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sacai阿部千登勢が毎日ファッション大賞 2度目の大賞を受賞

sacai 2015-16年秋冬コレクションより(photo by sacai)
sacai 2015-16年秋冬コレクションより(photo by sacai)

 2015年度「毎日ファッション大賞」の受賞者が発表された。大賞は「サカイ(sacai)」のデザイナー阿部千登勢。新人賞・資生堂奨励賞は「クリスチャン ダダ(CHRISTIAN DADA)」を手がける森川マサノリ、鯨岡阿美子賞はNYを拠点とするパターンメーカーoomaru seisakusho 2, inc(大丸製作所2)の代表、大丸隆平が獲得した。

 

 大賞の阿部千登勢は、コム デ ギャルソンで経験を積んだ後、1999年に「sacai」をスタート。「日常の上に成り立つデザイン」をブランドコンセプトに新たなクラシックスタイルを表現して国内外に展開を広げ、2011年からパリでランウェイショー形式のコレクションを発表。現在ではパリのファッションウィークを代表するブランドのひとつとして注目されている。「毎日ファッション大賞」は、2007年以来2度目の受賞となる。新人賞・資生堂奨励賞の森川マサノリは、1984年生まれで現在31歳。2010年秋冬コレクションで自身のブランド「クリスチャン ダダ」を発表し、アドレッセンス(思春期)性を持ったコレクションを展開。現在では東京ではウィメンズ、パリではメンズのファッションウィークに参加し、西陣織や刺繍など日本の高い技術を現代的なコレクションに取り入れている。

 ファッション界で長く発展に寄与し、功績のあった人やグループに贈られる鯨岡阿美子賞は、2008年にNYでパターン会社を立ち上げた大丸隆平が受賞。今年1月には、米国ファッション協議会(CFDA)らによるファッション製造業の助成プログラム「第2回CFDA FASHION MANUFACTURING INITIATIVE」に、日本人が運営する企業として初めて選ばれるなど、NYデザイナーらから絶大な支持を得ている。話題賞は、東京で2つの大きなショーとアーカイブ展を開催した「ディオール(Dior)」。特別賞は、1948年創業の第一織物株式会社が輝いた。

 毎日新聞社が主催する「毎日ファッション大賞」は、年間を通じてファッション活動で優れた成果を上げた個人や団体を顕彰する賞で、2015年で33回目。第1回の1983年大賞に輝いた「コム デ ギャルソン(Comme des Garçons)」の川久保玲をはじめ、過年度受賞者には日本が世界に誇るデザイナーらが名を連ねている。前回の2014年の大賞は「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」のデザイナー宮前義之、新人賞・資生堂奨励賞には「マメ(mame)」を手がける黒河内真衣子が受賞。2015年度開催の授賞式は、11月5日に開催が予定されている。

■毎日ファッション大賞:公式サイト

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