Interview | 彼が思う美意識について。vol.20

簡秀吉

簡秀吉

Interview | 彼が思う美意識について。vol.20

パスタを茹でながら考える
「新しさ」について 

リリー・フランキーさんが教えてくれたこと

簡秀吉

 「美しさ」の意味や考え方は、十人十色。傷ひとつないまっさらな状態も、時を重ねてなお輝くアンティークな状態も、美しさの一部だ。今を生き、未来への上り坂を駆け上がっている"彼"は、美しさをどう捉えているのだろう。ビューティ、ファッション、ライフスタイルの枠を超えて、彼の美意識を紐解く、オリジナルインタビュー。第20回は、俳優の簡秀吉にフォーカス。

 人の印象は、声や表情、佇まい、そしてその人がまとっている空気まで、さまざまな要素で成り立っている。彼は、そんな目に見えないものにも意識を向けていた。2022年のデビュー以降、作品ごとに異なる顔を見せ、この10月には人気ドラマの続編が放送。進化を続ける表現者としての顔がある一方、変わらず大切にしているものもあるようだ。

topic1.  "渡会紬嵩"がカムバック 1年ぶりに衣装を着用

 昨年放送され人気を集めたドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました」(原作:隠木鶉)のシーズン2が、10月17日から放送し、簡は学園で圧倒的人気を誇るグループ"四天王"の渡会紬嵩(わたらい・つかさ)を演じる。前作で魅せた爽やかな立ち居振る舞いはそのままに、よりレベルアップしたヴィジュアルで登場した。
⎯⎯ およそ1年ぶりとなる同作です。久しぶりに衣装を着ていかがですか。

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 前作の撮影やプロモーションが終わってからこの衣装を着ていなかったので、シーズン2の撮影が始まって、学校でこの衣装に袖を通した時は、ワクワクしましたね。それと同時に渡会の感覚が自然と蘇ってきたというか、スイッチが入りました。共演者やスタッフの皆さんもシーズン1からほぼ変わらないメンバーだったので、またお会いできたことがとても嬉しかったです。
⎯⎯ シーズン2の制作が決定した時は、やはり嬉しかったですか?それともプレッシャーを感じた? 

率直に、とても光栄なことだと思いました。シーズン1が終わってからも共演の藤本洸大くんや四天王メンバーと食事に行くことがあって、「いつかシーズン2が実現したらいいね」と話していたんです。出演者が一番続編を待ち望んでいたかもしれません(笑)。でもそれが実現したのは、シーズン1をたくさんの方に楽しんでいただけたからこそ。この作品を愛してくださっている方が、自分の想像以上にいるんだと思うと、込み上げてくるものがありました。それと同時に、役作りにも意識が向いていって。渡会のキャラクターをシーズン1から引き継ぎつつも、時間軸的にはあれから成長しているので、体型や表情などヴィジュアル面でも些細な変化をお見せできるように、原作を読み返しました。
⎯⎯ シーズン1の最終回は、藤本さん演じる日置朝陽(ひおき・あさひ)と渡会のカップルが誕生するハッピーエンドでした。その続きとなると、どう展開していくのか気になりますね。

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 シーズン2では日置や渡会が高校3年生になった学校生活が描かれます。受験が迫ってくる時期でもありますし、今作では勉強にもフォーカスしていて。恋愛以外の要素が色濃くなることで、ラブストーリーとしてのキラキラ感はそのままに、さらにリアルな青春を感じていただけるのではないかと思います。現役の学生さんにとっては日常と重なるシーンもありそうですし、大人の皆さんは昔を懐しく感じたり、改めて青春への憧れを抱いたりできるような内容になっています。環境が移り変わる中で、日置と渡会の関係性がどう発展していくのか、僕自身もとてもワクワクしながら撮影に臨んでいます。

‍ ⎯⎯ より深い内容になっているんですね。キュンキュンシーンは期待して良いですか......?

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 ぜひ、お楽しみに(笑)。シーズン1では、修学旅行や文化祭のシーンがありましたが、2では他の行事も出てくるので、また違ったトキメキを届けられると思います!

topic2.インパクトが大事な私服 買い物は"即決派"

 自身のSNSに私服での写真も投稿している簡は最近、ストリート系が気分だそう。そのクールな着こなしは、上記のドラマとは切り離された個人の好みでありながらも、演じたキャラクターの私生活を想像してしまうようなドキドキがある。

‍⎯⎯ Instagramにアップされている写真は、お気に入りのアイテムですか?

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 そうですね。少し前まではスラッとしたシルエットに見える服をよく着ていましたが、最近はオーバーサイズにハマっています。あえて大きめのTシャツを選んでタックインしたり、アイテムそのものの良さを生かしながら自分なりの着方を探すのが楽しいです。あとは、キャラものもインパクトがあってテンションが上がります。服を買う時は衝動買いが多いというか、即決派なので、派手な服に惹かれがちなんです。
⎯⎯ では自宅のワードローブにはTシャツが多い?

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 それが意外と、1番多いのはパンツなんですよね。無意識のうちに目がいっちゃうのかもしれません。コーデも、その日にはきたいパンツを決めて、そこからトップスやアクセサリーを組み合わせていく感じです。最近ジャケットも新調したので、ますますコーディネートの幅が広がりそうです。

‍⎯⎯ もうじきジャケットが着られる季節ですね。

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 そうなんです!最近買ったのは「地底人ONLINE」のもの。このブランドはすごく好みでいろいろ持っているんですけど、9月に出演させていただいたファッションショーでも地底人のアイテムを着用できたんです。これは本当に偶然で、嬉しかったし運命を感じました(笑)。

topic3.洗顔料すら使わなかった10代 美容意識を変えたもの

 澄んだようにクリアな肌質の彼は、意外にもシンプルケア派だった。自身の肌と向き合い、これまでいくつものアイテムを試してきからこそ着地したこの愛用アイテムについて、こだわりを聞く。
左から、エストラ「アトバリア365 クリーム」、「アトバリア365 クリームミスト」
⎯⎯ 簡さん、肌がすごく綺麗ですね。

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 ありがとうございます!スキンケアをちゃんと始めたのは今のお仕事をするようになってからなんです。2022年に「仮面ライダーギーツ」に出演した際、顔がアップで映るシーンも多かったことから美容への意識を高めなければ、と思うようになりました。それまで大きな肌トラブルを経験したこともなかったので、スキンケアには無縁だと思っていたんです。10代の頃は洗顔料も使わず、水だけで顔を洗っていたんですよ。でも、共演者やメイクスタッフの皆さんといろいろな話をする中で、トラブルがないからといってケアしないのは、よくないことなんだと気がつきました。

‍⎯⎯ 「エストラ(AESTURA)」のアイテムはどこで知りましたか?

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 知人のおすすめだった気がします。SNS含め、人の話を聞いてアイテムを選ぶことが多いんです。どこかで聞いたものを検索すると、アルゴリズムで似たような情報がたくさん出てくるじゃないですか。そうやって知識を広げていってる感じですね。シートマスクや美容液も時々使っていますが、今日持ってきたエストラの2つはかなりお気に入りです。もう6回くらいリピート買いしているんじゃないかな。
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⎯⎯ 毎日スキンケアをしてみると、肌に変化はありましたか?

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 ありました。やっぱり、うるおいが全然違いますね。一般常識かもしれませんが、乾燥って本当に良くないんですよ。冬のカサつきだけでなく、夏でも肌が乾燥するとテカリの原因になったりもしますし。毎日保湿力の高いアイテムでケアすることで、"何もない肌"から"ちょっと整った肌"にレベルアップする気がします。これから10年、20年と肌質もどんどん変わっていくと思うので、使うアイテムも時々見直しながらケアを続けていきたいですね。スキンケアの大切さと楽しさが分かってきてから、興味がどんどん広がっています。
⎯⎯ 最近気になったものはありますか?

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 今は美顔器を買ってみようと思っています。化粧水の浸透をよくするものを使って、スキンケアの効率を上げたいんです。「パナソニック(Panasonic)」の「バイタリフト」シリーズとか、「メディキューブ(medicube)」の「ブースタープロ」とか、いろいろな商品を知ってはいるんですけど、まだ手に取れていなくて。ものによってはリフトアップとかもできるみたいですし、俳優やモデルの仲間でも使っている人が多い印象です。僕も早いうちに取り入れたいです。メイク台の前で美顔器を使っている自分の姿が、もう目に浮かびますね(笑)。

topic4.彼の美意識

 彼が日々意識している美意識は、肌を整えることから、声や表情、立ち居振る舞いまですべてにつながっているようだった。

‍⎯⎯ 簡さんが思う「美意識」とは?

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 第一印象につながるものです。人の印象は会った瞬間にほぼ決まる、みたいな話を聞いたことがあって、第一印象をよくするにはどうしたらいいかを考えたんです。まずは見た目、そして声や表情、オーラ。目に見えないものまで含めて初めて会う人には伝わるものだと思うので、日頃から整えておかなくちゃいけないんですよね。じゃあどうしたらいいんだろう、と突き詰めた時に、まずはスキンケアでヴィジュアルを整えておこうと思ったんです。

‍⎯⎯ 本連載では 2026年3月に藤本さんにもご出演いただきました。その際彼は、美意識というものを「人間的な美しさ」と答えていらっしゃましたよ。

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 おお、なかなか良いこと言いますね。でも、本当にそうだと思います。美しさを意識しておこうとか、見た目を整えておこうという気持ちを維持していれば自然と人間力が上がっていくと思いますし、それが結果的に表情やオーラにも現れるんですよね。自分で自分のことを奮い立たせるのは意外と難しいですし、それをキープしようとすればなおさらハードルは上がりますが、そこを突き抜ければ習慣になりますから。これからも高みを目指して努力を続けていきます。
簡秀吉(かん・ひでよし)
2002年10月23日生まれ、京都府出身。2022年に俳優デビューし、同年「仮面ライダーギーツ」でドラマ初主演を務める。主な出演作は映画「BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏-」、ドラマ「幸せになりたいマサムネ君」(Netflixで配信中)など。10月17日(土)から放送のドラマ「修学旅行で仲良くないグループに入りました2」(ABCテレビ)で渡会紬嵩を演じる。Instagramは@hideyoshi_kan_official

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photography: Tomohiro Inazawa | videography: Shiho Yamaguchi, casting: Rika Yamaguchi, editing: Hikaru Kimura(FASHIONSNAP)
Published on: 2026.10.16