「インスピレーションはどんなものからでも生まれてくる」と話すポール・スミス(Paul Smith)の大展覧会「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」が、国内3カ所で巡回開催されている。1号店や初めてパリでコレクションを発表したホテルの一室、オフィスやデザインスタジオの再現、そして数々のコラボレーションまで「全てをさらけ出した」構成が特徴。クリエーティブが詰まった会場内でも最も象徴的なアートウォールの前で、ポール・スミスに25の質問を投げかけた。

1, 子供の頃になりたかったものは?
自転車競技の選手。
2, アートや写真を集め始めたのはいつ頃から?
14歳の頃から。
3, ファッションデザイナーになりたいと思ったのは?
18歳。
4, お気に入りのアーティストは?
「FAVORITE(=お気に入り)」という言葉が好きじゃないんだ。
5, すすめたい美術館は?
素晴らしいギャラリーがたくさんあるロンドンに行ってみて。
6, 好きな本は?
伝記本。
7, 好きな映画は?
黒澤明の「影武者」。
8, 好きな旅先は?
イタリアかな。
9, ロンドンの好きな所は?
エネルギー。
10, 京都の好きな所は?
歴史。
11, 日本の好きな所は?
勤勉さ。
12, 最もアイデアが浮かぶ場所は?
毎日探しているよ。
13, アイデアが浮かばない時はどうする?
そんな事はこれまでなかった。
14, 嫌いな言葉は?
NO。
15, 休日は何をして過ごす?
休日?僕にOFFというものはないな。

16, 好きな一着を選ぶとしたら?
シンプルなネイビーブルーのスーツ。
17, 長く使っている愛用品は?
20年以上履いている靴。
18, 怖いものは?
死。
19, 仕事で大切なことは?
新しいアイデア。
20, いま成功していると思う?
そうでもないな。
21, 人生で後悔していることは?
つまらない冗談。
22, バイタリティの源は?
VICES(非行)!・・・おっと冗談だよ。
23, 一番の宝物は?
自分の手で作ったもの。
24, これからやりたいことは?
明日について考えたい。
25, 最後にひとことどうぞ。
【レポート】ポール・スミスの「全てをさらけ出した」大展覧会が京都で開幕
■ポールスミス展「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」
京都会場
会期:2016年6月4日(土)〜7月18日(月・祝)
会場:京都国立近代美術館
東京会場
会期:2016年7月27日(水)〜8月23日(火)
会場:上野の森美術館
名古屋会場
会期:2016年9月11日(日)〜10月16日(日)
会場:松坂屋美術館
詳細・チケット情報