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「ランバン」のアルベール・エルバスが退任へ、ディオール後任の憶測も

アルベール・エルバス
アルベール・エルバス
Image by: Fashionsnap.com

 「ランバン(LANVIN)」のアーティスティック・ディレクターを務めるアルベール・エルバス(Alber Elbazが、同職から退くことが明らかになった。28日の深夜、本人の署名入り文書が公開された。

 

 イスラエル人デザイナーのアルベール・エルバスは、地元シェンカー工科技術大学でデザインを学び1980年代に渡米。「ギ・ラロッシュ(Guy Laroche)」や「トム・フォード(TOM FORD)」などのメゾンで経験を積み、2001年から「ランバン」のアーティスティック・ディレクターを務めてきた。14年の在籍期間には、「ランコム(Lancôme)」「H&M」と協業するなど、ブランドの成長に貢献した。

 一部のメディアでは、デザイナーはメゾンから全体の10%に当たる株式を保有していたが、それでも退任に至った原因は経営陣、特にメゾンのオーナーShaw-Lan Wangとの間に不和が生じていたため、と報じている。発表された文書の冒頭には、メゾンの離脱について「会社の筆頭株主の決定」と記されており、これがWangにあたることから、退任の理由は自らの意志だけではないようだ。文書にはそのほか、長年在籍したアトリエや友人、クライアントへの謝辞が綴られ、最後に「ランバンが然るべき経営ビジョンを見つけることを願う」というコメントで締めくくられている。

 エルバスは22日にNPO団体「ファッショングループインターナショナル(Fashion Group International)」の授賞式で約17分に及ぶスピーチを披露したばかり。先週発表されたラフ・シモンズ(Raf Simons)の「ディオール(Dior)」クリエイティブ・ディレクター退任に続くニュースになったが、エルバスはラフが手がける以前から「ディオール」に移籍する噂があったため、ラフの後任を務めるのではないかという憶測を呼んでいる。現代のモード界を代表する両者の今後の動向に注目だ。

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