「Paul Smith Loves Barbour」発売を記念、初コラボの魅力を体感するポップアップが渋谷にオープン

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Image by: FASHIONSNAP

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「Paul Smith Loves Barbour」発売を記念、初コラボの魅力を体感するポップアップが渋谷にオープン

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 「ポール・スミス(Paul Smith)」が、「バブアー(Barbour)」との初のコラボレーションコレクション「Paul Smith Loves Barbour」の発売を記念したポップアップを渋谷スクランブルスクエア4階 Space4で開催している。期間は11月3日まで。

 同ポップアップに、以前からブランドのアイテムを愛用しているという「Sleepy boy」ことファッションクリエイター・ディレクターのDAI TANAKA & Karin夫妻が来店。英国の“カントリーショー”の世界観を表現した遊び心溢れる空間で、スペシャルなコラボアイテムを堪能した。

ポップアップ外観


 「Paul Smith Loves Barbour」は、英国ファッションを代表する2つのブランドがタッグを組み、「カントリーショー」から着想を得て製作されたコレクション。英国のカントリーライフと深く結びついたバブアーと、都会的なポール・スミス。その対比を遊び心のあるデザインに落とし込み、独特な色合いのワックスドコットンやパッチワークのディテール、「フリージアン牛」のモチーフ、シグネチャーであるストライプのディテールなどを随所に取り入れることで、両ブランドの“らしさ”を詰め込んでいる。

 ポップアップでは、鮮やかなブルーとグリーンを基調としたラックや什器とバブアーの象徴的なチェック柄をフロアにあしらった、コラボ特別仕様の内装を展開。コラボアイテムのデザインとリンクする鳥のモチーフや、カントリーライフを思わせるクレートなどが店内のいたるところに散りばめられ、コラボコレクションとその世界観をユーモラスに彩っている。

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 そんな同店を訪れたDAI TANAKA & Karin夫妻がまずチェックしたのは、バブアーのアイコンでもあり、今回のコラボの中心的アイテムでもあるジャケット。店内には、ポール・スミスのシグネチャーストライプをあしらったパッチワークデザインや、コラボ仕様のカラーブロックを採用したバブアーの代表作「ビデイルジャケット(Bedale Jacket)」をはじめ、ロング丈の「ビーストンジャケット(Beeston Jacket)」、ショート丈の「トランスポートジャケット(Transport Jacket)」などがバリエーション豊富に並ぶ。

 湿度の高い日本の気候に合わせて製作された日本限定のノンワックスシリーズのジャケット(3型、各2色展開)や、渋谷と大阪のポップアップ限定で先行販売中のネイビーカラーのワックスジャケット(3型)も注目だ。

 「ジャケットは、とにかくこだわりがすごいですね。赤いチンストラップの部分は誰もが一目見て気になると思うのですが、サイドのベンチレーションのパーツや裏地、ネームなど、あくまで主張はしないのに細部まで作り込んであるというのが、ブランドの一ファンとしてもかっこいい服だなと思いました」(DAI TANAKA)。

 「ジャケットだけでも本当にいろんな種類があるので、2人で同じジャケットを色違いで着たり、同じ色を形違いで着るのもいいですね」(Karin)。同コレクションでは、ほとんどのアイテムをメンズ・ウィメンズ双方に向けた幅広いサイズで展開しているため、性別や体型を問わず着こなしを楽しめるのも魅力の一つだ。

日本限定のノンワックス素材の「トランスポートジャケット」(6万8200円)と「ビデイルジャケット」(8万3600円)

ポップアップ先行販売のネイビーカラーの「ビデイル ワックスジャケット オーバーサイズフィット」(9万4600円)

 さまざまなアイテムを手に取り試着しながら、ポップアップ店内をじっくりと見てまわった2人。「バブアーの無骨さとポール・スミスの遊び心が、すごく良いバランスで融合していると感じました。それぞれのアイコニックな部分は残しつつ“いいとこどり”しているので、カジュアルにも着やすく、使うシーンが多そうなアイテムばかりです」(DAI TANAKA)、「バブアーは一般的には男性が着るイメージが強いですが、ポール・スミスの遊び心が加わったことで、より女性も着やすいデザインになっていると思います」(Karin)と、コラボならではのアイテムの魅力を実感した様子。

左:日本限定のノンワックス素材の「ビーストンジャケット(ブラック)」(9万6800円)、右:「ビデイル ワックスジャケット オーバーサイズフィット(パープル)」(9万4600円)

「ピンバッジ」(2200円)

 また今回のコラボでは、ウェアのみならず、キャップやレインブーツ、雨傘、エナメルピンバッジなど、バブアーらしいアイテムをポール・スミス流にアレンジした豊富な小物類も見どころの一つ。

 「牛のモチーフや、マルチストライプにバブアーのロゴを重ねたデザインのピンバッジを、ジャケットの胸元に重ね付けしたら楽しそう」「この傘は今持っているインラインのものと比べてカラフルだから、色が暗くなりがちな秋冬のコーディネートに差すとポイントになりそうでいいね」と小物にも注目。互いに意見を言い合いながら、和気あいあいとショッピングを楽しんだ。

「ミックスタータン アンブレラ」1万3200円

「ワックス トラス バッグ」(4万2900円)、「キャップ」(7700円)

 ポップアップを満喫した様子の2人に、特に気になったアイテムを訊ねると、DAI TANAKAはストライプ柄パッチワーク仕様のビデイル ワックスジャケット、Karinはネップ糸で編まれた赤いストライプ柄のプルオーバーニットをチョイス。

左:「カウ プリントTシャツ(1万4300円)、右:「サドル クルーネックニット」(3万9600円)

「ストライプ OS ビデイルジャケット」(9万7900円)

 「ビデイルジャケットは持っていますが、こんなクレイジーなパターンのものはあまり見かけないので、ぜひコレクションしたい一着。ポップすぎず、少し野暮ったさのある色味も個人的に好みです。パッチワークの色を拾って、濃紺のデニムやカーキのミリタリーパンツなどに合わせてクラシックに着たいですね」(DAI TANAKA)。

 「ほどよい厚みと着心地の良さ、袖口や背中のデザインのアクセント、絶妙な色味も素敵で全体的に好きでした。今日みたいにデニムと合わせてカジュアルにも、スラックスやローファーと合わせて少し綺麗めにも着られそうです」(Karin)。

「チェックライナー」(2万9700円)

 ジャケットに加え、チェック柄のライナーベストも気になったというDAI TANAKA。「左右と背中で違う柄になっていて、内側はエコファーになっているのが面白いデザイン。ダボっとしたパーカーの上にこれを羽織って、下はバギーカーゴパンツを合わせたりして、あえてシティストリートなテイストで雰囲気を変えて着てみたいです。2人でシェアするのも良さそう」と想像を膨らませながら、2つの英国ブランドの魅力とこだわりが詰まったポップアップを隅々まで体感した。


最終更新日:

◾️「Paul Smith Loves Barbour」期間限定ショップ
開催期間:2025年10月1日(水)〜11月3日(月)
営業時間:10:00〜21:00
会場:渋谷スクランブルスクエア4階 Space4
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12