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【動画】"妖怪クチュール"で「リトゥンアフターワーズ」の服が復活、県や施設を巻き込んだ実験的なショー

コレクション「妖怪-gege-」のフィナーレ
Image by: Fashionsnap.com

 デザイナー山縣良和氏が手がけるファッションブランド「リトゥンアフターワーズ(writtenafterwards)」が「妖怪」がテーマの2016-17年秋冬コレクションで服の販売を復活させた。東京のファッションウィーク期間中に公式日程で開催されたショーは、山縣氏が大使を務める鳥取県が協力。会場となった表参道ヒルズ内では翌日から同氏が手がける展覧会を開催するなど、様々なプロジェクトを巻き込んだ実験的なコレクション発表となった。

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 「リトゥンアフターワーズ」はこれまで、「アダム」や「織姫」といったオリジナルの物語をシリーズ形式で発表するなど、服を販売するためだけではないファッションの表現に特化して活動してきた。2014年には新たにビジネスを前提に市場と向き合うリアルクローズのライン「リトゥンバイ(written by)」を発表。しばらく「リトゥンアフターワーズ」の服は販売してこなかったが、今回のショーでは山縣氏の持ち味である自由で独創的な表現がクチュール技術で反映された「リトゥンアフターワーズ」の服が主役を張り、「リトゥンバイ」と2つの軸で展開される。

 「地球」をテーマに様々な方面から話題を集めた1年前のショーに続く今回は、一般客も含め多くの観客の注目を浴びる中で開催。2016-17年秋冬コレクションは山縣氏と同じ鳥取県出身で昨年亡くなった水木しげる氏にオマージュを捧げ、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪を連想させるモデルらが表参道ヒルズ地下のホールから大階段まで百鬼夜行のようにパレードした。デッドストックの稀少なテキスタイルやオリジナル素材に手仕事や装飾が施された「リトゥンアフターワーズ」のクチュールウェアと、ニットやスウェットといった「リトゥンバイ」のカジュアルウェアをミックスしてスタイリング。鳥取砂丘の砂でレリーフを製作する会社モルタル・マジックの協力を得て"砂丘ドレス"を仕立て、会場では鳥取の日本酒や砂丘をモチーフにしたスイーツがふるまわれるなど、鳥取県が製作段階からショー当日まで様々な面で協力した。表参道ヒルズ同潤館のギャラリー「ロケット」では発表されたばかりの新作コレクションが展示され、翌週からは一般客も含めて受注会を開催するなど、ショーに留まらない一連のプロジェクトとしても新しいコレクション発表の形が示された。

【動画・画像】writtenafterwards / writtenby 2016-17年秋冬コレクション「妖怪 -gege-」

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