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フェノメノンのダーク&ファンタジックな道化師 2011-12年秋冬コレクション公開

PHENOMENON 2011-12AWコレクションより
PHENOMENON 2011-12AWコレクションより

 ミュージシャンの顔も持つデザイナーTAKESHI OSUMI(オオスミ タケシ)氏が手がける「PHENOMENON(フェノメノン)」の最新コレクションは、いつも音楽から生まれる。2011-12年秋冬シーズンのベースに流れるのは、ヒップホップからダブステップ、ウィッチハウスなどダークなダンスミュージック。ストリートとラグジュアリーといった境界線を超越し、「PHENOMENON」ならではの新たな魅力が炸裂した。

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 2010年3月の東京コレクション・ウィーク(JFW)に鮮烈デビューを果たした「PHENOMENON」は、USTREAM(ユーストリーム)配信した2011年春夏コレクションのショーが世界3位のアクセスを記録するなど、パンチの効いたコレクションで東京のファッションシーンを揺るがしている。今シーズンも、3回目のランウェイショーに向けて半年間準備を重ねてきたが、3月11日に発生した大震災の影響から開催中止に。津波で大きなダメージを受けた工場もあり、OSUMI氏は「ショックで立ち直れなかった」と、震災直後の心境を振り返る。しかし、「力を入れて作った服を何とか見せたい」という思いで、急遽ショーイメージのルックを撮影。展示会の開催と同時に公開した。

 「PHENOMENON」2011-12年秋冬コレクションに付けられたタイトルは「PINK CLOWN」。OSUMI氏の気分は、先シーズンのチルウェイヴからダブステップ、そしてウィッチハウスへと進化し、ダークでファンタジックな世界に突入。ハッピーで物悲しい道化師のごとく、ひとつのスタイルに二面性を潜ませた。キーカラーはピンクとブラック。数千個の指輪が付いたパーカーや、髪の毛をイメージした繊細な刺繍の迷彩シャツ、6種の素材を贅沢にはぎ合わせたライダースなど、溢れるテイストが混ざり合う。1つのジャンルや先入観に捕われず、自由かつ繊細な物作りは健在だ。OSUMI氏の得意とするストリート&エレガンスが、30体のスタイリングを通じてストレートに表現された。

■PHENOMENON - 2011-12AWコレクション全ルック  /collection/phenomenon/2011-12aw/

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