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タケオキクチ創始者73歳でブランド復帰、世界を目指す

デザインディレクター福薗英貴と菊池武夫
Image by: ワールド
 ワールドが展開するメンズブランド「TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)」の創始者菊池武夫がクリエイティブディレクターに復帰する。現在73歳の菊池武夫は、2008年よりブランドを手がけてきたデザインディレクター福薗英貴とともに新体制を組む。2012年11月には渋谷の明治通りに国内における旗艦店を出店し、アジアを中心とした世界進出も視野に入れている。

 1984年にワールドに移籍した菊池武夫によって立ち上げられた「TAKEO KIKUCHI」は、1984年秋冬シーズンにデビュー。30代をメインターゲットに、今の時代をさりげなく着こなす男性のためのTOKYO発信ブランドとして、メンズファッションを提案。店舗数は現在、国内では百貨店中心に135店舗、海外では台湾と香港に出店している。

 7年ぶりに自身の名前を冠したブランドに復帰する菊池武夫は、2004年に「自分の年齢に合ったブランドを」という意思からブランドを離れ、ワールドで新ブランド「40CARATS&525」をスタートさせていた。菊池武夫は「ブランドを一時期外から見て、再び内側から見るという、異なる目線を活かしてディレクションしてみたいと思っている。現在、市場を含めて日本全体に閉塞感が漂う中、情熱を持って外に向けて発信する様なブランドでありたい」とコメント。デビューから28年間続く「TAKEO KIKUCHI」の国内市場における価値を一層高めていくことに加え、アパレルデザインの枠を越えて店舗や広告宣伝全体を再構築することで、本格的な世界進出を目指す。

 11月にオープンする予定の渋谷明治通りのフラッグシップショップは3フロア構成で、菊池武夫のアトリエやカフェを併設。2013年には、北京にフラッグシップショップの出店を計画している。ワールドの広報担当者は「ブランドを立て直すための復帰ではない。ブランドはかなり好調で、下は20代、上は50代まで幅広い世代から愛されている。メインターゲットと同じ世代の福薗と菊池がタッグを組むことで、ブランドとしての価値を強化していければ」と話している。

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