barbour)」とともに、ローカルな街を巡る連載企画「バブアー旅」。その記念すべき第1弾として、俳優・安田顕さんが北の大都市、札幌を歩く。学生時代を過ごし、演劇に打ち込んだ青春の記憶が詰まったこの街で、バブアーのジャケットに袖を通し、馴染みの洋食店やレコードショップをぶらりと巡る一日。変わらぬ風景と、新たに見つけたお気に入りの一着。タイムレスな魅力に触れた安田さんの素顔を追った。

英国の伝統と新たな愛着 ⎯ バブアー 大丸札幌店 

ビデイル ワックス ジャケット ブラウン 6万7100円/バブアー

 旅の出発点は、バブアー 大丸札幌店。1894年に英国北東部サウスシールズでジョン・バブアーが創業したバブアーは、ワックスドコットンを用いた耐久性の高いアウターウェアで過酷な北海の気候で働く港湾労働者たちから高い支持を得たのが始まり。今では英国スタイルを象徴するブランドとして広く親しまれている。

 この日、安田さんが袖を通したのは、ブランドを代表するモデル「ビデイル(BEDALE)」。乗馬用ジャケットとして誕生し、動きやすさを考慮した短めの着丈や、スナップボタン仕様のサイドベンツなど、当時の実用的なディテールが随所に活かされた一着だ。「最初はずっしりとした重みを感じたんですが、それがすぐに心地よさに変わっていきました。まだ2、3時間しか着ていないのに、すでに愛着が湧いています」と、初めてのバブアー体験を語る。「店頭を見てみると、ワックス加工の定番から、軽量で薄手のモデルまでバリエーションが豊富なのに、どれもデザインの美しさは変わっていない。そういうところにも惹かれますね」。

 安田さんが特に着目したのは、バブアーオリジナルのチェック柄「ハウスタータン」。「裏地のチェック柄には、バブアー家の"家紋"のような意味があると知って、ぐっときました。単におしゃれなだけでなく、用途に応じた機能とデザインがある。そのストーリーを知ることで、より親しみが持てた気がします」。

52年続く変わらぬ味 ⎯ 洋食店「カリー軒」

 続いて向かったのが、札幌・月寒中央にある洋食店「カリー軒」。安田さんが学生の頃から通う馴染みの場所で、「TEAM NACSの聖地」とも呼ばれている。いつものメニューはハンバーグ。「もちろん、ハンバーグ屋さんですからね。付け合わせのスパゲティも美味しいし、カレーもいい。どれも間違いないんです」。

 カリー軒は創業52年という、長く愛される老舗だ。「51歳の僕より1つ年上なんですよ」と安田さん。「街の景色がどんどん変わっていく中で、こうして変わらないままそこにいてくれるっていうのは、すごくありがたい。この前、東京でよく通っていた焼鳥屋さんが閉店したんです。無くなって初めてわかるんですよ、そのありがたみが。同じことを繰り返し、何も変わらずに続けていくって、実はものすごく努力がいる」。

 バブアーも創業から130年を超え、“メイド・トゥ・ラスト(長く受け継がれるために作られた)”という哲学を持つ。「タイムレスなものは、それを見た時に思い出が蘇ることがあるんですよね。だから、代々受け継がれるものっていうのは、すごく大切なもののように感じます。先日、知り合いの絵がフランスの美術館に飾られることになって。きっとその絵っていうのは永遠に残り続けるものになる。自分が残した証になるんですよね。僕も、出演した作品がタイムレスな作品として残り、その一部としていられたらすごく嬉しいなと思います」。

音楽と映画、そして衣装の力 ⎯ レコード店「ボイラー」

 最後に訪れたのは、札幌・新川にある映画サウンドトラックを中心に扱うレコード店「boiler®(ボイラー)」。安田さんは音楽に造詣が深く、道内の音楽番組で15年間ナレーションを担当した経験がある。「たぶん100組......いや、101組かな。いろいろお話を伺わせていただいて、本当に貴重な体験でした」と振り返る。 音楽を好きになったきっかけは、兄からお下がりでレコードプレイヤーとラジカセをもらったこと。「ビートルズが大好きで、英国への憧れはずっとありました。『アビーロード』の横断歩道を実際に渡ったこともありますし(笑)」。

 印象に残っている映画音楽を尋ねると、『明日に向かって撃て!』と即答。「僕よりも前の世代の映画ですけど、タイムレスな作品って、やっぱりいつまでも残るんですよね。『ロッキー』とか『E.T.』みたいに、音楽が映画を超えて一人歩きするものもある。でもバート・バカラックの音楽は、映画に寄り添ってる感じがして、そこが好きなんです」。

 過去に出演した作品で印象的だった衣装は、大河ドラマの平賀源内役。「着物を着させてもらうだけで役に入れます。人の手を借りて役が完成するので、衣装の力は本当に大きいです」。

 では、バブアーを着て出演するなら、どんな役を演じたいか。「やはり、市井の人かな。労働者とか。長年手入れしながら着るような、生活の中にある服を纏う普通の人の役をやってみたい。バイクや自転車に乗ってる姿も似合いそうですよね」。バブアーは英国王室から一般市民まで幅広く愛され、数々の映画にも登場している。安田さんは、その存在感に強く惹かれた。「それだけ英国の生活や歴史、習慣の中に根付いているってことですよね。バブアーを着ることで、“説明”や“記号”になる。それって、すごいことだなって思います」。

 そして、バブアーを身に纏った安田さんの札幌散策の様子を収めた密着動画がYouTubeで公開中。札幌の街角で見せる安田さんの素顔も必見だ。英国の伝統と札幌の魅力が織りなす、特別な物語をぜひご覧いただきたい。

STORE INFORMATION
バブアー大丸札幌店
住所:北海道札幌市中央区北5条西4-7 6F
電話番号:011-206-6627
営業時間:10:00〜20:00
※9/23(火)リニューアルオープン。9/1より仮設店舗にて営業。
バブアー 公式インスタグラム

問い合わせ先
バブアー パートナーズ ジャパン (www.japan.barbour.com)

安田 顕
1973年生まれ、北海道出身。1996年に森崎博之、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真らとともに演劇ユニット「TEAM NACS」を結成。主演を務めた映画作品に、「俳優 亀岡拓次」、「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」、「愛しのアイリーン」、「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」、「私はいったい、何と闘っているのか」などがある。俳優以外の活動として、2013年には実父とのやりとりを綴ったエッセイ「北海道室蘭市本町一丁目四十六番地」を発刊。音楽にも造詣が深く、北海道内の音楽番組のナレーションを放送開始から15年間担当した。2024年7月、安田が企画・プロデュースする林遣都との二人芝居「死の笛」を上演。好評を博した。
Instagram:@yasu_da_ken

video director: Yu Nakajima(SPEC), video assistant: Ken Yazaki, photographer: Kai Naito(TRON), photo assistant: Takumi Yasumoto, stylist: Toshihiro Oku, stylist assistant: Yasuki Nakamichi, hair & makeup: Miyuki Morohashi(Yolken), edit & text: Mami Osugi, location service: BLOCK, location partners: カリー軒, boiler® | casting director: Takashi Sasai, production: Hideya Yokoi, producer: Shiori Nagaoka(FASHIONSNAP)

最終更新日: