6月15日〜6月21日に掲載したニュース・特集・連載記事から主要トピックをピックアップ。

マルニのクリエイティブディレクター、フランチェスコ・リッソが退任

• OTBグループが、「マルニ」のクリエイティブディレクターであるフランチェスコ・リッソが同職を退任すると発表した。後任は現時点で明かされていない。
• フランチェスコは、2016年に創業者兼クリエーティブ・ディレクターを務めてきたコンスエロ・カスティリオーニの後任として同職に就任。2017年秋冬コレクションから2025年秋冬コレクションまでを手掛けた。
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メゾン マルジェラ擁するOTBグループがメキシコ進出を発表、小売事業の拡大を狙う

• 「ディーゼル」や「メゾン マルジェラ」などを擁するOTBグループが、メキシコへの進出を発表した。これにより、北米の重要な地域での事業基盤強化を図る。
• メキシコのような将来性の高い国でのビジネスチャンスをつかむために新たな地域に進出することで、小売事業をさらに拡大する狙いがあるという。
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ケリングがCEO職と会長職を分離　仏自動車ルノーのルカ・デ・メオが新CEOに着任へ

• ケリングが、ガバナンス体制の刷新をヨーロッパ時間6月16日付で正式に発表した。
• これまではフランソワ＝アンリ・ピノー氏が取締役会会長と最高経営責任者の職務を兼務していたが分離し、新たなCEOとして自動車メーカー ルノーのルカ・デ・メオ氏を任命。ピノー氏は会長職に専念する。
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スイス時計、販売鈍化　主要市場がマイナス成長

• スイス時計協会が、2025年5月のスイスからの時計輸出額が前年同月比で9.5%減少し、21億スイスフラン（約3700億円）となったと発表した。4月にアメリカ市場で関税の引き上げ前を見越した駆け込み需要が集中したことによる反動だという。
• 同部門最大の市場であるアメリカ向けの輸出は前月比で25.3％と大幅に減少。世界全体の輸出減少額のうち約4割を占める規模となった。主要市場ではアメリカ以外にも、日本でマイナス10.5％、中国でマイナス17.4％、香港でマイナス12.6％、イギリスでマイナス14.5％と軒並み2桁の減少を記録した。
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ルルレモンが約150人削減　店舗サポートセンターの従業員が対象

• 「ルルレモン」を展開するルルレモン・アスレティカが約150人の人員削減を行うと複数媒体が報じた。組織構造刷新の一環としている。
• 報道によると、人員削減は店舗サポートセンターの従業員が対象。同社は2024年にもフルフィルメントセンター戦略の見直しの一環として、従業員128人を解雇する方針を示していた。
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イケア、買い物でポイント付与　会員向け新プログラムの提供を開始

• 「イケア」が、支払いに応じてポイントを付与する新たな特典プログラム「IKEA Family のリワードプログラム」の提供を開始した。アジア初の導入となった同プログラムは、京都店とKEA横浜ベイクォーター店を除く全国の店舗と公式オンラインストアで展開している。
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ダイソー、システム設定に不備　顧客情報などが流出か

• 「ダイソー」などを展開する大創産業が、同社で使用しているシステム設定に不備があり、当該システムで取り扱っていた顧客および従業員、取引先、中途採用応募者の個人情報の一部が漏えいした可能性があると発表した。
• 同件は、今年4月に外部からの指摘で発覚。同社が行った調査によると、社内で利用していたツール「Googleグループ」において、本来社内のみで共有されるべき事案について閲覧制限がかかっておらず、情報が公開されていたことが確認されたという。
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オム プリッセ イッセイ ミヤケは新章へ　服づくりの研究者が“外”に出ることの意味

• 「オム プリッセ イッセイ ミヤケ」が、パリメンズファッションウィークでのショー形式の発表を取りやめ、代わりに「アイム メン」が発表するようになって1シーズンが経った。ここ数シーズンで評価を更に高めていたオム プリッセ イッセイ ミヤケだっただけに、疑問符が浮かぶ決断だったが、「ピッティ・イマージネ・ウオモ」で行ったファッションショーでその意図を明確に示した。
• ブランドの進化と展望を見据えて「新たな段階」へ進むとしていた同ブランドは、服づくりの研究を重ねてきたチームが実験室を解放し、社会との接点を求める、すなわち「オープンステュディオ」へと舵を切ったのである。
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