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伊勢丹松戸店が営業終了へ、赤字回復の見込み立たず

伊勢丹松戸店の外観
伊勢丹松戸店の外観
画像: 三越伊勢丹

 三越伊勢丹ホールディングスが、9月28日に開催された取締役会において伊勢丹松戸店の営業を2018年3月21日をもって終了することを決議した。

 伊勢丹松戸店は1974年に開店。1995年に新館を増床し、1996年のピーク時には売上高336億円まで拡大した。しかし、消費者の購買行動の変化や同一地域内の競合環境が厳しくなったことなどにより売り上げが低下し、赤字が恒常化していた。また2013年には大規模なリモデル投資を実施したが効果は限定的で黒字化には至らず、2008年度から2016年度にかけて計約38億円の減損損失を計上。同社は、「今後現店舗の競争力を高めたうえで運営を続けるためには多大な投資が必要となる中、投資回収の見込みが立たない」ことなどを踏まえ、営業終了に至ったとしている。

 同店に勤務する従業員のうち、無期雇用者については営業終了後、他部門・他店舗で引き続き勤務することを予定。また同店のみを勤務地とする条件で雇用契約を結んでいる有期雇用契約社員については営業終了時点で他店舗などでの就業希望者に対して再雇用を予定しているという。

■伊勢丹松戸店
所在地:千葉県松戸市松戸1307番1号
店舗面積:3万988平方メートル
売上高:181億3,000万円
従業員数:377人(無期雇用者146人、有期雇用者205人、他26人)