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ヤマダ電気と蔦屋家電の違い

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ヤマダ電機が郊外を中心に40店あまりを閉店した。ショールーミングが当たり前になった今、価格競争や商品量ではネットに太刀打ちできないことを象徴する。

対照的に業界関係者が熱い視線を送るのが、二子玉川ライズSCにオープンした「蔦屋家電」。先日都内で開かれたSC協会のパーティーでは、複数の在阪デベロッパー幹部が「東京に来るついでに蔦屋家電を見てきた」と口を揃えた。

蔦屋家電はネット購買率が高い書籍と家電を軸にしながら、"ネットに対抗する店"を標榜する。家電はデザインが優れたものに絞り込み、値引きはしない。その代わり、生活シーンごとに関連書籍やテナントを交え、ライフスタイルを五感に訴求する。カフェやレストスペースも他店とは一線を画した環境デザイン・スケールで気持ちよく過ごせる空間を提供し、知的好奇心や購買意欲をかき立てている。

ファッション業界はヤマダと同じ状況下にある。店舗の閉鎖ラッシュも始まった。商業施設や百貨店の空いた区画に何が入るのか、どんな店・業態が生まれるのか。期待したい。(藤) (2015/6/16)

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