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【インタビュー】「プロエンザ スクーラー」デザイナーに聞くNYブランドの今

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 NY発ラグジュラリーブランド「プロエンザ スクーラー(Proenza Schouler)」のデザイナージャック・マッコロー(Jack McCollough)とラザロ・ヘルナンデス(LazaroHernandez)が、9年ぶりに来日した。2015年に国内展開がスタートしたばかりのブランドだがすでに世界10店舗の直営店を持ち、バッグ事業をはじめプレタポルテも好調だという。成長を続ける今も「拠点を移すことはない」とNYに留まる事を語る2人にNYブランドの現在、自身達のブランドについて聞いた。

 NYのパーソンズで出会ったという2人は、「友人になりともに課題などをこなしていくうちにお互いの美意識が重なるようになり、パーソンズの最後の年には2人でのコレクションを制作しました。同校で学生がコラボレーションしてコレクションを発表するのは初めてだったようです。そのコレクションがバーニーズ ニューヨークのバイヤーに注目され、作品は未だ学校には戻っていません。そういった流れの中でこの世界に飛び込んで、今ここにいます」とファッション界に足を踏み込んだきっかけを振り返っている。

 在学中にジャック・マッコローは「マークジェイコブス」、ラザロ・ヘルナンデスは「マイケル・コース」でそれぞれ経験を積み、2002年にブランドを創立。現在ではNYに2軒の家を所有しているといい、ファション界の"成功者"へと着実に歩を進めている。これまでに他の都市のブランドからディレクターポストのオファーを受けたことがあるが、「魅力的な提案だったが、今は自分のブランドでやらなければいけないことがたくさんある。私たちがNYに常にいないと、自分たちのブランドが上手くまわらなくなります。なのでNYに出来る限りいないといけないと思っています」と断っているという。「四大コレクションの境界線はどんどん曖昧になってきています。NYはコマーシャルでで保守的で、ビジネス色の強いイメージがありますよね。ミラノはセクシーで派手、パリはもっとコンセプチュアルでハイファッションという既存のイメージは今やもう古く、ネットを通して情報へのアクセスが容易になったことで様々な要素が混ざり合い、NYと一括りにしても様々なファッションが存在しています。だから私達は自分たちのブランドが"NY的"だとは思っていません。パリでコレクションを発表したとしてもきっと馴染むと思っています」と語った。

 「NYは僕達にとってホームのような場所です。コレクションを違う都市で発表してみるということには興味があります。私たちはこれから未来で起こることにオープンでいたい。未来は動きや変化が早いので、勿論慎重に様子を見ながらですが」と語る2人の当面の目標は直営店とブランドの認知拡大。2017年にはロレアルと協業して「私たち自身とても楽しみにしています」とブランド初のフレグランス発表も控えている。

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