
Image by: FASHIONSNAP
村上亮太が手掛ける「ピリングス(pillings)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/S」で2026年春夏コレクションを発表した。
会場となったのは、2023年に事業譲渡契約を締結したサザビーリーグの本社。白い壁一面に囲まれたコンパクトな環境を会場に選んだ理由について村上は「昔ながらのサロンショーのような形式を社内でできないかと考えた。また『自分たちで場所』を持つのは面白いのではないか、という試みの1回目でもある」と語った。 12回目のコレクションとなった今回のテーマは「my basket」。海外から見た「原宿・KAWAII」のようなものではなく、まだ言語化されていない日本の「日常服」に着目。洗いによる歪みなどの細かいニュアンスに注力したという。
コレクションでは、ポケットの裏地が飛び出たパンツなど、ブランドを代表するデザインが散りばめられたアイテムをはじめ、NHKの幼児向け番組「にこにこぷん」とコラボレーションし、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの3人があしらわれたカーディガンなどが披露された。
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ABOUT THE BRAND
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村上亮太が手掛ける「ピリングス(pillings)」は「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」としてブランドをスタート。2017年秋冬コレクションまで母・村上千秋と2人で制作を続けていたが、2018年春夏コレクションから村上亮太単独でデザインを手掛けている。2020年にブランド名をピリングスに改名した。

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上田安子服飾専門学校卒業後、山縣良和による「ここのがっこう」でファッションを学ぶ。リトゥンアフターワーズのアシスタントを経て、2014年に「リョウタムラカミ(RYOTAMURAKAMI)」を立ち上げる。2020年には「K'sK」代表の岡本啓子と共に、ニットスクール「アミット(AMIt)」を開校。ニットを通したコミュニケーションの場作りにも注力している。
