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クロスカンパニー新ブランド「KOE(コエ)」欧米視野に今秋スタート 目標売上1兆円

KOE ヴィジュアル
Image by: クロスカンパニー
 クロスカンパニーが2月24日、秋に向けて立ち上げるグローバル戦略新ブランド「KOE(コエ)」の概要を発表した。「着る人もつくる人も幸せになる服」を目指して「フェアサプライチェーン」を構築し、今年度は国内3店舗の出店を計画。同社初の欧米進出を視野に入れる。

 「earth music&ecology(アース ミュージック& エコロジー)」など主に女性向けの8ブランドを展開するクロスカンパニーは、今年で創業20周年。セレクトショップ業態からSPA業態に組織転換してから15年になる。「KOE」は、同社が今後更に成長を目指す上で、世界で展開するSPAブランドが必須という経営戦略を2012年に打ち出し、2013年春に準備室が立ち上がった。外部から人材を登用し、事業計画段階から事業推進のための特別チームを編成。社内からは、有名百貨店ニューヨークオフィスで勤務しMBAを取得したスタッフや、ロンドンのセントラル・セント・マーチンズ芸術大学を卒業しラグジュアリーブランドの服飾デザイナーを経験したスタッフなどを集め、また社外ブレーンとして国内外で活躍しているコミュニケーションディレクターやクリエイティブディレクター、およびアートディレクターを起用する。

 「KOE」はウィメンズ、メンズ、キッズで構成され、マタニティウェアも展開予定。メインターゲットは幅広いライフスタイルに興味がある30代〜40代で、テイストはモードとトレンド、そしてグローバルベーシック。中心価格は、ウィメンズのアウターが16,900円、シャツが4,900円、ニットが6,900円、ボトムスが5,900円、メンズのアウターが17,900円、シャツが5,900円、ニットが6,900円、パンツが6,900円、キッズのアウターが7,900円、シャツが3,900円、カットソーが3,900円、ボトムスが4,900円。平均客単価は8,000円を想定する。

 柱となる「フェアサプライチェーン」とは、環境負荷を可能な限り抑制し、生産背景における人権や労働環境に配慮することにより、ひずみを生まないフェアな生産を行うことで、クオリティの高いものを生み出す取り組み。具体的には、素材にリアルファーやリアルレザーを使わないことや、オーガニックコットンの使用の推奨、違法な児童労働や長時間労働のない生産環境の管理、純利益の1%をNGOやNPO団体に寄付し社会貢献活動に還元することなど。グローバル社会に存在する様々な社会的課題と向き合うブランドを目指すという。
 
 店舗展開は、秋に国内の地方都市に1号店を出店し、今年度は国内3店舗、2015年度は国内7店舗、2016年度は国内外で15店舗の新規出店を計画。2017年には欧米を含めたグローバルチャネルを視野に入れた展開を加速する。初年度開業の売場面積は約200坪を予定し、将来的には400坪規模を構想。2020年度には売上高1,000億円、将来的には売上高1兆円を目指すという。

【トップに聞く】クロスカンパニー 石川康晴「創業20周年テーマはグローバル」
 http://www.fashionsnap.com/inside/crosscompany-ishikawa-14/

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