メンズ バッグのトレンドは?リアルな2009年ストリートトレンド考察

2009年に多く見られたレザーのハンドバッグ
2009年に多く見られたレザーのハンドバッグ
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 トレンド発信地である原宿を中心にFashionsnap.comが撮り続けたストリートスナップから読み解く、リアルなバッグレポートをお届け。街行くファッショニスタの着こなしを定点観測すると、その時々のトレンドを映し出す鏡になっていることがよくわかる。2009年、リュックを筆頭とした大きなカバンは、若者男子のあいだで広く支持を集めたようだ。

 メンズのバッグに注目すると、リュックの比率はストリート全体の70〜80%とかなり高い。この数年続くマウンテン系・アウトドア系ブランドの人気が未だ根強く続いている証拠でもある。寒暖の差なく、オールシーズンで使いまわすことのできるカバンは、やはり量が入り且つスタイリッシュという両面から見てリュックが一番の選択肢だと判断するのだろう。

 また、スナップ写真の中でも沢山のカラーパターンのリュックを見ることができた。特に赤・青・黄の三原色を始め、白や黒といったモノトーンの、いずれもハッキリと認識できる色である。もちろんサイズも様々で、大きいもので言えば寝袋がついたものや、キャンプ仕様のものといった、アウトドア志向が流行っていることが見て取れる。目立つ色で自分の存在をしっかりアピールしたいのかもしれない。


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 次に、ハンドバッグ系はほとんどが革製のものである事に気づく。派手な染色は控える傾向にあるのだろう、それゆえ色もおのずと茶や黒だ。仕事をするためのブリーフケースさながら、しっかりと角が張り中にモノがたくさん入る、そんな形状のものを多く見ることができた。

 そして、レザー以外の素材を取り上げると、コットン製のエコバッグタイプが増えている。エコブームに乗ったエコバッグだが、時代はもう「当たり前」の雰囲気。かなり趣向を凝らしたデザインエコバッグが出回るようになり、ファッション好きにはたまらない格安おしゃれアイテムと化したのは一目瞭然。

 未だ数を減らさず店頭に並ぶリュックやエコバッグ。「環境のことを考え、自然のことをより大切に思う」そんな意味合いを込める人が増えたかはつゆ知らず、アウトドアやエコという言葉に関連したグッズが売れている。そういった社会の中に埋もれず自分をしっかりアピールしたいがため、鮮やかな配色を好んで身につける若者も少なくないだろう。環境問題のテーマが広く問われ続ける限り、これらアイテムも人気を博し続けると思われる。

 出退店が相次ぎ、揺れに揺れるファッション業界の今。消費者の求める「受容」と、ブランドが届ける「供給」とのバランスが、整理されてきている時期と言えるのかもしれない。

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