【台北インスタイル2015レポート②】プロダクツで勝負〜若手デザイナーが充実

台北インスタイル2015
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 「時期が遅くてもでもプロダクツが魅力的なら問題ない」。ヨーロッパに続くアジアのファッションウィークで最後を飾る「Taipei IN Style(タイペイ・イン・スタイル=TIS)」だが、他のファッションウィークが我先にと早い日程を狙っている中で、先を行くよりもアジアの"流れ"を作ることが重要だと台湾テキスタイル・フェデレーション(紡拓會)秘書長のJustin Huangが話してくれた。(取材・写真・文:ファッションジャーナリスト 益井祐)

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【台北インスタイル2015レポート】
・その1:英国、韓国、日本...インターナショナルなランウェイ

 トレードショー「TIS」の メインである展示会は、若手が充実していた。川久保玲や山本耀司、ケイト・モスなどファッションの偉人たちを使ったグラフィックの「Just In Case(ジャスト・イン・ケース)」は、これまではオーダーやプロジェクトが中心だったが昨シーズンからウィメンズをスタート。今回はメンズも加わった。

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グラフィックデザイナー出身の「(A)crypsis(エイ・クライプシス)」

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>>(A)crypsis 2015-16年秋冬コレクション詳細

 アーバンアウトドアスタイルの「wisdom(ウィズダム)」はユニセックスのコレクションを提案。

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自分のとった写真からプリントを製作しているのは「Envol Avec Ning(エンヴォル・アベク・ニン)」だ。

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また11月開催には大きな規模で関わっている「PR01」だが、今回初めて「PR01ショールーム」として参加。「サベージ」や「ホール9ヤード」等の日本やシンガポールの5ブランド、

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そして犬服も並んだ。

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セーラー服おじさんが日本から応援に駆けつけてTISを沸かせたのは「Lucy Pop(ルーシー・ポップ)」。

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クールジャパンで何回か海外で出展しているようだが、今回初めてセーラー服を販売した。国内外からの学生服ファッションへの需要の高さから誕生したブランドだ。

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よりコーポレートなブランドが集まったスペースでは、ファッションの地産を促進するためにデザイナーと縫製工場をつなぐ試みも。

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 紡拓会のオフィス内にあるワークショップを使ったジュエリーなども紹介された。

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その他、アジア人のボディを考えてデザインされた台湾発のデニム「JEANSDA(ジーンズダ)」

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サステイナブルの「Allen Moret(アレン&モレット)」

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一方で、韓国からはミリターの要素を強く入れたメンズウェア「CHRISTOPHER MARVIN(クリストファー・マーヴィン)」

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ストリート系のアクセブランド「ZIMZUM(ジムズム)」

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 香港の「ZIZTAR(シスター)」は姉妹が手がけるブランドで、ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションで写真を学んだ妹がデザインとグラフィックを手がける。

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 「ブリティッシュカウンシル」はランウェイでコレクションを発表した2デザイナーだけでなく、シューズの「Natasha Marlow(ナターシャ・マロウ)」やパースペックスジュエリーの「Tatty Devine(タティ・ディバイン)」

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ストッキングの「candy baker(キャンディ・ベイカー)」

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そして、セントラルセントマーティンズでファッションを学びこの度デビューした陶器の「エンチャーム」を集めた。

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 また、バイヤーのために今後TISに参加予定のブランドによるトランクショーが行われ、台湾の山岳地帯に住む現住民族からインスパイアされたグラフィックをドレスやニットに施した「Andre Kao(アンドレ・カオ)」。

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そしてフランスのシューズブランド「GROUNDFIVE(グランド・ファイブ)」が登場した。

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【台北インスタイル2015レポート】
・その1:英国、韓国、日本...インターナショナルなランウェイ

■マスイユウ/益井祐(ファッションジャーナリスト)

yu_masui_icon_01.jpg静岡県浜松市出身、温暖な気候で天真爛漫に育つ。ファッションジャーナリズムを学ぶために渡英、London Collage of Fashion在学中にコンセプトショップの先駆けである「the pineal eye」でバイイングに参加。その後フリーのバイヤーとして日本やイギリスのセレクトに携わる。ライターに転身後はロンドンを中心にヨーロッパはもちろんアジアからアフリカまで新しいファッションを求め世界を飛び回る。繊研新聞や装苑、シュプールなどメンズ/レディス誌で執筆するほか海外の媒体にも寄稿。またスタイルアイコンとして世界中のメディアで取り上げられている。

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