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ムスリムきものブランド「異邦人」、ツカモトコーポレーションが開発

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ハラル・ジャパン協会と共同で

ツカモトコーポレーションはハラルビジネスを支援するハラル・ジャパン協会と共同でムスリムきものブランド「異邦人」を開発した。米在住コーディネーターのリエ・ワタナベによる「ヒジャブリエ」、ムスリム市場デザイナーの山梨榮利子による「アクトレスインク」にも、きものを素材として提供し、ともにイスラム市場の開拓を目指す。

異邦人では、ツカモトコーポレーションの振袖などのきものや帯をリメークし、民族衣装のアバヤやヒジャブ(頭部を覆うベール)を製作。和装需要が減少を続ける中で、形を変えて世界に発信し、文化継承や産地を守ることにつなげていく。ワンピースやツーピース、ワイドパンツなど多様なスタイルが特徴だ。

ヒジャブリエはムスリムからヒアリングした情報をもとに、きものの伝統柄や、黒系が中心のアバヤに白など上品なカラーバリエーションを取り入れている。きもの柄の上にシフォンを重ねたパーティー向け商品も。アクトレスインクは、知的障害を持つクリエーターと協業し、そのデザインをヒジャブに表現した。

4月にドバイで開催された観光見本市「アラビアントラベルマーケット」に出展、5月6日に都内で報告会を開き19点を披露した。「日本からの出展が少ない中で存在感を示せた。関心が高く、可能性を実感した」と扇谷英二ツカモトコーポレーション経営企画部長。

ドバイモールのブティックから協業の打診も受けている。イスラム教徒は約19億人、世界人口の4分の1を占める。主に中東・東南アジアで5万~10万円の価格帯での展開を想定するが、国・地域により民族衣装のスタイルやルールが異なるため、テストマーケティングを重ねて販路や価格、販売方法を決めていく。

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