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mukcyen2026年春夏コレクション

漠然とした未来への不安の中、今何を着るか
mukcyen 2026年春夏

Image by: Runway:FASHIONSNAP(Koji Hirano)、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)

mukcyen 2026年春夏

Image by: Runway:FASHIONSNAP(Koji Hirano)、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)

mukcyen2026年春夏コレクション

漠然とした未来への不安の中、今何を着るか
mukcyen 2026年春夏

Image by: Runway:FASHIONSNAP(Koji Hirano)、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)

 デザイナーの木村由佳が手掛ける「ムッシャン(mukcyen)」が、初となるランウェイショー形式で2026年春夏コレクションを発表した。

 今シーズンのコレクションの着想源となったのは、今年7月の「赤い月(皆既月食で月が赤く見える現象「ブラッドムーン」)」の予言。「未来に対する恐怖感、限りのある時間のなかで、今をどうやって過ごすか。いつか来る何かに対して、どのような装いで対面できるか」という考えをテーマに設定した。ランウェイは円形に配置された「赤い月」をイメージした赤いライトに照らされた。木村は「洋服を着脱することを通した思考は、無を赤く染め上げるかのように、自己のアイデンティティーを炙り出す役割を果たす」と説明した。

 ブランドのシグネチャーであるセカンドスキンでは、より長時間の着用を想定し、着心地の良いキュプラ地を重ねたカットソーを展開。予言に対して備えるための服=日常の中の多様なシーンを横断して着用される服のイメージとして、ラウンジウェアのような心地よさと突然の外出にも対応できる華やかさを追求。また、「日常を大切にしたい」というブランドの意思を反映し、セカンドスキンシリーズのためのスキンケア効果のある素材を新たに開発。着用することで身体をケアする服作りを目指したという。

 リラックスからオケージョンまで幅広いシーンを横断する日常のイメージは、“内外の境界線を溶け合わす”ようなイメージに発展。鞄の造形からと肩甲骨をイメージした「スキャプラ(肩甲骨)ハーネス」は、ジャケットやビスチェ、ショートパンツなどに展開し、「人体の神秘性と日常的なスタイルに変換」したという。このほか、ストレッチの効いたコットンのジャンプスーツなど、ブランドが得意とするドレーピングや薄手の生地のレイヤリングによって、着用者の身体に寄り添ったシルエットのルックが多く登場した。

 2022年にJFWOが発足したサポートプログラム「JFW NEXT BRAND AWARD 2026」のグランプリを受賞し、今シーズンに東コレ初参加を果たしたムッシャン。ショーを終えた木村は、今後の展望として、日本だけでなく海外の客層にもアピールしていきたいとし、服作りとともに機能性素材の研究を並行して行うことで、「女性たちにとってもっと良いものを届けたい」と抱負を語った。

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