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【パリコレ速報:前編】強さとエレガンスが共存する気鋭ブランド

Mugler 2012-13年秋冬コレクション Image by Shinichi Higuchi
Mugler 2012-13年秋冬コレクション
Image by: Shinichi Higuchi

 2012-13年秋冬パリコレクションが2月28日に開幕し、3月7日まで開催されている。今シーズンも100近いブランドが最新作を発表する。本格スタートとなった29日には、クリエイティブ ディレクター Nicola Formichetti(ニコラ・フォルミケッティ)による「Mugler(ミュグレー)」、「DAMIR DOMA(ダミール ドーマ)」など、気鋭ブランドが登場。究極の透明感や軽さ、美しい色やフェミニンなムード、若さなどを追求した2012年春夏コレクションの次のトレンドに注目が集まる。

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 前シーズンの反動か、若手のブランドが多い前半のコレクションでは、強さやマニッシュなイメージ、分量感のあるデザインや構築的なデザイン、黒と白を中心に赤などをプラスした色使いが目立った。強いだけではなく、1年前のクラシックに戻ったわけでもないが、マニッシュなデザインにフェミニンなムードや未来的な要素をプラスすることで新しさを出している。また、前シーズンはフレッシュなミニドレスなど足下が目立ったが、今シーズンは大きめの襟などポイントを上に持ってきたデザインも増えている。「VIKTOR&ROLF(ヴィクター&ロルフ)」に見られる、ファーブームといえそうな状況も定着した。

 数シーズン前まで、「Comme des Garçons(コム デ ギャルソン)」に代表されるアバンギャルドなデザインが目立ったパリコレクションだが、構築的な「RICK OWENS(リック・オウエンス)」や「Balenciaga(バレンシアガ)」、ミニマルで洗練された「Celine(セリーヌ)」の影響もあって、より現代的なエレガンスの流れに傾いている印象だ。

(文・写真 / ファッションジャーナリスト樋口真一)


■前シーズンのレポート
【2012年春夏パリコレクション総評】リアルと夢の間に隠れた新しさ /inside/paris-12ss/

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