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パリで勝負ジョンローレンスサリバン 柳川荒士の挑戦

デザイナー柳川荒士
デザイナー柳川荒士
Image by: Fashionsnap.com
 「JOHN LAWRENCE SULLIVAN(ジョン ローレンス サリバン)」が2011年1月20日、パリで初のランウェイショーを開催した。テーラードを突き詰め可能性に挑戦し続けるデザイナー柳川荒士氏に、発表を終えたばかりの2011-12年秋冬コレクションや東京とパリとの違い、ブランドのこれからについてなどを聞いた。
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 元プロボクサーのデザイナー柳川荒士(Arashi Yanagawa)氏が東京からパリに発表の場を移すことを明らかにしたのは、2シーズン前の2010年3月。「新しい形で勝負したい」という思いから、2010-11年秋冬コレクションを最後に東京でのショーを休止した。次のフィールドとして選んだのはパリ。これまで6シーズンに渡って展示会形式で発表し続け手応えを掴んできたこともあり、パリ・メンズファッションウィーク期間中に初のランウェイショーを開催するに至った。「ブランドの可能性に挑戦する気持ち」と柳川氏は言う。

 2011-12年秋冬コレクションのキーワードは「二面性」。ブランドの要であるテーラードを追求しつつ、「人間の持つ内と外の二面性を、トラディショナルとストリート感のミックスでひとつのアイテムに表現出来たら」という考えから、素材やディティ-ル、小物やスタイリングに至るまで、全てに二面性を潜ませた。伝統的なアランニットをクラッシュさせたり、ウール地とレザーのコンビネーションなど、イメージと質感のギャップを交差させることでモダンな仕上がりに。「これまでよりルック数を絞り込んで、強く見せる事を意識した」という24体のコレクションが披露された。

 東京とパリの違いについて柳川氏は、「発表する場所が変わっても、もの作りに関しては何も変わらない。現時点で出来ることを全て表現するだけ」と払拭する。現地でショーと展示会を終え、来場者からは良い反響を得たとのことだ。「やはりコレクションが好きだと改めて感じた。JOHN LAWRENCE SULLIVANは自分自身ではじめたブランドで、走り始めたら止めるつもりはない。パリでどこまでいけるのか、自分でも過程を楽しみにしながら経験にしていきたい」と、さらに奮い立つ。

 今シーズンの「JOHN LAWRENCE SULLIVAN」は、徐々に人気を集めているウィメンズラインと、気鋭アーティストとコラボレーションするプロジェクト「THE SULLIVANS(ザ サリバンズ)」の発表が控えている。洋服だけに留まらない様々なクリエーションを通じて、「ムーブメントを発信できたら」と話すデザイナー柳川荒士の挑戦は続く。


■最新のJOHN LAWRENCE SULLIVAN 2011-12年秋冬メンズコレクション
 https://www.fashionsnap.com/collection/john-lawrence-sullivan/2011-12aw/

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