Image by: FASHIONSNAP
「光の都」パリに誕生したフレグランスブランド「ソルフェリーノ(Solférino)」。ソルフェリーノ通り10番地という、18世紀の壮麗な邸宅の特別な住所を原点に、セーヌ川やエッフェル塔、パレ・ロワイアルなどフランス・パリの街並みからインスピレーションを得て誕生した10種のオードパルファムは、まさに卓越した香りが持つ価値を体現する。
ファッションウィークで幾度となくパリを訪れ、その魅力を知り尽くしているモデル/DJの大平修蔵が、ソルフェリーノの香りに導かれ、自身の思い出深くも、いまだ知らなかったパリの新たな一面を巡る。ソルフェリーノが表現する「光の都」の輝きと、香りが織りなす物語を、大平の感性と視点で、ブランドの真髄に迫る。
ソルフェリーノは、10種類それぞれ著名な調香師たちを起用し、「調香師らが夢見るパリのイメージを香りで自由に表現してほしい」とリクエスト。10種類のオードパルファムはいずれも、パリの中心部にある有名なスポットや体験から派生し、調香師たちが高品質の原料に新風を吹き込み、パリのスピリット、色あせない輝きを放つ都市の魅力を香りで物語っている。
そんなソルフェリーノの美学は、3つの印象的なエンブレムに凝縮される。光の都パリの輝きを象徴する「S10ロゴ」の太陽、ソルフェリーノ通り10番地の邸宅エントランスと同じダークグリーンの「S10紋章」、そしてパリのタウンハウスの床を彩る「市松模様」がブランドのDNAを形成する。コレクションは、個と普遍が交わるジェンダーニュートラルな香りで、誰もが自身の思い出や願望を投影できるよう、バラエティに富んだ多面的なフレグランスが揃う。

「ソルフェリーノ」(10種、70mL 2万9040円、125mL 4万7080円)※11月26日発売
RÊVERIE SUR SEINE 01
レヴリ シュル セーヌ 01

「レヴリ シュル セーヌ」は、パリらしい優雅な情景が広がるセーヌ川が着想源。川面にランドマークが輝き、ポンヌフの愛やポンデザールの思い出が香るよう。太陽の光に揺れる川面を眺めながら、またはパリにある古書店で稀覯本を開きながら、自分と向き合う静かな時間に浸る、そんな情景が浮かぶ。
マスターパフューマー ナタリー・ローソンが調香した「ネロリ ウッディの香り」のレヴリ シュル セーヌは、複雑なオレンジブロッサムを中心に、アロマティックなクラリセージと爽やかなマンダリンが重なり、セーヌ川を渡る光あふれるそよ風を演出。時とともにまろやかなアンブロックスとムスクが広がり、夢と現実の狭間を漂うような香りだ。
Shuzo's comment:今回、パリの街に到着した時、初めてパリの地に降り立ち道端に座り込んだ時の、「ああ、これがパリだ」と実感した、あの日の感動が鮮やかに蘇りました。19歳でキャリアをスタートさせ、今、こうしてセーヌ川で撮影をしている。その事実に、深い感謝の念が込み上げました。
ファッションウィークで幾度も訪れているパリですが、セーヌ川の畔でこれほどまでに時間を忘れられたのは初めてです。心からリラックスして、深く癒やされるひとときでした。その中でレヴリ シュル セーヌをまとうと、この場の雰囲気とマッチしていて感動と高揚感に包まれました。今日のこの素敵な時間のことを思い出す香りになりそうです。
FOLIES À MONTMARTRE 04
フォリ ア モンマルトル 04

荘厳なサクレ・クール寺院がそびえ立つモンマルトルから着想した「フォリ ア モンマルトル」。パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)やアメデオ・モディリアーニ(Amedeo Modigliani)といった芸術家の魂を揺さぶったボヘミアンなスピリットが今も息づいている街だ。歴史とクリエイティブな雰囲気に満ち、古い風車やカフェ、アトリエが点在。パリを一望できる絶景や、芸術と日常が交わる活気と自由でミステリアスな空気感がこの街には広がる。

ジョルディ・フェルナンデスが調香した「ブラックレザーの香り」のフォリ ア モンマルトルは、ローズアブソリュートとローズエッセンスの大胆な個性が香り立ち、フランキンセンスとベンゾインがセンシュアルな温かみを加え、晴れやかな香りを演出する。パリらしいエレガンスを体現した、いつまでも余韻が残る魅惑的な香りだ。
Shuzo's comment:今回、初めてモンマルトルの丘に足を踏み入れました。長年の憧れであったこの場所へ、撮影という形で訪れることができて幸せでした。パリ市街を一望する壮大な景色は、もちろん、心を深く揺さぶるものでしたが、それ以上に、この歴史ある場所で仕事ができている事実に感慨もひとしお。10代の頃、「絶対海外で仕事をするんだ‼︎」と意気込んだ、あの情熱が蘇るような、非常に充実した撮影ができました。フォリ ア モンマルトルの奥深い香りが、忘れられない思い出とリンクしそうです。
10, SOLFÉRINO 02
ディス ソルフェリーノ 02


閑静なセーヌ川岸と活気あふれるサンジェルマン大通りの間に佇む、ソルフェリーノ通り10番地の壮麗な邸宅が、このフレグランスブランドの“出発点”。パリの街を象徴するかのような街並みの、深い緑の扉を開けると心を引き寄せる香りが漂う。光に満ちた中庭から建物に入ると、歴史が刻まれた壁や手すりにパリのライフスタイルが息づいている。不朽の名建築として、伝統と優雅さをたたえ、いつまでも色あせない上品な魅力を放つ。

ソルフェリーノの歴史を象徴する、普遍的な魅力を持つ「フローラルローズの香り」のディス ソルフェリーノ。調香師アントワーヌ・メゾンデューが手がけたこの香りは、シルキーなローズの花びらをアイリスが優しく包み、ティーが晴れやかさを添える。フルーティノートとリッチなウッディベースがローズに大胆なひねりを加え、コンテンポラリーな表情を引き出す。

Shuzo's comment:朝からの撮影で、正直なところ体力的にも少し疲労が蓄積してきた時だったのですが、ソルフェリーノの本社に一歩足を踏み入れた瞬間、空間を彩る素敵な香りが心身にすっと染み渡り、心が安らぎました。内装の隅々まで行き届いた美意識には感銘を受けましたし、特に印象的だったのは、モダンでありながら品格を漂わせる市松模様の床です。そのすべてが香りの魅力を最大限に引き立てる、空間だと感じました。あの場所で感じた香りと幸福感は、忘れられない充足感となって心に残っています。
◾️大平修蔵(SHUZO OHIRA):2001年、神奈川県生まれ。モデル/DJ/アーティスト。2020年に始めたTikTokで注目され、フォロワーは760万人を越え、SNS総フォロワー数は現在約1000万人となる。2022年には「Forbes JAPAN UNDER 30 日本発世界を変える30歳未満」に選抜。アーティストとして「SHUZO」名義でDJ・楽曲制作など取り組み、プライベートレーベル「AT1」からファーストデビューシングル「THE FEELING feat. 中島美嘉」をリリース。音楽シーンにも新たなスタイルを提示する。TikTok: @shuzo__3120 Instagram: @shuzo___3120
調香師たちが語るソルフェリーノの香り










レヴリ シュル セーヌ:「ネロリの甘さに象徴されるような軽やかさを表現し、セーヌ川岸の思い出に迷い込んだような心地へと誘う香り」(ナタリー・ローソン Nathalie Lorson)
Image by: ソルフェリーノ
問い合わせ先:ブルーベル・ジャパン 香水・化粧品事業本部 0120-005-130
photographer: Ryo Sugimoto, video director / editor: Kei Ogawa, dp: Genta Komatsu, ac: Adrien Vuvan, gaffer: Yujiro Saito, compositor: Hisatoyo Taguchi, designer: Shiho, coordinator: Hiromi Otsuka, hair&make: Yusuke Saeki, stylist: Shuichi Sato| text&edit: Akiko Fukuzaki, casting: Takashi Sasai, producer: Mizuki Okuhata(FASHIONSNAP)
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