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ストーンや輪ゴム、山水画...エルメスが"「線」のはじまり"に焦点当てた展覧会開催

Image by: Fashionsnap.com

 「エルメス(HERMÈS)」が、シンプルな「線」を考察する展覧会「線を聴く」展を銀座メゾンエルメス フォーラムでスタートした。森美術館のリニューアルオープンを飾る展覧会「シンプルなかたち展:美はどこからくるのか」の関連企画として開催。自然の中に見出すことが出来る線や、線の生まれる場所に焦点をあてた作品をグループ展形式で紹介する。

 フォルムと同様に「線」の表現は美術の中でも常に重要なテーマで、ドローイングやカリグラフィー、抽象絵画等、造形美術において線をめぐる多くの考察がされ、作品が生み出されてきた。「線を聴く」展は、線が生まれるきっかけに焦点を当てて、分野を超えて作品を展示。批評家ロジェ・カイヨワの約60点のストーンコレクションや、騙し絵のような手法で描かれたジュ・ビンの山水画、A4サイズ紙や輪ゴムなどオフィス用具を用いたイグナシオ・ウリアルテの平面作品、数式によって形成されるグリッドや線や点のズレによって生じるモアレ現象のリサーチしたカールステン・ニコライと日本の建築家アトリエ・ワンのコラボレーションよる作品展示など、8組のアーティストの自然や日常など、あらゆる視点から「線」を探求できる。

 来日したエルメス財団のディレクターカトリーヌ・ティクネス(Catherine TSEKENIS)は、「『シンプルなかたち展』は非常に広く、豊かなテーマ。そのことから別の広がりを魅せるに至りました。無限に新しい章を描き続けることができるという気持ちです」とテーマの広がりについて触れ、森美術館との連動開催について「エルメスが日本に愛着を持っているという証ですね。同時に、私たちにとってもこのような形で仕事ができるということに大きな意味があります」とコメント。同展を密かな線に耳を澄ますきっかけや、線に導かれるまま開かれた景色を味わう機会を創出する機会とし、「どうか"線の声"を聞き逃さないでくださいね」と続けた。

■「線を聴く」展(Listening to the Lines)
会期:2015年4月24日(金)~7月5日(日)
月~土曜 11:00~20:00 (最終入場 19:30) 日曜 11:00~19:00(最終入場 18:30)
会期中無休 入場無料
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム(中央区銀座 5-4-1 8 階 TEL: 03-3569-3300)
主催:エルメス財団
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

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