【特集】変わる台湾のファッション事情〜台北インスタイル・注目ブランド編〜

台湾ブランドDOUCHANGLEEのショー Image by FASHIONSNAP
台湾ブランドDOUCHANGLEEのショー
Image by: FASHIONSNAP

 「台湾ファッション」が今、進化の時を迎えている。ファッションに興味を持つ層が増え、グローバルブランドが続々と進出。NYで活躍するJason Wu(ジェイソン ウー)のように、台湾から世界に飛び出そうとしている若手デザイナーも育ち始めている。様々な側面から台湾のファッション事情を追う特集の第1弾は、「台北インスタイル」に注目。台湾最大のファッションイベントから、新進デザイナーや日本未上陸ブランドをレポートする。

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 国内初のファッションフェア「台北インスタイル」は、台湾テキスタイルフェデレーションが台湾の繊維・ファッション産業を国際市場につなげるプラットフォームの構築を目指し、2006年から開催。2014年4月の合同展示会には、国内外から103社が出展している。期間中は8本のランウェイショー、1本のトランクショー、そして6回のセミナーが開催され、バイヤーやメディアも含めて19 国以上が参加。のべ約15,000人が来場した。

taipei_in_style_1404_03-015.jpg  今回、初めて会場になったのは、信義区のカルチャースポット松山文創園区。かつてタバコ工場があった一帯をリノベーションしたエリアで、広い敷地内は緑や池もあり、市民の憩いの場としても親しまれている。

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 ショーや合同展は、工場の面影が残る建物の中で行われる。

taipei_fshop_06-006.jpg taipei_in_style_1404_02-002.jpg 開催前日には、オープニングイベントが開催された。司会者が着用しているピンクのドレスも今回の参加ブランド「DOUCHANGLEE」の新作。世界の様々な地域からメディアが招聘され、アナウンスは全て中国語と英語で行われるなど、国際的なファッションイベントとしての体制を強化している。

taipei_in_style_1404_01-002.jpg  参加デザイナーによるオープニングショー。台湾のトップモデルがそろい、華やかに幕を開けた。

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■日本未上陸・台湾ブランドのランウェイ

 開催1日目に行われたファッションショーでは、若手から中堅まで、主に台湾を拠点とするデザイナーが新作を発表。日本未上陸の実力派がそろった。

 初日にショーを開催した「KERAIA」は1996年Lin Chih-ChiehとTsai Li-Yuが設立したブランド。デイリーウェアからカクテルドレスまで、都会的なスタイルを披露した。
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 注目を浴びたのは、イタリアの名門校マランゴーニでファッションを学び、デザイナーKarl Lagerfeld(カール・ラガーフェルド)が手がける「FENDI(フェンディ)」で経験を積んだデザイナー「ATHENA CHUANG」による初のランウェイショー。

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 ストーリーを融合したデザインを目指しているブランドで、発表された春夏コレクションは「空」がテーマ。わたあめのように軽くフワリとしたイメージで、おぼろげな幻や夢の中の世界を表現したという。

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 まだブランド体制が充分ではないが、ATHENA CHUANGはこれから市場のニーズとクリエイティビティのバランスを整えて「国際的なブランドを目指していきたい」と語る。

>>ATHENA CHUANG:https://www.facebook.com/athena.ch


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