
ティファニー・アンド・カンパニーが、2012年3月4日、小田急百貨店新宿店本館に「ティファニー小田急新宿店」をオープンする。「Tiffany」の最新デザインコンセプトを取り入れた東京都内初のブティック。なお、同じ新宿エリアで営業している「ティファニー三越アルコット店」は、3月31日をもって閉店が予定されている。
2012年に創業175周年を迎えるジュエリーブランド「Tiffany」の新店舗「ティファニー小田急新宿店」は、小田急百貨店新宿店本館2Fに、約100坪の売場面積で出店。店内のデザインは格調高いシルバーがベースとなり、「Tiffany」を象徴するブルーやグリーンによって彩られる。壁面には、ティファニー本店のあるニューヨークの情景やアーカイブ コレクションのジュエリースケッチ、特別に制作されたアート作品などをディスプレー。ブランドの世界観を、芸術的な視点から演出する。
店内の2つのエリアには、異なるデザインコンセプトを採用する。ファッションジュエリーを中心に扱うエリアには、モダンでスタイリッシュなスクエアおよびストレートのショーケースを配し、一方でファインジュエリーとブライダルジュエリーを中心とするエリアは優雅な曲線でデザインされ、エレガントな空間に仕上げられる。店内の奥には、プライベート セールス(個室)を完備。ブライダル ジュエリーやファイン ジュエリーなど数々のダイヤモンド ジュエリーをはじめ、ファッションジュエリー、ティファニー専属デザイナーのジーン・シュランバーゼーとエルサ・ペレッティ、パロマ・ピカソによるコレクション、そしてレザー コレクションやギフト アイテムなどを幅広く揃える。オープンを記念して、「ティファニー キー」コレクションから、18 金イエロー ゴールド、18 金ローズ ゴールド、スターリング シルバーの異なる素材とモチーフの3本のキーがセットされたペンダント(税込 70,350 円)を先行発売する。
日本国内における「Tiffany」の店舗数は、「ティファニー小田急新宿店」の出店によって56となり、新宿エリアではコーナー展開を含めて5店舗目。同エリアにおいて、「ティファニー三越アルコット店」が「新宿三越アルコット」の営業終了に伴って閉店した後は、伊勢丹新宿店(1Fコーナーと4F)、新宿高島屋、小田急百貨店新宿店の4店舗体制となる。なお、「小田急百貨店新宿店」には、「Tiffany」と同じく「新宿三越アルコット」1Fに路面店を構え、3月末に閉店を控えている「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」が、2011年12月に新店舗を出店している。