
Image by: ©Launchmetrics Spotlight

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「ディオール(Dior)」が、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)が手掛ける初のオートクチュール、2026年春夏コレクションをロダン美術館の特設会場で発表した。かつてデザイナーを務めたジョン・ガリアーノ(John Galliano)がジョナサンに贈ったというシクラメンの花々でランウェイの天井を埋め尽くし、クチュールの美しさと生命力に満ちた「驚異の部屋(wunderkamer)」を創り出した。
ジョナサンは、クチュールを「現在の検証と再構築を通じて、新しいかたちで捉え直すためのレンズである」と定義。全63ルックからなるコレクションで、自然と技巧、そして新旧の融合を核に据えた。シルクジョーゼットに繊細なプリーツとツイストを施したロングドレスにはじまり、流れるようなラインや身体に沿って描かれるドレープが、曲線と動きを際立たせる。陶芸家マグダレン・オドゥンドの擬人化された陶磁器も着想源となり、彫刻的なシルエットを創出した。
風合い豊かなネップツイード、ネットのレイヤーによるバルーントップ、クチュール技術によるニットウェアなど、モダンなデザインとディテール、素材使いに熟練の職人技と探求心が息づく。ムッシュ ディオールが愛した花々は、シルク生地や刺繍の精緻な手仕事によって、ドレスやアクセサリーに儚くも永遠の美を宿した。
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ラグジュアリー・ブランド「ディオール(DIOR)」のメンズウエアラインは、2001-02年秋冬に始動。当時「イブ・サンローラン」でメンズウエアのデザイナーだったエディ・スリマンがアーティスティック・ディレクターを務め、カリスマ的なヒットを飛ばした。メインアイテムは、ロックに着想した華奢なジャケットやスーパースキニーデニムなど。今でこそ主流となった「ノージェンダースタイル」を先駆けて打ち出し、熱狂的なファンを獲得した。2007年、エディが退任しクリス・ヴァン・アッシュがアーティスティック・ディレクターに就任。2019年春夏からは、キム・ジョーンズが手がけている。同年、ブランド名をウィメンズと同じ「ディオール」に統合した。
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