
Image by: TSUMORI CHISATO
津森千里が手掛ける 「ツモリチサト(TSUMORI CHISATO)」が、「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/S」でブランド設立35周年を記念したランウェイショーを開催し、2026年春夏コレクションを発表した。
会場となったのは、ツモリチサトのアトリエ兼直営店である東京・渋谷のTC HOUSE。白い壁と無垢のフローリングを基調に、ブルーやピンク、イエローなどのカラフルな色や、大きなマーガレットの花のモチーフが随所に散りばめられた朗らかな空間でショーが行われた。
ツモリチサトがランウェイショーを開催するのは、2018年3月にパリファッションウィークで発表した2018年秋冬コレクション以来、約7年半ぶり。「35周年 TSUMORI CHISATO♡♡♡感謝♡♡♡♡」と題した今回のショーでは、花や魚、地球、虹といった津森が好きなモチーフを惜しみなく詰め込み、ツモリチサトならではのカラフルな色彩と、刺繍や編み柄、手描きイラストのプリントなどの多彩なテクニックで35年間の感謝の思いを表現した、全37ルックを披露した。
7年半ぶりのショーを終えた津森は、「今回のショーでは、子どものような気持ちを持っている自分らしく、私の好きなものを集めて皆さまへの感謝の気持ちを服で表現しました。色々な気持ちを詰め込んだので、皆さんに面白く見ていただけたら本当に嬉しいです」とコメント。終始にこやかに話しながらも、報道陣とのやり取りでは感極まって涙ぐむ姿も見せた。
「昔、三宅一生さんに『あなたは絵を描きなさい』と言われて、それで絵を描いていたらコレクションを作るようになり、それからまた絵を描いているうちにこうしてずっと続けてくることができました。私は服作りや生地作りが好きなので、これからも作りつつ遊びつつ、リラックスしながら面白く続けていきたいなと思っています。皆さんに助けていただきながら、本当に楽しく35年も洋服作りを続けてくることができ、とてもありがたく思っております」と話し、ショーを締め括った。
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