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世界最貧国の男たちがなぜ?コンゴ発「サプール」の素顔知る写真集 日本語版で登場

Image by: 青幻舎

 昨年12月にNHKのドキュメンタリー番組で取り上げられ大きな反響を呼んだ、「世界一エレガントでかっこいいコンゴの男たち」にフィーチャーした写真集の日本語版が発売される。「サプール(SAPEURS)」と呼ばれるこの男たちは、世界で最も貧しい国のひとつ、コンゴ共和国の首都ブラザビル郊外にあるバコンゴ地区を拠点に、決して裕福とはいえない生活を送りながらエレガントであることに誇りと情熱を持つ世界でも例を見ない特殊な集団。日本語版の写真集「SAPEURS the Gentlemen of Bacongo」は6月中旬に発売される予定だ。

 

 2009年にイギリスで初めて刊行された「SAPEURS the Gentlemen of Bacongo」の日本語版は青幻舎が発行し、序文はデザイナーのポール・スミスが執筆を担当。イタリア人の写真家ダニエーレ・タマーニが、サプールの中心的人物に会って撮影したスナップと彼らへのインタビューなどで構成する。価格は2,300円(税抜)。

 サプールの正式名称は「おしゃれで優雅な紳士協会(La Societe des Ambianceurs et des Personnes Elegantes=通称SAPE)」。彼らは高額かつ豪奢な衣服を購入するために働きお金を貯めて、時間をかけて選んだハイブランドのスーツに身を包み、街なかで人々のまなざしを集めている。サプールは外見に気を配ること以上に紳士のルールを身に付けることを何よりも重視し、本物の紳士は礼儀や優しさを知らなければならないという考えのもと、教養を身に付け、洗練された立ち振る舞いを体得。地元住人たちからもセレブリティのように羨望の眼差しを集め尊敬されているといい、現在ではキンシャサやパリ、ブリュッセル、サウス・ロンドンなどに「支部」を持つ世界的な運動となり始めている。

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