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"45年間の企業秘密"とは「MIYAKE ISSEY展:三宅一生の仕事」が公開

Update:

【5月27日】来場者数10万人突破。国立新美術館が開催する自主企画展で10万人を達成するのは2007年に開館して以来初めて。

Image by: FASHIONSNAP

 世界的なデザイナー三宅一生氏の約45年間の仕事を紹介する展覧会「MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事」が、報道陣に公開された。15日に開かれた記者発表会と開会式には、三宅一生氏が登場。展覧会について「45年間、企業秘密にしてきた我々のものづくりを公開している」と話す三宅氏は、来場者に向けて「質問があれば近くにいるスタッフにどんどん尋ねてほしい。何でもお応えします」とメッセージを送った。

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 展覧会は1970年に発表されたジャンプスーツ「タトゥ」にはじまり、2016年製作のインスタレーション「Makig Things」まで、百数十点のウェアをはじめ映像作品やオブジェなどを展示。初期のデザインにおける試みを探る展示室Aと、胴体部を覆う衣服「ボディ」に注目した展示室Bは、三宅一生氏と20年来の付き合いである吉岡徳仁氏が空間デザインを手掛け、本展のために製作したというオリジナルのボディを展示に用いている。最も広い展示室Cは佐藤卓氏が担当し、三宅氏の原動力となる「素材」や「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」「A-POC」といったいくつかのテーマを、意匠のあるユニークな展示方法によって具体化した。なかでもブランドの象徴なる「プリーツ」の制作過程を初公開するために織機が運び込まれたのは、国立新美術館にとっても初の試みとなる。3つの展示室の後には、中村勇吾氏が手掛けたインスタレーションやフィルム作品が閲覧できるスペースが設けられた。

 展覧会のきっかけについて三宅氏は「21_21 DESIGN SIGHTを開館をしてすぐに国立新美術館にご挨拶に来た。その時にこんなに大きな美術館でいつか展覧会をやってみたいな、とつぶやいたことが現実になった」と明かし、「我々はテクノロジーと時間を費やしてきたが、こうやって45年間を振り返ってみるとたくさん失敗した思い出や『またやってみたい』という再発見があった。佐藤さんの魔法の力(ディレクション)により日本のクリエイティブな方々が集まり、定型の展覧会ではないが、年齢関係なく、楽しく面白いものを提供できる展覧会に仕上がったと思う」と話した。

■MIYAKE ISSEY展: 三宅一生の仕事
会期:2016年3月16日(水)〜6月13日(月)
休館日:毎週火曜日 ただし、5月3日(火・祝)は開館
会場:国立新美術館 企画展示室 2E 東京都港区六本木7– 22–2
開館時間:10:00〜18:00 金曜は 20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
主催:国立新美術館
共催:公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団、株式会社 三宅デザイン事務所、株式会社 イッセイ ミヤケ
観覧料:当日/1,300円(一般)800円(大学生)
前売/団体:1,100(一般)500 円(大学生)

■展覧会に関する問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

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