VIVIANO2026年春夏コレクション
AI時代に提示する、新たなロマンティックの形
Image by: Runway:FASHIONSNAP(Koji Hirano)、Backstage:FASHIONSNAP(Ippei Saito)

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VIVIANO2026年春夏コレクション
AI時代に提示する、新たなロマンティックの形
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ヴィヴィアーノ スーが手掛ける「ヴィヴィアーノ(VIVIANO)」が「Rakuten Fashion Week TOKYO 2026 S/S」でランウェイショーを開催し、2026年春夏コレクションを発表した。
今シーズンのテーマは「ネオ・ロマンティシズム(Neo Romanticism)」。技術の進化によってAIが急速に発達する時代の中で、「人の手で時間を掛けて作ったものは将来残るのではないか」と考えたデザイナーが、色を削ぎ落とし手仕事やディテールにフォーカスを当てることで、「ロマンティック」を再定義するコレクションに仕上げた。
重厚感のある黒一色に満たされた会場にヒールの足音だけが大きく響きわたる中、ショーがスタート。ファーストルックのクラシカルなブラックのサテンのロングドレスは、襟や袖口のフリルや、背中の繊細なレースとくるみボタンといったディテールの美しさを黒一色の静謐な佇まいが際立たせ、今季のテーマを象徴的に表した。
コレクションは、1920〜60年代のクチュールやヴィンテージピースと、1970年代のスポーツクラブという2つの異なる時代のスタイルから着想を得て製作。贅沢なラッフルやレースなどを用いたクチュールライクなブラックのドレスをはじめ、アンティークホワイトのランジェリーや室内着、背番号とロゴがあしらわれたレトロなトラックジャケットやポロシャツなどを融合したルックの数々を披露した。
「手仕事」を象徴するピースとしては、職人の手刺繍で白い薔薇のモチーフが施されたロングコートやジャケットが登場。クラシックで抒情的なムードと軽やかでレトロなスポーティーさを融合した中に、人間の温もりや手仕事の痕跡を随所に散りばめ、ヴィヴィアーノなりの新たなロマンティシズムを提案した。
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デザイナーのヴィヴィアーノ・スー(VIVIANO SUE)が2016年に立ち上げたブランド。チュールやラッフルなどデコラティブなエッセンスを取り入れたコレクションを展開している。