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空港型免税店を導入する「銀座三越」が全館リモデル、ウィメンズ・メンズは服売場縮小

三越銀座店の外観
三越銀座店の外観
Image by: Fashionsnap.com

 三越銀座店が9月2日、大規模リモデルの概要を発表した。「最旬グローバル百貨店」をコンセプトに、婦人雑貨、婦人服、紳士服・雑貨、リビング、サービスの各フロアを刷新し、10月14日にグランドオープン。湾岸エリア等の都心生活者のニーズに対応すると共に、年内には8階に空港型の市中免税売場「Japan Duty Free GINZA」や来年2月には13階に「海外顧客ゲストラウンジ」を設けるなど、急拡大するインバウンド需要に品揃えとサービス面を強化する。

 

 銀座三越は増床リモデルから5年が経過し、「銀座が大きく変わってきている。2020年の東京五輪も見据えて(前回のコンセプトを)進化させる」(浅賀誠 店長)ことを目的に今回の全館リモデルを実施。41〜49億円を投資し、隣接する湾岸エリアの居住者増加や訪日外国人の利用拡大といった周辺環境に対応するほか、三越伊勢丹の基幹店の中でも独自のカラーを強めていくという。館内では、世界と東京の両トレンドを意識したMDを採用。日本特有の"モノ・コト"を色濃く提案する。

 8階のワンフロアを「Japan Duty Free GINZA」に一新することから、同フロアで営業していたリビングは7階に移設し、着物や工芸品も絡めて「企業メッセージの『this is japan』を最も表現するフロアにする」という。それに伴い紳士服は5階と6階で展開するため売場を20%以上縮小すると同時に、本物志向のブランド・商品やオーダーシステムを充実化。婦人服も売場を10%以上削る一方で各フロアのコンセプトを改め、3階では東京に特化したモード、4階では世界基準にこだわったインターナショナルモード、M5階では銀座の女性に向けたコンテンポラリーを提案する。売上を大幅に拡大させている時計はM2階全体、ジュエリー・アクセサリーはM地下1階から同1階に移して展開。また本館地下1階の化粧品は新館まで売場面積を30%拡大させ、日本初上陸を含む7つの新規ブランドを導入する。

 各フロアのエスカレーター前には情報発信基地となるプロモーションスペース「グローバルメッセージ」を設け、一定の期間毎に最旬のトレンドを紹介。2010年の増床リモデル時から打ち出している自主編集売場「銀座スタイル」には今回のリモデルを機に、日本ならではの感性を発信するゾーン「ジャパンフィルター」を新設する。

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