
フランス・パリのメゾン「Christian Dior(クリスチャン ディオール)」のアイコンバッグ「レディ ディオール」をテーマに、70人以上のアーティストが独自のスタイルで創作した作品のエキシビジョン「LADY DIOR AS SEEN BY」展が、「ディオール銀座」のリニューアルオープンを記念して開催されます。4月22日〜5月20日、会場は東京・銀座の和光並木館。開催に先駆け、ラグジュアリーとアートが融合した見応えのある立体作品や写真、そして体験型の展示など、驚きや仕掛けが満載のエキシビジョンをレポートします。
「LADY DIOR AS SEEN BY」の会場は、建築家ピーター・マリノの設計によって約4ヶ月間をかけて大改装を行った「ディオール銀座」に近い、銀座4丁目並木通りに建つ和光並木館。巨大な「レディ ディオール」のアーティスト作品のヴィジュアルで覆われている外観が目印です。
エントランスを入って、まず正面の壁に設置されている、映像作家Yoram Mevorach Oyoram(ヨラム・メヴォラッチ・オヨラム)の作品に目が止まります。「ディオール銀座」の吹き抜けの壁に映し出されている映像を手がけているアーティスト。ユニークな映像に引き込まれます。
「レディ ディオール」とは、1995年に誕生した「Christian Dior」のアイコンバッグ。ダイアナ妃が愛用していたバッグとして知られています。
このエキシビジョンは、上海から日本に巡ってきました。継続的なプロジェクトとして世界の都市を巡回し、その土地を代表するアーティストと新たなコラボレーションを展開。新しい都市で開催されるごとに、新たな作品が追加されていくのだそうです。東京展では、すでに参加をしている名和晃平に加え、宮永愛子、鬼頭健吾、東信、土井浩一郎ら、日本人アーティストの作品が加わりました。
Nicolas Milheの作品。
鬼頭健吾の作品。
鏡張りの一角には椅子が置かれ、巨大なチャームに映像が映し出されています。
「レディ ディオール」の部品や道具の画像をタッチすると、その制作行程の映像が映し出されます。
Liu Jianhuaの作品。
名和晃平の作品。
東信の作品。
Daniel Arshamの作品。
Olympia Scarry(オリンピア・スケアリー)の作品。
Wen Fang(ウェン・ファン)の作品。
Morgane Tschiemberの作品。
宮永愛子の作品。
Bruce Weber(ブルース・ウェーバー)の作品。
展示は地下にも続きます。