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伊勢丹×小松精錬、玉ねぎで染色した「オニベジ」バッグ販売

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玉ネギの外皮で染色するデモンストレーションを行った(伊勢丹新宿本店本館2階のザ・ステージ2)

最先端の技術を消費者に発信したい――小松精錬は、三越伊勢丹と協業し、伊勢丹新宿本店本館2階のザ・ステージ2で9日まで、タマネギの皮を活用した天然色素による合繊染色「オニベジ」のトートバッグを販売している。

商品化は初めて。店には、小松精練の社員3人が販売員として常駐し、技術や生産背景を訴求するとともに、「消費者の評価を直接聞くことで、今後の素材開発に広がりを持たせる」(水落昭人営業1部長兼ファッション衣料販売G長兼東京営業所長)。

タマネギのモチーフを随所に配したファーマーズマーケットのような空間を、全61色のバッグでカラフルに彩った。A4サイズがすっぽり入るトートタイプで、価格は1万2000円。計1300個の数量限定販売で、中には2、3個だけの色もある。

小松精練は、東京営業所の社員28人を販売員として派遣して素材をアピールするほか、接客を通じて得た消費者情報を素材開発につなげる。初日は、開発者の澤出依美開発本部研究開発室研究員がタマネギの外皮で生地を染色するデモンストレーションを行い、来館者の足を止めた。

会期終了後は10月7日まで、伊勢丹オンラインストア、イセタン羽田ストアで販売する。
オニベジは、超硬質素材「コンブ」をベースにした合繊の改質技術、タマネギ外皮に含まれる成分のケルセチン、化学染料、クチナシやザクロの皮などの植物から抽出した天然染料を組み合わせ、合繊に天然色素を安定的に染着することを実現した染色加工で、今年6月に発表した。

天然染料ならではの優しい色合いが特徴。堅牢度の基準をクリアしつつ、色あせなどの経年変化も楽しめる仕様になっている。バッグは製品染めを採用し、オニベジが醸すナチュラルな雰囲気を際立たせた。


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店内は「オニベジ」で染めたトートバッグ全61色がずらり

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