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GUCCIフリーダが被災地で奨学生と交流「ファッションで夢を提供できたら」

GUCCI奨学生と交流するフリーダ・ジャンニーニ
GUCCI奨学生と交流するフリーダ・ジャンニーニ
Image by: Fashionsnap.com

 「GUCCI(グッチ)」のクリエイティブディレクターFrida Giannini(フリーダ・ジャンニーニ)が10月26日、東日本大震災被災地の仙台を訪問した。「GUCCI」が日本ユネスコ協会連盟を通じて支援している奨学生と初めて対面し、イタリアから来日した職人によるバッグ製作のワークショップを開催。今後も活動を続けることで「子供たちに夢を与えられたら」(フリーダ・ジャンニーニ)とし、被災地の学生を対象に継続的に支援する。

 

 「GUCCI」は、2011年3月11日の震災後からこれまで、岩手県と宮城県、そして福島県の3県で被害の大きな市町村にある家庭の小学生および中学生に対し、返還不要で奨学金が給付される制度「ユネスコ協会就学支援奨学金」の支援を続けてきた。これまでに2,000人(2014年7月時点)の子ども達に給付されており、そのうち被災地域に住む高校生96人を「GUCCI奨学生」として支援している。

 初めて被災地を訪れたフリーダ・ジャンニーニは、特に被害が大きかった荒浜地区を視察した後、約10人の奨学生と対面。「ここに多くの人の生活があったことを思うと胸が一杯になりました。今回、子ども達に会えたことが何よりのギフトです」と話した。「GUCCI奨学生」とその家族らは、イタリアから来日した「GUCCI」のアルチザン(職人)の指導の元、革製品の製作プロセスの説明を受けながらミニサイズのトートバッグを製作。参加した高校1年〜2年生の学生は「本格的な革のバッグを作れるなんて驚いた」「難しかったけれど楽しかった」などと話し、フリーダ・ジャンニーニと会話するなど交流を深めた。

 「GUCCI」による社会貢献活動について、CEOのパトリツィオ・ディ・マルコは「常に一環していて、主に子供や女性の権利に焦点を当ててきた」とし、東北の被災地支援については未来のある子供達の支援に注力しているという。フリーダ・ジャンニーニは、「ファッションデザインは、夢をデザインすること。そして夢を提供すること。GUCCIというブランドが行動することで、コミュニティが広がり、社会貢献や支援の意識を高めることが出来ると思う。こういった活動が子ども達の将来につながれば」と話した。今後の活動として、日本の職人技術の継承や発展についての活動を手がけている中田英寿とのパートナーシップを強化することなどを計画しており、日本と長期的な取り組みを続けるという。

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