ファストリ初任給37万円に増額、ポール・スチュアート買収、“フリーター” 石川涼のベストバイ…（12/21〜12/27）【5分でわかる主要ニュース】

　12月21日〜12月27日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。

ファストリが日本の新卒社員の初任給を37万円に増額　昨年に引き続き

• 「ユニクロ」や「ジーユー」を運営するファーストリテイリンググループが、2026年3月に日本の新卒社員の初任給を改定すると発表した。グローバルリーダー候補は月額初任給を37万円（現行33万円から約12％増）とし、年収の目安は約590万円（現行526万円から約12％増）に引き上げる。
• 同グループは2020年春入社以降、継続的に初任給の引き上げを実施。昨年にも初任給を30万円から33万円に引き上げていた。6年間での引き上げ額は16万円。
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三陽商会が来年9月に株式分割　普通株式1株→3株に

• 三陽商会が、普通株式1株につき3株の割合に分割すると発表した。効力発生日は2026年9月1日。
• また、株主優待制度の変更を併せて発表。これまでと同様の株主優待セールの案内に加え、三陽商会の商品を購入する際に利用できるSANYO MEMBERSHIP（SMS）ポイントを保有株式数と保有期間に応じて付与する。
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ジェントルモンスターが模倣でブルーエレファントを提訴

• 「ジェントルモンスター」を運営するアイアイコンバインドが、製品およびオフライン空間のデザインを模倣した韓国発のアイウェアブランド「ブルーエレファント」に対し、現在法的対応を進めていることを明らかにした。
• アイアイコンバインドによれば、類似の指摘がこれまで継続的に寄せられてきたほか、オンライン上では、両ブランドが「同じ工場で生産されている」あるいは「姉妹会社」「姉妹ブランド」であるといった、出所が確認されていない情報が拡散された経緯もあるという。
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エトロの少数株式を産業投資家グループが取得　ラムズ・グローバルの代表が取締役会会長に就任

• ラムズ・グローバル、スウィンガー・インターナショナルのマティアス・ファッキーニ、SRI グループのジュリオ・ガッラッツィからなる産業投資家グループが、「エトロ」の筆頭株主であるL キャタルトンとの合意のもと、ブランドが保有していた少数株式を取得した。
• 取得に伴い、ラムズ・グローバルの代表であるファルク・ブルブルが取締役会会長に就任した。なお、現CEOのファブリッツィオ・カルディナリは、今後もブランドにおいて中核的な役割を担うという。
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J.フロントと大丸松坂屋、上海の大型百貨店「上海新世界大丸百貨」運営会社との事業提携を終了

• J.フロント リテイリングおよび大丸松坂屋百貨店が、上海の大型百貨店「上海新世界大丸百貨」を運営する上海新丸商業運営有限公司との事業提携を12月31日に終了することを発表した。なお、提携終了は契約期間の満了によるもの。
• 両社は、2013年1月12日に事業提携枠組み契約書を締結し、上海新世界大丸百貨に関して、人材を派遣して開業準備・開業後の管理運営に関わる技術支援を実施。2015年5月のグランドオープン以降、コロナ禍を除き売上は拡大し、近年は最高売上を達成していた。
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中国の投資会社 HSGがゴールデン グースの過半数株式を取得　グローバル展開を加速

• イタリアの高級スニーカーブランド「ゴールデン グース」を展開するゴールデン グースグループが、同社株式の過半数を中国の投資会社 HSGが取得すると発表した。シンガポールの投資会社 テマセクも新たに少数保有者となり、株式はいずれも現在の大株主のペルミラから取得する。取得価額や株式数などは開示されていない。
• ゴールデン グースグループは2024年6月にミラノでのIPO（新規株式公開）を予定していたが、欧州市場の不安定化を理由に延期。これを受けて、2025年1月にはアリババ共同創業者ジョー・ツァイ（Joe Tsai）が率いる香港の投資会社 ブループールが12%の株式を取得していた。今回のHSGの株式取得により、同社はグローバル展開の加速を見込む。
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コンデナスト・ジャパンの全事業を統括、藤原総一郎氏がマネージング・ディレクターに就任へ

• コンデナストが、藤原総一郎氏をコンデナスト・ジャパンのマネージング・ディレクターに任命したと発表した。2026年3月に着任予定で、「ヴォーグ」をはじめとする日本におけるコンデナストの全事業を統括する。
• コンデナスト・ジャパンでは、「ヴォーグ ジャパン」のヘッド・オブ・エディトリアル・コンテントであるティファニー・ゴドイが、10月末日で同職を退任。また、2010年からジャパン社の経営を率いてきた北田淳社長は12月31日をもって同職を退くことが決まるなど、再編が続いている。
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「ポール・スチュアート」買収　民間投資会社MWPが三井物産から株式取得

• 「ポール・スチュアート（Paul Stuart）」を運営するPaul Stuart, Incが、民間投資会社のMiddle West Partners（以下、MWP）から買収されたとアメリカ・ニューヨーク時間12月22日付で発表した。同社の株式は三井物産が全て保有していた。
• 三井物産は1975年にPaul Stuart社製品の輸入事業を開始し、1991年にブランドの日本市場向け独占生産・販売権を取得。2013年にはPaul Stuart社の全株式を取得するなど、50年以上にわたりパートナー関係を築いてきた。
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【2025年ベストバイ】“フリーター”石川涼が今年買って良かったモノ

• 今年のお買い物を振り返る「2025年ベストバイ」。17人目は、“フリーター”の石川涼さんです。10月末で会社を離れ、新たなスタートラインに立った石川さんにとって、今年は人生の流れが大きく切り替わった一年だったとか。モノを選ぶ基準は価格や希少性ではなく、そこに物語があるか、人との関係が宿っているか、そしてこの先の人生とちゃんと繋がっているかどうか。モノを通して浮かび上がるのは、石川涼という人間の現在地。その選択の背景にある思考や感情を、本人の言葉とともに辿っていきます。
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