3月26日、「SOMARTA(ソマルタ)」が2009-10年秋冬コレクションを発表した。
 生命体の進化をテーマに掲げた前シーズンに続き、今回もボディにまつわるものとして防具(日本や西洋の鎧、甲冑)からインスピレーションを受けた。その力強いたたずまいや、折り紙を折ったように作られた繊細さは、今回表現したかった「強い=優しい」という言葉にしっくり当てはまる。
 ヴィンテージ感にこだわったという牛皮のレザーは、エンボス加工を施し人間味のある強さ(堅さ)を表現。一方、優しさは圧縮加工を施し柔らかさにこだわったニットで表現した。
 アクセントとなったスワロフスキーは、メタリックに近いものを使用することで年月の経った自然の石や鉱物を連想させる。タイツの柄は鎧の模様、フェイスの面は日本の面包(かぶとの下につける面)、ヘアスタイルは侍のマゲをヒントに。
 日本的な中にも西洋の雰囲気を融合させた今回のコレクションについてデザイナーの廣川玉枝氏は、「文明開化当時のような、日本と西洋のおもしろい組み合わせに興味があった」と述べた。

2009.03.26 (04:33)